標準レンズなるもの
2011年 09月 20日
たまに,自分の画像を見直して,わー困難撮ってたら駄目だ、どんどん下手になって行く、どうしようもないなという思いがぶり返すと、初心に戻ろうと引っ張り出す。
自分が撮った画が,初めて満足できて好きになれたのもその時のレンズは、やっぱりPlanar 1,7/50 T*,標準レンズ。
教官の何人かにも,お前,そっち方面やるなら,○○紹介するぞみたいな話を言われたし,西表島で数秒間の宮崎さんとの邂逅もあった(ご本人は絶対に覚えておられない自信がある)。今でもワイフ共々,岩合さんの猫写真は見つけたら手にしている。けれど,そっち方面の才能が満たない私は,そっち方面にはいけなかった。
今は,webでナショジオを誰でも野生動物の見事な画像を見られる時代になったけれど,それでも,凄い動物写真を見れば,やっぱり心が踊る。
残念ながら、小型のコンデジや,4/3以下のミラーレス一眼が結構な高画質をたたき出しつつ台頭する中,小型軽量などとは言えなくなった。
でも,その写りにおける余裕の或る画質は,とても安心感があってボケ表現も含めて、私自身は役目が終わったなと思うことはまだない。
ミラーレス一眼が基本となり、また,高画質のアドバンテイジは疑いないと言えども、135フルサイズの意味が変質しようとする状況にあって、各社,この標準レンズ自体を,今後どう意味付けて行くのだろうか。少なくとも廉価版のf1.8-2.0クラスの標準レンズは,最初の入門レンズ的な機能は,カメラ店でも伝えることはほとんど無くなったろう。
ただ『135フルサイズの意味が変質しようとする状況』というのはどうかな?と思います。
綺麗に背景をぼかしたいという願望がある限り、大きな撮像素子を使用したいという潜在的な需要はあると思います。
障害になっているのは価格で、それさえクリアーできれば状況は変化するのではないでしょうか。
たとえば、フルサイズ撮像素子を持ったコンタックスのT2みたいな機種があったら、相当売れるのではないでしょうか?
写っいますね、フィルムカメラ、バグース!!
今、義父の形見のNF-1
義兄の形見のF2
その他、防湿庫です。
フィルムは、陸上の出番が減りましたが、
水中は、未だにD300と同じくらいに、
F801Sが活躍しています。
これからもです。
フィルムカメラ、永遠なれ!!!!
今度のFujifilmのX10か,SigmaのDPシリーズなどのイメージで,フルサイズなら売れると思いますが,かなり高額になりそうですね。