ゆる本 blog

樹るう先生「そんな2人のMyホーム (2) (AA)」
この作品にはあまりネコが出てませんね。
そのかわり運送屋さんが「トラネコ」運輸だけど。

和装美人で有能な「都築 舞」と、天才彫刻家で超親バカの
お父さん「輝」を中心としたお話。
ただし2巻ではただの宅配便のお兄さんから、実は「舞」の初恋相手の
少年だったということで若干進展してお話に変化があります。
いや、むしろ後半はかなり重要な役どころに。本誌では読んでないので
単行本だけ読んでいると2巻で完結してしまうのかと思いました。

巻末にはお父さん「輝」と今は亡きお母さん「唯」の新婚時代話。
お父さんを支える姿は泣けます。ただしラブラブなので幸せそうですが。
アトリエを構えたけど行き詰まっているときに、表札作りでご近所とも
打ち解ける話なんてとてもよいです。

3月13日の午後からTBSの労働組合がストライキを起こして、
組合員であるアナウンサーが番組を欠席したというニュースがちらほら。

話題は生放送（特に報道番組）でレギュラーアナの代わりに、管理職や
外部のアナウンサーが穴を埋めて番組に影響があったという点。

しかし目立つのはアナだけど実際には番組運用に関わるスタッフも多くは
組合員であるわけで、ディレクターやタイムキーパー、美術のほうもやはり
非組合の人たちが埋めたのだろうか？
もしかしたらこの辺の業務を担当するスタッフは、すでに外部や関連会社の
所属なので関係ないかも。

もう随分昔だけど、地方の某テレビ局でストがあってそのときは「記者や美術の
担当者が原稿やテロップをネタを流すだけといった段階まで準備してストに入り、
あとは部長さん達が慣れない手で運用した」なんて話を聞いたことがある。
一般と管理で違うといっても普段は同じ業務に携わる仲間。
そのへんは武士の情けも必要だと言うことで．．．とのこと。

今回のストに話を戻すと、春闘がらみということで「（組合員ということは一般の
職員で）年収1000万を超えてドンだけ貰うんだよ!」とか「労働者の正当な権利
だからガンバレ」とかいろいろ意見があるようです。
タイミング的には持ち株会社制への移行直後で、組織の改編に絡んだ不満も
あるかも知れません。たとえば直接的な給与面だけでなくても、業務の効率化の
ために関連会社へのアウトソーシング化を増強するための人事が行われるとか。

いずれにしても情報が外部から見たものだけなので判断つきかねるけど、
土日曜の朝にやっている広報番組とかで、問い合わせに対するなんらかの
説明はされるでしょうか？
公共性が対企業だといっても、台所事情の細部まで公開を強制される
ルールはないので無理かな。