★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

大みそか雪

2004å¹´12月31æ—¥ | â˜…人生いろいろ
すっかり銀世界になりました。

2004年もあと少しとなりました。
来年もよりよい年になるよう気持ちを新たに行きたいと思います。

想い出の街・新宿

2004å¹´12月23æ—¥ | â˜…人生いろいろ
夫婦別姓のオフ会があって、久々に東京・新宿に出た。

11年前の1993年、21歳の私はこの街をよく歩いていた。今考えると幼かったなぁとしみじみ思う。そう思うと言うことは少しは何か成長したのだろうか。確かに当時よりも素敵な彼氏に出逢って、いい恋愛をしている。信頼できる友達やいい職場や上司、同僚に恵まれ、たくさんのよき出逢いがあると感じられるようになり、よい人達が周りに増えた気がする。それはきっと私自身が変わったことの証しなのかもしれない。

今の自分は当時の自分からするとまったく想像もしなかった形だ。11年後、まさかこんな風に新宿を歩いているとはね。

いつも学校へ通っていた途中にあるホテルサンルート東京に泊まっている。当時、このホテルの前を毎日歩いていた私はまさかこのホテルに泊まることがあるだなんてことも、まったく思いもしなかった。高級そうなホテルだなぁとよく思いながら通ったもんだ(笑)

そんな風に、なんだか不思議な気持ちで、新宿の街を月を眺めながら歩いた32歳の夜だった。

夫婦別姓のドラマを発見!

2004å¹´12月22æ—¥ | â˜…夫婦別姓
TBS系の「月曜ミステリー劇場」の過去の放送で、

11月5日 9:00~10:54放送
夏樹静子サスペンス
『弁護士 朝吹里矢子・贈る証言』

女弁護士・朝吹里矢子(南果歩)は
獣医の夫・広岡俊平(森本レオ)と
夫婦別姓だが、深い信頼で結ばれていた。


という夫婦別姓の妻が主人公のドラマを見つけました!
11月5日といえば、まだ最近。
しかも、あらすじの説明に「夫婦別姓」の言葉が使われていました。

事実婚ですが、NHKの「結婚のカタチ」といい、
こうして別姓の夫婦の話がドラマで扱われるようになるということは、
夫婦が別姓で暮らすことに対しての
認知度や容認度が高くなってきたのかなぁと感じています。

やはりドラマや映画、漫画などの視聴覚の方が浸透しやすいなぁと感じました。
ストーリーにした方がとてもわかりやすいし、入り込みやすいという効果があると思います。
世論を変える効果が高いのではないかなぁ。

こうして夫婦別姓が少しずつ社会に浸透していき、皆さんに認めてもらって、
いつか法律でも別姓を選んでも結婚できるようになって欲しいなぁと思います。

別姓で結婚した方が、お互い色々といいと思うんですけどね~。

「タッチ」映画化情報!

2004å¹´12月15æ—¥ | â˜…タッチ&あだち充
にっちゃばんじのごうさんにご連絡をいただき、情報を入手しました!
ごうさん、ありがとうございます!!

2005年度 東宝配給作品ラインアップ(2004年2月13日発表)

実写版映画「タッチ」

 クランクイン:2005年3月予定
 公開日:未定
 監  督: 犬童一心(作品「「ジョゼと虎と魚たち」)
 <配役>
 上杉達也: 未定
 上杉和也: 未定
 浅倉 南: 長澤まさみ 17歳(映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」出演)

情報ソース
Yahoo!ムービー>ニュース 12月14日8時1分更新
長澤まさみで「タッチ」映画化 世界の中心から南ちゃんが来た!

「ジョゼと虎と魚たち」の映画は映画館で観ました。
とても切ない失恋のお話で、映画の中に引き込まれました。
「タッチ」の実写ドラマが2度ほど過去に作られたことがありますが、
たいていタッチの内容や雰囲気、達也のイメージを壊すようなものが多く、よく幻滅したものです。
でも、この監督ならいい映画を撮ってくれるかなぁ。

「世界の中心で、愛を叫ぶ」は観ていないので、
この長澤まさみさんがどのくらいの演技力があるのかわかりませんが、
どうかイメージを崩しませんように…。

けど、大好きな「タッチ」なので、観に行きたいと思います!

