Windows MEの時代からの格闘ゲーム
「うさバトラー」は2006.08.17に作者サイトが既に閉鎖。この白いうさぎなどのキャラを操る格ゲー。作者さんは、米国に行くと言ってその後、現在の消息は不明とある。もうすぐ20年前のフリーゲームのコンテンツになる。我が家の子どもたちが小さい頃、PCで遊んでよくキーをぶっ壊すほど夢中になった。
それが、今、
Dxwndという「窓化ツール」のお陰で、現行Windows11上でも動かせるようになった。
うにスキー氏の記事によると、”「窓化ツール」の現在の大きな利用目的は「昔のフルスクリーンで動いていたゲームをWindows7や10の64bit環境でも動くようにできる効果」”だそうだ。フルスクリーンでしか実行できないソフトを、ウィンドウモードで無理やり動かすためのツールなので、利用目的はゲームにとどまらない。
再利用のもう一件は何度か紹介してきた話だが、息子の普段使いの自転車がパンク。26インチの過去組んだチャリから外して持ってきた。650Cは消滅規格で、GIOS LIEBEもコストダウンで現行2024年モデルでは、ママチャリと同じ650Aの英式になってしまった。勿論クイックリリースなんてものは付けられるはずもない。ママチャリカテゴリーの製品が悪いという意味ではない。ただでさえ販売が薄くなってきた結果として、違うリーグに移ったと言える。全後輪ボルト締め固定。650Cとはリムの位置が異なるから、26インチのスプロケット型に交換してギヤを8弾にするとかも無理。現行品は、下手にいじるところなく、そのまま乗ってくれたほうがユーザーも、メーカーも販売店も幸せという流れに即した製品になった。でもアルミフレームの「軽快車」風のクロスバイクは貴重だし(実際にはスタッガードフレームのクロスバイク風ママチャリになった)、クロモリで破断トラブル皆無の一般的なママチャリと違って、良いところは軽いことではあると思う。カタログ重量13㎏は、クロモリのUフレームでは達成できない軽さだ。
我が家にある私が組んだ2012年モデルをベースにしたものは12kg切ってて、最後のスタッガード フレームの650CタイプのGIOS Liberaは、今ではセミアップハンドル、リングロック、座布団サドル等ママチャリミミックの魔改造を施してある。そうだ、こちらは正真正銘のママチャリ風クロスバイクなのだ。ちょっと遣れた感じで、駅の駐輪場においてあっても目立たない、つまり盗難リスクを避けるように「へへへ、あっしはそのへんにある安いママチャリっすよ」的な擬態をさせたということでもあるのだ。盗まれにくいというのは街乗りのバイクでは、それなりに重要な性能だと思っている。やられちゃったときには凹むだろうけど、次を探して用意するコストも低い(実際にはサイコンとかチューブやタイヤ、ワイヤーやり直しなど、割と投資してるけど)。
クロスバイクなら普通の廉価モデルの重さだが、前後輪直ぐに外せるし、自動車にも楽々積める。タイヤがパンクした、パンク直せない人はしょうがないから車に積んで自転車屋さんに持っていくみたいな場合でも、ママチャリのように車内で引きずって、シート背面の生地を破ることもない。クイックリリースなら、パンク修理もタイヤ交換もユーザー手仕事でも楽。クロモリではないアルミフレームの場合、経年変化による破断リスクとトレードオフなので、自転車に対し、メンテナンス投資やチェックをする気にならない人は乗らない方が良い。自己責任で。
GIOS Lieberaの現行品の話をすると、ママチャリ側に固めた仕様変更品だけれど、悪くないと思う。スタッガードフレームのアルミ製ママチャリとしてはブランドらしいカラーもきれいで、新車で買うのも悪くないと思う。パーツは安くママチャリに寄せた外装Tiny6段、以前はボスフリー7sだった。ハンドルシフト(これは以前からだが)で、激坂を登るわけでもないのなら(今はそういう需要はモーターアシストで間に合わせるほうが良いだろう。クソ重いし、バッテリー管理面倒だが)これで十分だろう。ちゃんとチェーンケースも付いている。服を汚すリスクもないから通勤車としても普通に満点だろう。マニア向けのセンター片足スタンドを止めて普通に、ペダルが回せる後部取り付けのスタンド、前後フェンダーや籠も標準装備だから、過去のモデルをこの装備まで持っていくのよりは安いのでお値打ちだし、街角の自転車屋さんから購入してメンテしてもらえば、リスクも少ない。我が家はメンテや部品交換、登録まで、自前で全部やってる。