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【カープ情報】2016.10.12 広島対DeNA CSファイナルステージ第1戦 ジョンソン完封勝利、打線も繋いで5得点

2016年10月12日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦の試合結果

DeNA 000 000 000|0
広 島 002 000 21×|5

勝 ジョンソン 1勝0敗
負 モスコーソ 0勝1敗
S -

【本塁打】なし

カープにとって、初めて本拠地で迎えるクライマックスシリーズとなり、その盛り上がり具合は未知とも言える。
やっと試合が行われる、という待ちきれなかった気持ちを抱いて試合が始まる。

まず、ジョンソンの立ち上がりは、慎重にコースを狙ったピッチングという印象。
際どいコースが外れてカウントを悪くするケースが多いが、間違っても甘いコースには投げないという意識が働いているよう。

試合勘が云々、という報道をされていることも頭にあり、やはり実戦感覚を取り戻すまでは、簡単に勝負にいかないという意味合いもありそう。

先頭の桑原にフルカウントから四球を与えてしまうが、梶谷をショートゴロ併殺打に打ち取り、これで球場の雰囲気も相まって、いい試合のスタートが切れた。

また、モスコーソのピッチングは、ストレートの球威、キレが抜群。
田中は、真ん中付近にツーシームが入ってきたところを、コースに逆らわないでレフト線へ運ぶ二塁打で出塁したが、菊池、丸はストレートに振り遅れるケースも目立った。

3回裏の攻撃では、先頭の田中がフルカウントから四球を選び、菊池が送りバントを決める。
ジョンソン、モスコーソ共に調子を上げつつある状況で、1点を先制する意味の大きさを考えたのだろう。

そして丸は、アウトコース高めに浮いたカーブを捉え、センターオーバーのタイムリー二塁打で先制する。
新井は、威力十分のストレートをアウトコースに連続で決められ追い込まれるも、最後のアウトコースのカットボールをコースに逆らわないバッティングを見せる。
この打球は一二塁間を破り、ライト前タイムリーヒットで2点目。

時折甘くなるコースを、逃さずヒットゾーンに運べる打線の集中力を感じる攻撃だった。

5回まで毎回ランナーを出し、常に先手を取って攻撃が出来ている。
点差こそ2点だったが、相手に流れを渡さない前半だった。

さて、良い形で試合が運べているが、気になる点がないわけではない。
ストレートに強い鈴木が、モスコーソのストレートに振り遅れるケースが続き、甘いカットボールを打ち損なうバッティングとなっていた。
これこそが試合勘が取り戻せていない、象徴的なケースかと思う。
ただ、ザガースキーとの対戦ではボール球には手を出さず、形は崩れていないし、1試合こなすことで徐々に状態が上がって、次の試合でここぞという場面での一打を期待したい。

また、6回裏の攻撃では、ショートゴロを放ったルナが、一塁ベース上でロペスと交錯し、体を強打して交代するというアクシデントもあった。
右肩、右手首あたりを傷めたようにも見え、送球が難しい状態ということもあって、安部に交代する。

ジョンソンのピッチングは、回を追うごとに安定感を増し、クリーンアップから始まる7回表のDeNAの攻撃を、あっさり三者凡退で抑えきり、守備から攻撃へリズムを作る。

すると7回裏の攻撃では、先頭の石原が詰まりながらセンター前ヒットを放つと、ジョンソンが送りバントを決める。
この試合で1度送りバントを失敗しているだけに、この送りバントの成功は、このCSファイナルステージを戦う上で、ミスをすぐさま取り返すという、ペナントレース同様のカープの攻撃を取り戻すことにも繋がる。

そして、得点圏に進めたランナーを、田中がタイムリーで返し、菊池もここまで苦労していたストレートを打ち返して、センター前に落とすタイムリーとし、点差を広げていく。

8回には、代打エルドレッドが、ザガースキーの高めのストレートを強引に引っ張り、左中間突破のタイムリー二塁打でダメ押し。
5点のリードを奪って、最終回のマウンドにジョンソンが上がる。

球数は8回で92球と余裕があり、被安打2ということでピンチらしいピンチもほとんどない。
もちろん、1番からの攻撃で油断は出来ない。
ただ、明日以降の試合を考えると、完封勝利というのも、これから登板する投手への良い援護にもなる。
そういう意味でも、ジョンソンへの期待が大きくなるところで、2番の梶谷に三塁線を破られるヒットで出塁を許し、ロペス、筒香の前にランナーが出た。
しかし、ロペスはアウトコース低めのストレートでセンターフライに打ち取り、筒香にはインコースのカーブで芯を外してライトフライに打ち取り、見事完封勝利達成。

先勝したという結果も大きいが、短期決戦でもっとも恐れていた打線の不発というのがなかったことで、勢いに乗っていける勝利だったように思う。





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