夫婦別姓緊急院内集会レポート

2004å¹´12月13æ—¥ | â˜…夫婦別姓
12月7日(火)、夫婦別姓緊急院内集会に参加してきました!

午後から休暇を取り、衆議院議員第一議員会館に向かいました。集合は正午だったのですが、私はその時間までには行くことができず、議員会館に到着したのは、14時過ぎくらいでした。

衆議院第一議員会館なんて初めて行くのでいったいどこにあるんだろうと思っていたら、国会議事堂の裏手にありました。近くには首相官邸があり、工事中なのが見えました。
国にお金がなく多大な借金(国債)を抱えているっていうのに、官邸なんか直すお金出すことないじゃん(--)などと思い、横目でにらみながら(笑)、議員会館へ入っていきました。

玄関には、女性が2人立っており、私があたりを見回していると
「夫婦別姓の集会に参加される方ですか?」
と聞かれ、中に入るための通行許可証の切符を渡してくれました。その切符には、「野田聖子」とハンコが押されていました。警備員さんに切符を渡すと、端を切って、
「突き当たって左奥へどうぞ。」
と言って通されました。

会場の第ニ会議室に入ると、メンバーの方々が10人くらいいました。私は、協議会では新入りなので、皆さんにはすぐ分かったらしく、私の名前を呼んでくださり、迎えてくれました。たいしたお手伝いはできなかったのですが、配付資料の準備を手伝いました。

準備をしていると、TBSの取材の方とカメラが入ってきました。
「おお、すげー!」と思いながら、見ていました。
15時を過ぎると少しずつ人が集まってきました。ほとんどは女性ばかりでしたが、年配の方が多いので、ちょっと驚きました。

しばらくして、議員の方たちが来てくれました。
その日はちょうど税制調査会が重なっていたのですが、その会議を抜け出したりして、わざわざ来てくれたようです。本当にお忙しいのに、ありがたいことです。自民党も捨てたもんじゃない議員の方がいらっしゃるんだなぁと思いました。

私は前の方の席だったので、ほとんど目の前に国会議員の方々が5人ほど並びました。

小宮山洋子議員、野田聖子議員、笹川堯議員、河村健夫議員、河村議員が前に、渡海紀三朗議員は私のすぐ隣に座りました。

議員の方々が一人一人挨拶をしてくれました。
ちなみに出席してくれた議員の方々や
代理で秘書が出席してくれた方々は下記の通りです。

<出席議員 6名>
(カッコ書きのない人は自民党)

野田聖子(のだ せいこ/岐阜1区/1960年生まれ・44歳)
森山眞弓(もりやま まゆみ/栃木2区/1927年生まれ・77歳)
笹川 堯(ささがわ たかし/群馬2区/1935年生まれ・69歳)
河村健夫(かわむら たけお/山口3区/1942年生まれ・62歳)
渡海紀三朗(とかい きさぶろう/兵庫10区/1948年生まれ・56歳)
小宮山洋子(民主党)(こみやま ようこ/東京6区/1948年生まれ・56歳)

<代理出席 11名>
(カッコ書きのない人は自民党)

七条明(しちじょう あきら/比例四国/1951年生まれ・53歳)
杉浦正健(すぎうら せいけん/愛知12区/1934年生まれ・70歳)
高村正彦(こうむら まさひこ/山口1区/1942年生まれ・62歳)
尾身幸次(おみ こうじ/群馬1区/1932年生まれ・72歳)
二田孝治(ふただ こうじ/比例東北/1938年生まれ・66歳)
谷本龍哉(たにもと たつや/和歌山1区/1966年生まれ・38歳)
青山丘(あおやま たかし/比例東海/1941年生まれ・63歳)
水野賢一(みずの けんいち/千葉9区/1966年生まれ・38歳)
白保台一(公明党)(しらほ たいいち/沖縄1区/1942年生まれ・62歳)
漆原良夫(公明党)(うるしばら よしお/北陸信越B/1944年生まれ・60歳)

