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【カープ情報】2019.08.14 広島対巨人 公式戦20回戦 7回が勝負の分かれ目、リリーフ陣が崩れて突き放される

2019年8月14日に行われた、広島対巨人の公式戦20回戦の試合結果

巨人 000 100 213|7
広島 000 100 000|1

勝 菅野 9勝5敗
負 野村 6勝4敗
S -

【本塁打】なし

菅野対野村は、6回までは内容はともかく、互角の試合展開となった。
野村が先制を許した場面では、ゴロヒットが内野の間を抜けていくヒットを3本集められたが、野村の特性を考えると、打球が上がらないヒットは仕方がない。

ただ、100球を超えた6回表にはややボールが高く浮き始め、7回表の続投は不安を感じていたところ、連打で失点。
あとは、リリーフ陣が失点を重ね、一気に突き放されて、結果的には大敗となった。

野村の疲れが見えていたとしても、勝ちパターンのリリーフが次々とファームで調整に入っている中、若手に踏ん張ってもらいたかったと言う願いは叶わなかった。

特に岡田に関しては、ファームでも調子が上がってきたとはいえない中での一軍昇格で、投球練習ですら不安を感じさせるコントロールだった。
岡田の今日の内容では、次回登板はないどころか、復調の兆しすら見えないと言わざるを得ない。

攻撃面では、菅野に対し、坂倉を3番に抜擢し、結果ノーヒット。
菅野に対し、内容の薄いバッティングになってしまったが、4打席を与えられたという点に関しては、自信を持って次からの試合に臨んでもらえればと思う。
また、強風のためにフェンスオーバーしなかったのではないか、という打球が2つあったし、相手の好守備に阻まれたケースもあった。
菅野に対し、手も足も出ず、完全に力負けという雰囲気ではなかった。

野村が7回にギアを上げられずに捉まったのに対し、菅野は7回にギアを上げて150キロ超を投げ込んできた。
勝負の分かれ目は、この7回だった。

カード負け越しとなってしまったが、松山をファーストで起用している場合以外は、全体的に守備は堅かった。
9連戦中にリリーフ陣を入れ替えるケースが続き、やや落ち着きを欠いた部分はある。
勝負の9月に、もう一度スパートを掛けるための調整期間を生かして、調子のピークを合わせてもらいたい。

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