2016年7月13日に行われた、広島対巨人の公式戦13回戦の試合結果
巨人 010 003 200|6
広島 000 000 000|0
勝 田口 5勝6敗
負 黒田 6勝5敗
S -
【本塁打】阿部5号、村田11号
今日の黒田の立ち上がりは、先頭の橋本到にセンター前ヒットを打たれ、送りバントを決められて1アウト2塁というスタートとなる。
左打者の橋本には打ち返されても、3番坂本、4番長野の右打者2人に対しては、ツーシームで内野ゴロを打たせ、ピンチを切り抜ける。
そして初回のカープの攻撃は、先頭の田中が四球で出塁するも、すぐさま牽制死となってしまう。
やや集中力を欠いたような逆の突かれ方で、前回の黒田の登板試合同様、野手は相当プレッシャーに感じているのだろうか。
2回表には、阿部に対しほとんど変化することなくツーシームが真ん中高めに入ってしまい、右中間スタンドへ先制本塁打を浴びてしまう。
その本塁打のみで抑え、追加点は許さなかったことでまだ試合の流れはどちらに傾いたとも言えない状況になったが、2回裏のカープの攻撃は、やはりチグハグ。
先頭のルナが四球を選び、新井がライト前ヒットでノーアウト1、3塁。
鈴木の打席でフルカウントになったことで、一塁ランナーの新井がスタートを切るが、鈴木は見逃し三振。
二塁送球も悠々アウトのタイミングで、新井は一二塁間に挟まれようとする動きをしたが、ルナは三塁から動けずに三振ゲッツー。
それでも2アウト3塁のチャンスは残ったが、下水流は敬遠気味に歩かされ、石原は右中間へ打球を飛ばすも、ライト長野のスライディングキャッチに阻まれた。
昨日から長野の守備には得点を阻まれている。
3回裏の攻撃でも、1アウトから田中の放ったセンター返しの打球が、田口にグラブの下を通過したものの、体に当たって投ゴロに打ち取られるなど、日米通算200勝へ向けて、ここまでチームを試そうとするものなのかと、それほどに重い記録なのだと実感させられる。
4回裏には2アウト2塁のチャンスで一本が出ず、5回裏にはノーアウト1塁から石原の三塁線へのライナーは村田がファインプレー。
じわじわと得点の入らないプレッシャーも大きくなっていき、逆に6回表、2アウト3塁から阿部の一塁線への打球は、ワンバウンド目がイレギュラーしたとはいえ、新井のすぐ左へのゴロ。
しかしバウンドを合わせ損なってライト前へ抜けていくタイムリーとなって、逆にリードを2点に広げられてしまう。
そして、悲鳴が上がった。
低めのツーシームを捉えた、村田のレフトスタンドへのツーランが飛び出し、4点のビハインドとなってしまう。
拙攻、走塁死、エラーとまではいかないが拙い守備。
ギリギリで耐えてきたが、この内容では勝利を手繰り寄せることは難しいと、突き離されてしまったかのよう。
プロ入り以来、好投はされても頑なに勝利は与えなかった田口に、ついにカープ戦での初勝利を、黒田に投げ勝ったという結果も伴って与えることになった。
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…少しでもヒヤヒヤをいさめたいがために甘えたお伺いをしてしまっています。
簡単で結構ですので、お手すきの時間に…宜しくお願いします!