参議院議員
福島瑞穂(社民党)(ふくしま みずほ/1955年生まれ・49歳)

※年齢は2004年の満年齢

というような出席者6名と代理11名の合計17名が参加して下さいました。
そこで、年齢分布を見てみようと思い、生年を調べて、分布を出してみました。

70代 3人
60代 7人
50代 3人
40代 2人
30代 2人

平均年齢 58.65歳

という感じです。やはり若いですね。
各議員の方が何をおっしゃったかを紹介していきます。

まず、自民党内の「例外的に夫婦の別姓を実現させる会」の会長をしてくださっている笹川堯議員です。自民党の中に、人の意見を聞いて話し合おうともせず「夫婦別姓」と聞いただけで、ものすごい反発を見せる議員がいることたいして落胆していました。

自民党内の「例外的に夫婦の別姓を実現させる会」の会長代理をしてくださっている河村健夫議員の方がいらっしゃいました。河村議員は内閣改造前の文部科学大臣をされていました。私は文部科学省の関連の仕事をしているので、ちょっと親しみがわきました。さらにこの河村議員、とても優しそうなおじさまで、別姓にしたいという皆さんの気持ちをとても分かってくださっていて、とても思いやりのあるお言葉をくださり、皆さんの希望を叶えてあげたいとおっしゃってくれました。河村議員もやはり自民党内のすぐ叫び出すような議員に対して困っているとおっしゃっていました。

ホントどこにでもいるんですよね~、そういう人って。
社会を良くするどこか、悪くするから困ります。
私の住んでる自治会にも、そういう頑固親父がいます。
母が、「もう変えた方がいい、みんなの負担になっているから。」
と言っているのに、「昔からやっているんだから!!」と聞く耳すら持たず頭から反対。
自民党の騒いでいる議員と反応がまったく同じですね(笑)
しかし、筋の通っていない頑固さだから、まったくもって手に負えません。
あの人たちどうにかならんのかねぇ…。

小宮山洋子議員は、とても優しそうなお母さんというような感じに移りました。民主党は野党ですが、参加してくださって本当にありがたいなぁと思いました。

野田聖子議員は、有名ですね。政治や議員にあまり興味のない私もなんとなく知っています。
会の代表の方が言っていましたけど、不思議なオーラが出ていました。姉御って感じです。
「これから例会をもっと増やして欲しい。」
と言っていました。私もそう思います。政治家は一つのことばかりにかまけてはいられないので、良いアイディアを私たちが考えてあげて、それを伝えあい、作戦会議を開く意味で、例会は必要だと思います。

次に、私のすぐ隣に座っていた渡海紀三朗議員。
渡海議員の娘さんがどうやら夫婦別姓を望んでいるらしく、「お父さん、早く法改正してよ!」と言ってくださっているそうです。愛する娘にそう言われてはお父さんとして頑張らないといけないですよね。私たちにとって強力な応援がバックがついていてくれて、本当に嬉しいです。渡海議員や小宮山議員はちょうど、第一次ベビーブームの団塊の世代で私の母親と同じ世代なので、ちょっと親近感が湧きます。娘さんもたぶん私の同じ第二次ベビーブームの団塊ジュニア世代かなぁ。

しばらくしてから、森山眞弓議員も来てくれました。この方は元法務大臣です。森山議員もやはり自民党のすぐ騒ぎ出す、困ったちゃんたちのことを言っていました。
密かにことを進めましょう、と言っていましたが、とにかく実現できるようにしてあげたいという思いをお持ちのようでした。

