2013年7月25日に行われた、広島対巨人の公式戦第14戦の試合結果
広島 082 000 010|11
巨人 000 020 000| 2
勝 前田健 8勝5敗
負 宮國 4勝5敗
S -
【本塁打】キラ5号、ボウカー8号、岩本2号
昨日あれだけの長打攻勢を見せつけられて、東京ドームでカープが勝つには前田健が完投・完封するくらいの投球を見せる以外には考えられない。
そうでなければ、リリーフが安心して投げられる状況を作るために大量援護といった打線の援護が必要になる。
それが両方実現するのだから分からないものだ。
宮國は2回にストライクがどんどん真ん中に集まる単調な投球となり、打者一巡の攻撃で8点を奪う猛攻を見せたが、前田健が自らタイムリーツーベースを放ったのが大きかった。
締めくくりにはキラに久々のホームランも飛び出し、さすがに東京ドームでの試合と言えどカープペースとなった。
昨日は小窪、今日は岩本にホームランが飛び出し、懸念材料の代打成績も徐々に改善されつつある。
調子のいい打者がいると勢いに乗せられるのも若いチームの特徴で、打線はやはりキラ効果で上向きにある。
大量リードの8回には今村が登板し、苦労しつつも何とか無失点に抑える。
終わってみれば完勝の試合となったが、昨日の試合内容が頭の片隅にあるのか、試合中の選手は決して浮かれているような仕草は見せなかった。
この1勝で東京ドームでの苦手意識が消えるという単純な話ではなく、巨人にとっては単なる一敗で、次回対戦時にはまた自分たちの戦い方をしてくるだろう。
一喜一憂では後半戦を戦い抜けない。
ここから借金を全部返済し、Aクラスを目指すという明確な目標を掲げて、良い流れには乗る、悪い流れは引きずらないという後半戦を見せて欲しい。
- 関連記事
-