2020年7月18日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦4回戦の試合結果
ヤクルト 110 033 001|9
広 島 101 000 020|4
勝 小川 4勝0敗
負 床田 1勝2敗
S -
【本塁打】なし
床田の立ち上がりは、コースヒット、詰まらせた当たりがポテンヒット、スライダーの失投をセンター前ヒット。
3連打でノーアウト満塁のピンチを背負い、村上にスライダーが内に入ったところを捉えられライト前タイムリーヒット。
ただストレートは低めに決まっており、結果程内容が悪いとは思えない。
ライナーゲッツーで息を吹き返し、1回を24球1失点とまずまずの立ち上がりとなった。
一方のカープは、連打、進塁打、犠牲フライと、最低限の得点の奪い方で同点に追い付き、2回から仕切り直しが出来る展開に持ってこれた。
しかし、2回は牽制悪送球はあったものの、小川に逆球のストレートを逆方向へ弾き返され、ライト前タイムリーヒット。
低さはいいが、初回からストレートが逆球となっている分だけ、ヒットゾーンに飛ばされてしまっている。
ともかく、仕切り直しの2回に、しかもエラー絡みで勝ち越されたことで、試合の流れはヤクルトへ行ってしまう。
流れをつかむためには、勝ち越し機に一気に突き放すしかないが、小川相手には同点までは持って行けたが、勝ち越すには至らず。
そして中盤以降は、完全に試合の流れがヤクルトにわたってしまい、突き放される一方。
ケムナの投球と、どれだけ粘られてもストレートを投げ続け、力で捻じ伏せた島内の投球が救いの試合だった。
また、個人的な意見で申し訳ないが、今はテレビ観戦をしている。
メガホンかカンフーバットかは分からないが、物を叩くような音が続き、前田さんには申し訳ないがテレビの音を消して観戦した。
理解のできないリズムの音を常に聞かされる状態というのが、どれ程身体に影響を与えられるのか、実体験させられた。
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勝っても負けても、デタスポ氏の、溢れるカープ愛を極力抑えるかのような、冷静な筆致に徹している記事に毎回感銘を受けながら拝読しております。
イレギュラーな今季を象徴する、スタジアムの音の風景、、
個人的には、メジャーリーグのように、応援団や鳴り物を拝したスタイルを希求しているので例年より静かな今の状況は好ましくおもっているのですが、貴兄のおっしゃるとおり、あのコンコンコンコン…と鳴るプラスチック製の木魚のような音には閉口させられますね。。
消音して映像のみで観戦するスタイルは、臨場感には欠けるものの精神衛生を保つにはまことに有用な手段だと、おおいに共感致しております。