参加した議員の皆さんが、叶えてあげたいと言ってくださっていました。

集会終了後、残った10人くらいの方々で、自民党総本部へ向かい、小泉総裁への公開質問状を渡しに行きました。議員会館も初めてなのに、自民党総本部の中にまで入れるとは。私って、今なんかすごいところにいる??って思いました。

総本部について、門を通ろうとすると、警備員?警察官?に
「どういったご用件ですか?」とかなりしつこく聞かれました。まぁ、仕方ないでしょうけど。理由を言って、通してもらい、受付に行きました。外部来客者だと言うことが分かるように名札をつけなさいとエレベーター前の警備の人に言われ、みんなで7階に上がりました。

全国司法書士女性会の会長から、官房長官室の秘書の方に書類を渡しました。ちょっとめんどくさそうないやぁ~~な顔されましたが、とりあえず受け取ってくれました。

そんなこんなの一日でした。

なんだか、いつもテレビでしかみたことのない世界に自分がいることが信じられなかったです。

参加したみなさん、本当にお疲れ様でした。
そして、また回を重ねるごとに実りあるものに変えていきましょう。
時代は変わろうとしています。今こそ変える時だと私は確信しています!

(※2006年3月24日に画像をはずし、文章を修正しました。)

夫婦別姓と子供の姓(3)

2004å¹´12月10æ—¥ | â˜…夫婦別姓
にっちゃばんじのごうさんと、夫婦別姓についてコメントで色々語り合っていたら、別姓夫婦の子供の姓の選択について、私なりに
「おお!もしかしてグッドアイディアじゃないの!?これ!」
という案を思いつきましたので、ご紹介します。
ごうさんがおっしゃっていた
「自動的に子供の姓が決まっていた方がいじめられる確率は低くなるのではないか。」
ということにヒントを得て、今までの慣習にも応えつつ、新しい夫婦別姓という考えをドッキングしたこの案はいかがかなぁと思いました。

その案とは。。。

1.両親が婚姻の際、夫婦別姓を選択した場合の子供の姓は
  原則として、男子は父の姓、女子は母の姓をなのる。
  ただし、例外も認めるものとする。

2.子供が18歳以上になったら、本人の意志により父または母の方の姓に変更できる。

で、どうでしょう?
これならば、今までの家族と同様、子供の姓から親の姓がすぐ推測がつきやすく色々と勘ぐられることはないのではないでしょうか?

例えば、こんな名前の夫婦別姓家族がいたとします。

 夫:田中一郎
 妻:鬼瓦花子
 第一子(男):田中太郎
 第二子(女):鬼瓦春子 

その案で改正されたとしたら、
こんな会話になるのではないでしょうか。


田中太郎くん「僕の両親は夫婦別姓なんだよ。」

クラスメート「それじゃ、太郎くんのお父さんは田中っていう苗字なんだね。
       じゃあ、お母さんはなんて名前なの?」

田中太郎くん「お母さんは鬼瓦花子っていうんだよ。
       妹は、鬼瓦春子っていうんだよ。」

---

鬼瓦春子ちゃん「私の両親は夫婦別姓なんだよ。」

クラスメート「それじゃ、春子ちゃんのお母さんは鬼瓦っていう苗字なんだね。
       じゃあ、お父さんはなんて名前なの?」

鬼瓦春子ちゃん「お父さんは田中一郎っていうんだよ。
        お兄ちゃんは、田中太郎っていうんだよ。」


どうでしょうか。

今までの、長男が跡を継ぐという古い考えにも対応し、なおかつ妻が別姓にしたいという希望も叶えられただけでなく、母の姓を子供に継がせることができました!

