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7年ーMacBook Air (2017) バッテリー交換

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MacBook Airのバッテリーが、もう完全にへたってしまって、交換することにした。
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私のモデルは2017モデル。Intel Macの後期。電池交換したら、まだかろうじて現役で使える。最新のOSにして、まあ、安定して使えている。印象としてはMacの方が、Windowよりも寿命は長い気がする。同世代のWindows Noteマシンがどうであったか、正確に把握しているとは思わないが、今なら、ちょっと使うのは辛いはずだ。
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 この機種は、中古で買い換えても4万〜5万円ぐらいで買える。Apple Careは払う分だけで最初だけ、もったいなくてやってない。幸いここまで故障もなく、十分元はとれた。サードパーティのバッテリーは5千円ぐらいなので、自分で交換ができるなら、その方が安上がりだ。このモデルは私の持つMacBook Airの3代目、バッテリーの購入と交換は初めてではない。
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ネジが落ちて紛失したりしないように、ネオジウム磁石を専用ドライバーに付けて、こういう知恵も覚えた。
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 バッテリー固定用のネジと裏蓋固定表のネジは仕様が違う。数本が、位置によっては少し長いものになっているが、覚えるのはそんなに複雑ではない。
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バッテリー固定ネジを外すところ。この二種類の特殊ドライバーもバッテリーの付属品として同封されている。
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バッテリー電源と制御、データ習得用のケーブルをまとめた部分をソケットから外して、外し、新しいバッテリーを固定したら、繋ぎ直すだけ。初期のMacBook Airのモデルと比べると、整備性はとても楽になっている。
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細かいゴミが入っているが、思ったよりも少ない。掃除機は部品の破損が怖いので、ブロワーで吹き飛ばして、アルコール綿で問題ないところは、そっと拭いた。
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 流石にフル充電で、送付はされてこなかったが、この後、問題のない時間内でフル充電となって、表示されるデータも含めて、まともで、トラブルなく動いている。

 このMacBook Airを購入した年、2017年に何をやっていただろうかと、iPhoneの画像共有から撮影写真を見たら、まるで走馬灯モードで、私のフィルム時代からの画像が、大量に保存されている年になっていた。
 余裕があるときにその走馬灯モードの画像群をパラパラと動画にして、貼り付けたいなと思った。
 そうだ、この年、私は大手術をすることになり、一旦、生死の間に自分の身を飛ばすことになったのだった。ブログには、最低限の情報(手術前の病室からの見た夕焼け風景)を更新して、家族と友人たちには、経緯を連絡して、手術後は、痛みとリハビリに耐えながら、丁度始めたばかりのInstagramに、ブログ黎明期からの写真をiPhoneを通してアップしまくったのだった。エアロバイクによるリハビリで、その回復プロセスで病院の記録を塗り替え、そのまま退院してシラッと北海道の学会に飛んでいったのだった。
 流石にこれでこの世とお別れになるとは思えなかったが、その後の予後も含めリスクの大きな手術だった。運が良かったのは、手術前にはガチャみたいに体を開いてみないとどうなるか不明だったのだが、私の体の特殊な体の構造が勝利したおかげで、5時間以上を覚悟していた手術は2時間足らずで終えることができた。
 その後は、少しでも当たり前のように復帰して、何事もなかったかのように、飛び回ってやろうと思っていて、実際にそうした。手術室に入る時、ワイフの手を握ったが、感傷的になることなく、ちゃんと問題なく出てくるからと彼女に伝えた。
 私と同じ日に、ICUに入った中年女性が、私と同様の手術を受けた後、あっという間に歩いて出て行ってしまって、そのタフネスぶりに少々悔しい思いをした。ワイフが「あの人、さっき鼻歌歌っていたよ。」っていうのを聞いて、ますますこれは負けてるなと思った。
 丁度、大学の知人から、来季の特別講義やってねって、電源を切っていたはずのスマホが鳴り、今の状況を伝えてすぐに退院しますからと、かなり驚いていたのでちょっとだけ痩せ我慢で格好をつけることができて、元気が出たものだった。手術後も、二重三重の安全措置がなされているのに気がついて、今時は、簡単に死なないようにいろいろ考えてあるのだなと感心したものだった。

 そうか、その年にこのMacBook Airは購入したんだ。

 私の当時の手術同様、思った以上に簡単にバッテリー交換を終えた気がした。
 このMacBook Airには、もうちょっとだけ付き合ってもらえるなって思った。

関連エントリ「MacBook Air (2017) Turbo Boost インストール」はこちら


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by complex_cat | 2023-07-25 22:05 | My Tools | Trackback | Comments(0)

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