土佐高知の雑記帳

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かった」「ことしも戻りカツオ食べられる」と思ったが、記事をよく読むとどうもそうでないみたい。

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水産庁が２９日ひらいたのは地方自治体や漁業団体などを集めた説明会で、読売新聞によると１００人が集まったんだという。

説明会を開いた理由は、「魚介類の放射性物質による汚染を心配する声が広がっている」（デイリースポーツ）からで、担当者が説明したという。

デイリースポーツによると次のようになる。
----（引用開始）----
担当者は「現時点で市場に出回る魚に問題があるとは考えていない」と話し、冷静な対応を呼び掛けた。
水産庁は、海洋魚の体内に放射性セシウムが入っても、速やかに体外に排出され、体内には蓄積されることはないと説明した。

千葉県が県内漁港で水揚げされた魚を対象に行った調査では、カタクチイワシから食品衛生法の暫定基準値を大幅に下回る微量のセシウムが検出されただけで、ブリなどからは検出されなかったことも強調した。
----（引用終了）----

これを読めば、現段階で水揚げされた魚の調査では異常がなかったということ、放射性セシウムは速やかに魚の体外に排出されるから問題なしと言うことになる。

「読売」ここう報じる。
----（引用開始）----
独立行政法人・水産総合研究センターの研究員らが、放射性物質の魚介類への影響の研究結果を示し、「魚介類への放射性物質の蓄積は、水銀などと比べて極めて少ない」「海水で希釈され、放射性物質の濃度は薄まる」などと説明した。
----（引用終了）----

ここで疑問。
放射能に汚染された物質が海洋に流れ出ても、「海水で希釈され、放射性物質の濃度は薄まる」なら、なにもいまフクシマ原発から海に流れ出るかもしれないトレンチからの放射能に汚染された水のことで大騒ぎするんだろうか？

希釈されるなら気にしなくて良いではないか。
ドンドン水を原発に放水すればよろしいし、海に流しても気にすることはない。

どうも国の説明は「危険だけど安全」という矛盾した説明にしか聞こえない。

誰か魚介類や海の放射能汚染について、説明できる人はいない？

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