現在の夫婦同姓結婚の場合でも、「女の子は原則的に嫁に行くもの」のように、それが当然と思われているので、娘が父の姓でも母の姓でも結婚すると夫の姓に変えるのが普通とされていれば、結局変わってしまうかもしれないのなら、女の子の場合はどちらの姓をつけても夫側にはあまり影響がないと思われます。
「女の子なんだから、結婚したらどうせ名前変えるかもしれないしね。」
と言われて。

しかし、これが男の子の場合、どちらの姓も選べるような案だった場合で、妻の姓をつけてしまうと夫の親戚からの猛反対と総攻撃される恐れがあります。
「男の子は跡を継ぐのが当然だ!」
「母親の名前なんかになったら、妾の子だと思われる!」
などと、非難囂々、差別発言をたくさん言われる可能性大です!
まぁ、そんなことを言うような人々とは結婚しない方が身のためですが…(^-^;

一気に男女差別をなくすことはできないので、どうせ差別するのであればいっそのこと男女で分けてしまえば文句ないのでは?
男は父の姓、女は母の姓という風に。

私のこの「夫婦別姓の子供の姓、男女原則案」とでも言っておきましょうか、
この案だったら、今の法律や慣習と同じように、もし全部女の子だったら、すべてお嫁さんにいってしまえば、跡継ぎがいなくなる可能性は同じです。
けれど、この案の場合は子供が父か母のどちらかの姓を継いであげたいと思ったときに、父か母の姓を自分で選べるので、例え結婚しても何人か子供がいれば、父や母の両方の姓を残すことができます。
娘が父の姓を残したければ、父の姓に変更して、お婿さんをとればいいし、母の姓を残したければ、結婚する際、夫婦別姓を選べばいいわけです。

男の子の場合は、原則的に変えないのが慣習なので、この場合の説明はまったくいりませんね。
どうせ変えないし、変わらないから。
息子も娘の場合と同様なので、説明を省きます。

夫婦別姓が実現されようとも、古い慣習が完全に消えるにはかなり時間がかかるでしょう。
だけど、夫婦別姓はすごく必要とされている。

それならば、新旧どちらの権利も認めようじゃありませんか。

いきなり、「古い考えを変えろ、古い慣習をなくせ」と言われても、それを信じてきた人々にはすごく抵抗があって受け入れられないのは仕方ないと思います。でも、そろそろお互い折り合いのつけられるところに歩み寄らなければならない時期が来ていると思います。このまま行けば日本は、非婚、晩婚、少子はどんどん進行し続けていくのは目に見えていますから。

なので、移行期間として、ちょうど間をとる案にすればいいでしょう。
今までの考え方も尊重し、新しい考え方も取り入れる。
両方を融合させればいいのではないかな~。

だめかなぁ。

だけど、いつかは「長男は跡を継ぐものだ。」「女は嫁に行くものだ。」という固定観念がなくなってくれれるのが一番いいなぁと思いますけどね。そんな日が来て欲しいと思います。

夫婦別姓緊急院内集会のご案内

2004å¹´12月02æ—¥ | â˜…夫婦別姓
日本の政治を司っている東京・永田町で、自民党議員に対して夫婦別姓の実現を求める集会が開催されます。

夫婦別姓実現を望む方々が自民党の議員の方々に直に声を届けます。小泉首相に対しては公開質問状を渡す予定です。また、多くの取材の方もいらっしゃるそうです。

この院内集会は、夫婦別姓制度を望む方はもちろん、夫婦別姓にご興味のある方も、どなたでも参加することができます。会場は大人数収容可ですので、興味を持っているご友人などもお誘い合わせの上、どうか奮って御参加ください。

私もこの集会に参加する予定です。

男女問わず、男らしさ(弱音を吐くな、働け、強くなれ)女らしさ(おしとやかにしろ、男をたてて我慢しろ)を強要されることなく、日本国憲法にある本当の意味での男女平等、男女共同参画社会を実現し、日本国民であるみんなが自分らしく笑顔で生きられる、国に押しつけられるようなことのない本当の誇りを国民一人一人が持てる日本という素晴らしい国にするために、その第一歩として、夫婦別姓も選択できる法改正の実現のために前進させたいと思います!

