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【カープ情報】2016.06.28 広島対ヤクルト 公式戦12回戦 野村リーグトップキープの9勝目、チームは10連勝達成

2016年6月28日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦12回戦の試合結果

ヤクルト 010 001 000|2
広  島 001 200 00×|3

勝 野村 9勝2敗
負 山中 3勝6敗
S 中崎 1勝3敗16S

【本塁打】雄平7号、田中7号、大引4号

昨シーズンは手も足も出なかった山中を、今季初対戦時に打ち崩した。
野村はプロ入り以来ヤクルト戦では高援護もあって好相性を誇っている。
それだけで試合前に有利不利ということは言えないにしても、9連勝中の勢いは間違いなくある。
一方でヤクルトは抑えのオンドルセクが登録抹消となり、勝ちパターンで起用されるリリーフ投手が一枚少なくなっている。
序盤から上手く攻めていければ十分に勝機はある。

野村の初回のピッチングは、先頭の大引の三遊間への緩いゴロを野村が素早く処理し、アウトにするというキレのいい動きが見られた。
2番坂口へはボール先行となっても際どいコースへ投げ切り、ファーストゴロ。
川端も同じような打球のファーストゴロで三者凡退に打ち取った。

山田が4番に入っていることで、3人で打ち取れれば初回から山田と対戦しなくてもいいというのは、調子がいい投手には助かる打順に思える。
もちろんランナーを貯めて山田に回すのは避けないといけない。

そしてカープの初回の攻撃は、田中が2球で追い込まれるが、ファールで粘った末にセンターフライに打ち取られる。
ただ、全くタイミングをずらされるというボールはなく、左打者が攻略の糸口になりそうな雰囲気は感じた。
菊池が空振り三振、丸が投ゴロでこちらも三者凡退。

2回の野村は、山田に対して強気に攻めてツーシームでセンターフライに打ち取ったが、雄平にはカットボールが甘く入ってしまい、ライトスタンドへの本塁打で先制されてしまう。
全般的には失投は少なく、振れているヤクルト打線への警戒心が強まることになる。

そして、3回裏のカープの攻撃で、一打席目の内容が良かった田中が、ストレートを上手く溜めてライトスタンドへの本塁打で同点に追い付く。

ただ、4回表には先頭の坂口に四球を与えてしまい、川端にはらしいと言っていい、バットコントロールで打たれるヒットで繋がれ、ノーアウト1、2塁で山田を迎えることになる。
しかし、ここでも強気に攻めてライトフライに打ち取ると、雄平をショートゴロ併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けた。

このピンチを凌ぐと、直後の4回裏の攻撃で、先頭のルナが三遊間を破るレフト前ヒットで出塁すると、鈴木は追い込まれてから、見逃し三振でもしてしまったかのような打席の外し方をした後に、アウトローのスライダーをバットの先端に引っかけてレフト前ヒットで、ノーアウト1、3塁のチャンス。
ここで打席に入った新井は、2-2から逆球のようなインハイのストレートを叩くと、レフト前に落ちるタイムリーで1点勝ち越し。
さらに続く松山は初球のインコースのボールを捉えてライト前タイムリーヒットを放つが、これもキャッチャーの構えとは逆に来ている。
コントロールミスが続いているだけに、一気に攻めたいところではあったが、石原の打席では失投はなくなった。
石原がキャッチャーフライに倒れ、改めて野村に送りバントのサインが出る場面ではあったが、バントが一塁への小フライとなって送ることが出来なかった。
ちょっともったいない攻めではあったが、ともかく勝ち越しに成功。

カープは続く5回裏にも、代わった松岡から先頭の菊池がレフト前ヒットで出塁するが、丸の打席でエンドランを仕掛けて三振ゲッツーという、流れの良くない攻撃が見られた。

こうなるとヤクルト側の反撃が始まるきっかけにはなる。
6回表の先頭の1番大引に、真ん中高めのツーシームを、右方向へ打ち返されると、ボールが高かった分高い放物線を描いてライトスタンドへ飛び込んだ。
1点差に詰め寄られて、さらに坂口、川端、山田と続く打線は見事に切り替えて抑えきった。

そして実はこの大引の本塁打が、両チームを通じて、この試合で出た最後のヒット。
また、あまり触れないで良い話題かもしれないが、小窪の開幕からの代打での成績は18打数ノーヒットに伸びた。

ヤクルトが松岡、成瀬、久古、ルーキという無失点リレーを見せると、カープもジャクソン、中崎という無失点リレーを見せる。

先発投手が失点しても、リリーフ陣が無失点で繋いでいくと、試合を立て直すことが出来るというお手本のような試合。
冒頭で触れたヤクルトのリリーフ陣の不安要素を感じさせないようなピッチングで、意外なほど静かな終盤となり、カープが逃げ切って10連勝を決めた。





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