宮廷は古書を調べさせ、おぞましい中世の儀典の細目、位階の対比、貴族社会の家柄と敵対関係を知る手がかりを探し出した。むしろ葬るべき代物であろう。ボルテールの後に、あるいは「フィガロの結婚」が上演された後に、紋章、肖像画、標章などを持ち出すのは、今や時代遅れである。それは収集家が宮廷に骨董趣味の手ほどきをするというよりも、選挙によって国王たちを産み出した庶民に屈辱を与え、見下し、自らの卑しいルーツを彼らに思い起こさせるという密かな快感であるというのが本当のところであろう。弱者というものは、土壇場で強者に屈辱を与えるという危険な気晴らしをするものである。
道の両端に落ち葉が落ちていますが、まだ木々は緑を保っています。
第三身分はこの無名の集団の中に、すでに[国民]公会を孕んでいたのである。しかしながら、誰がそれを確認できただろうか?この弁護士の集団の中から、誰が不格好な体つきと青ざめた顔をしたアラスの弁護士 [ロベスピエールのこと-訳注] を見分けるというのか?
全国三部会の行進。5月5日の開会。ネッケルの演説。身分の分離についての問題。第三身分、他の身分に合同を促す。議会の活動停止。議会に仕掛けられた罠。(1789年5月4日~6月9日)
全国三部会議員の行進
昨日(5日)、知人の画家からムードンのロダン美術館に誘われ、行ってきました。第1日曜日なので、無料でした。広大な敷地にロダンの住居とアトリエがあります。アトリエが美術館となっています。彼はここで生涯を終えました。
入り口から見たところ。正面はロダンの住居です。
1775年6月15日、ランスの大聖堂での聖別式(戴冠式)を終えたルイ16世は、パリに戻ってきました。ノートル・ダム大聖堂、パリ市庁舎を訪れた後、ルイ・ル・グラン高校(collège)に立ち寄ることになっていました。その時の様子です。
日本は暑さが続いているようですが、こちらはもう秋の気配です。朝晩は長袖に靴下が必要です。イル・サンジェルマン公園も、すっかり秋化粧です。