たくさんの方々のご参加をお待ちしています。

□□□「夫婦別姓~共に生きる社会の選択~」□□□


□集会テーマ

「夫婦別姓~共に生きる社会の選択」

 私たちは、男女共同参画社会にふさわしい夫婦別姓を選択できる制度の実現を求めます。
 すでに社会的には十分認知されているのにも拘わらず、夫婦別姓は依然として法的には認められていません。
夫婦別姓法律婚が認められないため、結婚や出産をためらうカップルが大勢います。
同棲や事実婚ではなく法律婚を望む国民の声を与党議員の先生方にお伝えするため、院内集会を開催致します。


□日時

 平成16年12月7日火曜日
     午後3時から4時30分

□場所

 東京都千代田区永田町2-2-1
 衆議院第一議員会館 第二会議室
 【地図】

 【アクセス方法】
  地下鉄 東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ銀座線、東京メトロ千代田線
  国会議事堂前駅下車
  
  ※衆議院第一議員会館の玄関を入って戴けば、分かるようにしておきます。

□参加費
 
 無料

□主催

全国司法書士女性会
夫婦別姓選択制実現協議会


□共催  

夫婦別姓法律婚連盟加盟団体
 
  あいち別姓の会
  鳥取夫婦別姓と女性の地位向上を考える会
  ななの会(選択的夫婦別姓の会・富山)
  夫婦別姓選択制をすすめる会
  夫婦別姓/同姓を選択できる制度を支持する北海道・東北民の会
  別姓を考える会

ぎふ別姓の会

â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡â–¡


みんな、いまこそ立ち上がろう!
偉い人たちは私利私欲に溢れていて、国民や国のことなど何も考えていない。
もう当てにならない、いえ、当てにしてはいけない。自分の権利や未来は自分で守ろう!
あなたのその行動が明日のよき日本へと変えていく原動力です。

いよいよ日本が変わる時がきました。
悪しき社会になるか、良き社会になるかは日本国民みんなにかかっています。
本当の国民主権にしよう!

夫婦別姓反対意見に対する私の意見

2004å¹´12月01æ—¥ | â˜…夫婦別姓
にっちゃばんじ : 選択制夫婦別姓について

こちらの記事は夫婦別姓に反対という方のご意見です。反対意見をあえて書いてくださる方はとても少ないのですが、こうして意を決して書いてくださった方がいらっしゃったので、夫婦別姓賛成の立場の私がこの意見に対して書いてみようと思いました。

まず初めに、

「夫婦別姓の例として、妻が鬼瓦さん、夫が田中さん。
 子どもは女の子で鬼瓦の姓で名付け、
 しかし、その珍しい名前のせいでいじめられた。」

とあります。

それでは現行の法律のままで、夫が鬼瓦さんで、妻が同姓で結婚したとします。子どもは自動的に鬼瓦さんになります。やはり上と同じように珍しい名前なのでいじめられます。しかし、この場合、「鬼瓦」という姓が嫌だからといって別姓の場合とは違い、もう一つの姓は選べません。どうしても変えたいのなら、どこかへ養子縁組するか、夫婦同姓での結婚をしない限り、ずっと姓を変えることはできません。さらに同姓だろうが別姓だろうが、子どもはそもそも自分の姓、名、ましてや親も選ぶことはできません。姓も名も親も、子ども自身が選べたら、その子にとってどんなにいいかと思いますが、誰も、どれもできません。

ということは、別姓にしても、同姓にしても、そもそも珍しい姓のことでいじめるという行動自体が間違っていないでしょうか?人と違うことでいじめること自体が間違っている行動だと私は思っています。差別を根絶することはなかなかできませんが、少なくしていく努力は必要だと思っています。

