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【カープ情報】マイク・ザガースキー投手の成績

広島カープが2015年の新外国人選手として契約に合意したと報じられた、マイク・ザガースキー投手(31)の成績

183cm、109kg、左投げ左打ち。

メジャー、マイナー問わず、先発経験はほとんどなく、ほぼリリーフ専門の投手。

最速154キロのストレートを主体とするピッチングで、持ち球はスライダー、ツーシーム、チェンジアップ、カーブ。
メジャーでは、コントロールに難があるためか、信頼のおけるリリーフという立場にはなっていないようだが、それでも高い奪三振率を誇っている。
スプリット系のボールがなく、チェンジアップの割合も、全球種中1%ほどしか投げておらず、ストレートとスライダーで三振を奪っていくスタイル。
もっとも、そのスライダーが縦の変化球と呼べる軌道を描くため、縦スラを決め球として使っている。

2009年以降は、カテゴリーは違えど2014年までの6年間で毎シーズン50試合前後に登板しており、リリーフとしての経験は豊富と言える。

特筆すべきは、奪三振率の高さ。
3Aでの通算奪三振率11.99というのは、近年来日した外国人投手の中でも断トツの数字。
参考までに3A通算奪三振率は、ミコライオ10.64、ヒース9.63、フィリップス8.28、サファテ9.40、ソコロビッチ10.44となっている。

こうなると与四球率の高さについても覚悟しないといけないが、3Aでの通算与四球率は4.34と、やはり芳しくない数字が残っている。
3A通算与四球率は、ミコライオ3.83、ヒース4.24、フィリップス4.18、サファテ5.31、ソコロビッチ3.97となっており、数字上は制球に自信を持てる投手とは言えない。

サファテの来日初年度のように、ある程度コントロールに気をつけて投げれば、それなりにストライクゾーンに決められるようだと、ストレート、ツーシームでカウントを稼いで、縦のスライダーで三振を奪うスタイルが嵌る可能性はありそう。

 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2005(A-)1583404.60 45.0 2347215431.38 3.00 8.60
2006(A)4204413.51 56.1 2246022751.21 3.51 11.98
2007(A+)1200051.10 16.1 2604300.61 2.20 16.53
2007(AA)600001.29 7.0 120280.57 2.57 10.29
2007(AAA)700002.00 9.0 2706111.44 6.00 11.00
2009(A+)320000.00 3.0 020010.67 0.00 3.00
2009(AA)4503483.57 53.0 2142727631.30 4.58 10.70
2010(AAA)5202333.27 52.1 1944327711.36 4.64 12.21
2011(AAA)46040112.65 54.1 1643327631.29 4.47 10.44
2012(AAA)600002.00 9.0 231270.56 2.00 7.00
2013(AAA)4506323.04 53.1 1844424831.28 4.05 14.01
2014(AAA)4604102.08 60.2 1442129831.17 4.30 12.31
マイナー通算325102619303.00 419.1 140328211855381.22 3.97 11.55
AAA通算2020167162.68 238.2 71183121153181.25 4.34 11.99
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20072501005.91 21.1 1425311211.69 4.64 8.86
20108000010.29 7.0 8815111.86 6.43 14.14
2011400005.40 3.1 241342.10 8.10 10.80
20124500005.54 37.1 2337519341.50 4.58 8.20
20137000017.05 6.1 12111853.00 11.37 7.11
メジャー通算8901007.05 75.1 59851146751.74 5.50 8.96


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楽しみな反面・・・
こんばんわ

奪三振率の高さ、左の中継ぎ経験豊富というところが補強のポイントなのかもしれませんが、
この時期の獲得発表にずいぶん早いという印象を受けました。
体格からナックルを武器とするフェルナンデスを思い出して不安になりました。
当の本人のピッチングを見るからにその心配はなさそうですがね。

まだ球団側から今季助っ人の去就の発表はされていませんが、あと1人新たに来るか、来ないかですかね。
楽しみです。
[ 2014/10/18 01:24 ] [ 編集 ]
Re: 楽しみな反面・・・
ザガースキーの制球面は、球団側は心配していないという受け取り方のようですね。
今季46試合登板中、無四球だったのは30試合で、その30試合で失点したのは3試合のみ。
1イニングで1四球は問題ないとして、1試合で複数個四球を与えているのが8試合。
そして、その8試合中で失点をしたのが3度ですので、安定感抜群とはいかないと思います。

ただクローザーではないので、回跨ぎやワンポイントでの起用が多くなっています。
カープのリリーフ陣は一人1イニングという起用が多く、1イニング限定での登板に限れば、今季は自責点0です。
もっとも数字のからくりがあって、0/3、1/3、2/3といったイニング途中での交代があった11試合中3試合では自責点があります。
もちろん四球が絡むケースが多いです。

サファテやミコライオといった、来日前の評価ではコントロールに難があるという投手を獲得する際、制球面は問題ないというコメントを出していましたが、「制球難での自滅が少ない」とまで言い切ってはいなかったように思います。
とはいっても、「少ない」を素直に受け取るか、「たまには(自滅も)あるよ」という受け取り方をするかで、両極端な結果が出そうな投手のように思います。


新外国人に関しては、あと左打ちの野手の獲得を目指しているそうですが、野手はエルドレッドとロサリオがいますから、普通に考えれば3Aでそこそこの実績を残している中堅クラスの選手が候補なのでしょうね。
[ 2014/10/18 10:58 ] [ 編集 ]
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