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旅行・地域

2009年12月17日 (木)

温泉と声を枯らしたみーちゃん

先週の土曜日にみーちゃんを獣医さんに預けて実家に戻ったEKKA。
翌日、両親と3人で山形県の上山温泉に向かった。
2泊3日の旅行の開始だ。
母とEKKAは山形新幹線に乗るのは初めて。
父は退職した会社の元同僚たちと旅行の会を作っているので
あちらこちらに行っていて何回も乗っていた。
山形新幹線は両側2席ずつなのでかなり快適である。
これは仙台から東北新幹線と分岐したあと、
在来線の線路を通るため車両幅を広くできないからだとか。

上山温泉に着くとホテルから車でお迎えが。
しかし、乗って2分で着。近い!!
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ホテルの玄関では猫の大きな置物がお出迎え。
ホテルに良く現れる野良猫ちゃんがモデルだそうだ。
お客さんを迎えるように玄関にいたので
「福猫」として扱われていたらしい。
現在は行方不明で、その子どもが時々来るらしいが、
EKKAの滞在中は一度も姿を見せてくれなかった。

取りあえず温泉に1回浸かってから夕食。

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ホテルの夕食は山形牛の牛鍋を含む色々。
牛鍋といっても左端にある小さなパーソナル鍋に野菜と牛肉2切れがあるだけですが・・・。
これでもか〜!!とばかりに大量に出してくるタイプの料理ではなかったのでホッ。
適量が一番ご飯を美味しく食べることができるんである。

温泉は無色透明だけど、身体の芯まで温まる良いお湯。
温泉のお風呂の写真も撮りたいところだけど
カメラを持ち込んだら変質者になってしまうので自粛。
翌日の天気予報が雪らしいので、降ったら出かけずにだらだらしようということに。
パソコンを持ってこなかったこともあり、夜はさっさと消灯。

翌日は、曇り。
バスで俳人の斎藤茂吉記念館に。
うちの父は俳句の某会の同人なので、父が行きたいところだったのだ。
私は名前と精神科医だということと、北杜夫の父というくらいしか知らなかった。

しかし・・・昔の精神病院って「脳病院」っていうのですな。
なんてストレートな名前!!
実は精神科よりも、今となっては実態に沿っているような気もするけれど。
精神科という名前だと、気の持ちようで治ると思う人がいるかもしれないけれど、
胃や肺と同じような病気だから、脳病院でもいいのかも。

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記念館の下には、茂吉記念館前という奥羽本線の駅があった。
線路を見ると、ついつい写真を撮ってしまうEKKAである。

この日の昼は蕎麦。
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鴨汁蕎麦を食べたのだが、写真を撮るのを途中まで忘れていた。

この後、ホテルに一度戻り、母は昼寝。
父と私は付近を散歩し、街のあちらこちらにある足湯めぐりに出かけた。
ホテルの向かいに猫が見つけ、近寄ったら逃げていってしまった。
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けれど、出かけてすぐに雪交じりの雨が降り出し、
足湯はお城の前の一カ所だけで断念した。
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ホテルに戻り、部屋でまったり。

獣医さんに電話をして、みーちゃんの様子を聞いた。
ちゃんとご飯も食べて、看護士さんに構ってくれとねだっているそうな。
この電話でかなり気が楽になった。

2泊目の夕食は豚しゃぶを含む色々。
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翌朝、目覚めると外は真っ白。
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かなりの寒さ。
朝食前に温泉に入り温まった。

この日は、帰るだけの日。
観光などはせずに、チェックアウトしたらまっすぐ帰る。
本当に温泉だけが目的の家族旅行でありました。
このまま本当はみーちゃんを迎えに行きたいのだけれど、
両親と旅を振り返る話をするまでが旅行の行程なので(EKKAにとって)
実家でもう一泊。
そして、今日(日が変わってしまったので昨日だけど)
やっとみーちゃんを迎えに行った。
みーちゃんは獣医さんの所で4泊。
病院のドアをあけて「こんにちは〜」というと
待合室の奥の診察室の一番奥のケージからみーちゃんの声がした。
看護師さんが「みーちゃん、おかあさんが迎えに来たのがわかるのね」と。

しかし、みーちゃんの声が枯れている!!
みーちゃんはニ゛ヤー、ニ゛ャーと叫ぶように鳴いていた。
「かーちゃん、どこ行ってたんだよ〜、ひどいよ〜、待ってたんだよ〜」
色々と文句を言っているのがわかった。
看護師さんも「みーちゃん、いろいろ言いたいことが溜まってたのね〜」。

みーちゃんはご飯は食べていたし、看護師さんにも構ってもらっていたのだけど
看護師さんの話によると
病院の玄関の戸が開く度に、「かーちゃん、かーちゃん」と鳴いていたらしい。
(実際にはニャーだけど)
「みーちゃんはおかあさんがいつ来るのか、ずっと気にしていたんだよね。良かったね〜」
よく見ると、顔も緊張しているせいか表情がきつい。
苦労させてしまったようだ。

みーちゃんをスリングに入れて抱いて帰る途中、
ずーっとみーちゃんは文句を言い続けてきた。
EKKAはそれに「はい、はい」と返事をしつづけた。

帰宅してご飯を食べたみーちゃんは
安心したのか爆睡してしまった。
こんなに爆睡しているみーちゃんを見たのは初めてだ。
獣医さんの所では、やっぱり緊張していたのだろう。
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目覚めてからは、つねにEKKAの後をついて回る。
少しでも姿が見えなくなると大騒ぎ。
預けられている間は我慢していたけれど、もう我慢できないのだ。
「かーちゃん、かーちゃん!!」
今日はずっとみーちゃんに呼ばれ続けていた。

今は足元で寝ているけれど
寝言をたくさん言う。
「ここにいるよ」と言うと鳴かなくなる。

ずいぶん我慢させてごめんねと謝るかーちゃんである。
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