次に書かれている、通称使用について。

現在、通称使用をされている方のほとんどは、戸籍名も旧姓のままでいたい方々がほとんどです。夫の姓になって嬉しい、などと思う方はいません。姓が変わったことで、自分がいなくなったか、殺されてしまったように感じます。中には夫の姓になって嬉しいと思う方がいたとしても、その方は職場でいちいち「結婚しました。姓が変わりました。」と説明するのが面倒だからという理由です。
ならば戸籍の姓が夫の姓でもいい人は、現行の法律でも、芸能人や政治家のように旧姓を使うことことができるので、夫婦別姓ができるのであれば、通称使用の法律はあまり必要ないと私は思います。今まで通り、社内規則に入れるくらいでいいのではないでしょうか。

最後に、

「いつまでも夫婦同姓のような旧家制度を
 引きずっているのはおかしい」という意見。
 これ、おかしくないかい?
 いや、その意見自体はいいねんけど、それを言ってる人が、
 家制度の賜物である、名前への拘りを見せてるのって、
 矛盾してへん?」

ということですが、私は
「いつまでも夫婦同姓のような旧家制度を引きずっているのはおかしい」
と思っています。

これを正しく言い換えると、
「いつまでも、すべての女性が夫婦同姓(夫との同姓)を強制されるような、
 旧家制度を引きずっているのはおかしい」
ということなんですが。

ですので、私はこの意見に矛盾はないと思っています。

なぜかというと、家制度そのものが元々男性の姓を残すように作られていて、夫婦同姓の旧家制度というのは女性の姓を残せるようには作られていなかったからです。ただし、例外として認められていいただけで。しかも、その例外とはどういうものかというと「婿養子」という選択です。

この婿養子という言葉は、誤解されている方が多く、男性が妻の姓になるとよく「婿養子に入った。」と言いますが、婿養子というのは、男性が妻の姓に変え、さらに妻の両親と養子縁組をした婿をいいます。養子縁組をしない場合は、嫁と同じで婿にしかなりません。婿養子という言い方は、明治時代の民法の名残のようです。
けど、どうして「”嫁”養子」はないんでしょうね(笑)

というわけで、明治時代の戸主(現在の戸籍筆頭者)は、男性しかなれなかったのです。しかし、新五千円札の樋口一葉のように、どうしてもその家に、跡を継ぐ男性が死亡したりして戸主になれる者が誰もいなかった場合は、例外的に女性がなれたようですが。
けれど、結局は男性が女性の上に立つようにしか旧家制度(旧民法)は作られていなかったのです。

現在の民法に「夫または妻の姓」となっているのに、妻の姓になっている男性がたった3%くらいしかいないというのは、家制度を引きずっている、または女性側に同姓を強制していると思われても仕方ないのではないでしょうか。女性がお婿さんをもらうには、長男ではない人を探さなければならないのが現状で、子どもの数が少ない今、自分と相性の合うそんな条件の男性は皆無に等しいです。

それではもし逆に、この家制度が女性主体で作られていたら、男性はどう思われるのでしょうか?

・その家の長女が必ず跡継ぎにならなければいけない。
・戸籍筆頭者は女性がならなければいけない。
・男性の97%が妻の姓に変えている。
・婿は、女性の家に従わなければならない。

こんな法律や慣習があって、そういう状態の世界だったら、きっと男性側が夫婦別姓を切望し、法改正の運動を行っていたのではないでしょうか。

私は女というだけで、結婚も、姓も、なんでもかんでも我慢させられなければならないことが、本当に嫌でたまりません。何度、男に生まれたいと思ったか、何度、男になりたいと思ったかしれません。幼い頃から、この”女”という性別を何度も恨めしく思いました。

そう、そもそも子どもは生まれるとき、性別だって選べないのですから…。

けれど記事の最後に、

「と言ったものの、これが自分が女性やった場合は、
 同じように思えるかどうかは自信が無い。」

とおっしゃってくださっているので、とても嬉しく思いました。

十人十色という言葉があるように、それぞれが顔や体型が違っていて当たり前です。そんな誰もが男女の性別を問わず、多様な生き方、考え方の違いを認め、人間らしく、自分らしく輝いて生きられるように、その一つとして選択制夫婦別姓を実現してほしいと私は願っています。