広島カープの青木高投手と巨人の小野投手のトレードが決まった。
青木高は故障からの復活を目指し、今季は開幕からファームでリリーフで登板していた。
巨人の小野は、イースタンリーグで今季5試合に登板し、全て先発している。
成績は5試合で31イニングを投げ3勝2敗で、防御率2.32。与四球7、奪三振11。与四球率は1.97、奪三振率は3.09となっている。
かつては150キロ超の速球が魅力の投手ということであったが、最近の球速は最速で140キロ前半のようだ。
一番最近の登板は4月18日のイースタンリーグの対日本ハム戦。
この試合では7イニングで4失点と崩れてしまったが、それまでの4試合では0、1、1、2失点と纏まった投球をしていた。
イースタンの開幕投手を務めていたことから、首脳陣の小野にかける期待は強かったものと思われる。
カープの投手陣は、先発では中崎がコントロールの不安定さから今後もローテーションに残れるかは不確かな部分があり、中日から移籍の久本も5イニングで7四球を与えた投球から、次回の登板内容次第では本来のポジションであるリリーフに回る可能性もある。
昨日の試合では今井が復帰登板を果たしているが、どのタイミングで先発復帰となるかは、これからの投球内容次第という状況。
かつては先発もしていた青木高ではあるが、リリーフ専門となっている状況を考えると、小野が即先発ローテに入ってくるかは分からない。
ただ、たちまちは中崎のポジションに入って先発して、内容によっては中崎、久本、今井、中村恭と、この小野を含めて投手陣の再編を考えているのではないだろか。
野村も故障後初めて実戦登板を果たしているし、順調にいけばGW明けに1軍に戻って来れるかもしれない。
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