ゆる本 blog

ひかわきょうこ先生「お伽もよう綾にしき (5) (AA)」
この巻で完結です。

手痛い傷を負った「おじゃまる様」
最大の戦力を失ったところに最後の大戦を仕掛けてくる妖鬼「八重」
再会と決着でクライマックスを迎えます。

ひかわ先生と言えばやはり最長連載の「彼方から (AA)」が有名でしょうか？
個人的には「千津美と藤臣君シリーズ」が読むきっかけになった思い出深い作品です。

共通するのはヒロインがむしろ普段は弱気な娘だけど、実はポジティブで困難に
心が折れない。で、いざというときに力を発揮する。
だから彼氏などは完璧超人だったりするけど、特に弱気になったりしないのに
大抵はなぜか最後にヒロインに引っ張られている。
王道少女漫画といえばそれまでだけど、話はしっかりしているし、読後に
嫌悪が残るような作品がないのでお奨め。

表紙は原作 亜樹 直先生、作画 オキモト・シュウ先生「神の雫 (AA)」
200回記念、巻頭カラーでフランス取材付き。
う～ん、ドラマは残念ながら低迷しているそうですね。

小山宙哉先生「宇宙兄弟 (AA)」は、いよいよ弟 日々人を乗せた
月着陸ロケットの打ち上げ。ノリノリのカウントダウンからリフトオフへ。
このままうまくいく．．．かな？
そういえば2/29のニュースで国際宇宙ステーション搭乗飛行士候補で、
全日空と空自の現職パイロットの方が選抜されましたね。
搭乗できる人から操縦できる人へと今までとは若干性質が異なるスタッフの
候補に日本人が選ばれたのはこれはまた大きな一歩ですね。