実は、薫子某県県庁所在地のJR駅の駅ビルで、お菓子のペコちゃんとして独身時代働いていた時代がある。
例の事件発覚の時、某新聞社に内部事情愛するペコちゃん人としてチクッたことすらある。
今は、薫子の住むど田舎の百貨店もどきのテナントに入っている。
あまりの懐かしさゆえ、ケーキのディスプレイをしばし眺め、子供達は他人の振り、今度行く時は、絶対ペコちゃんに行くなと言明されてるくらいである。
薫子、子供達と行かない時、ペコちゃんへ行きディスプレイむを眺め、このケーキまだあるんだ、このケーキ食べた事ないんだよなぁ等と呟くと、当時の薫子くらいの若い子が説明してくれるので、昔、昔働いていたというと納得してくれて、ほおっておいてくれる。
そして、時々買って、ベンチで食べるい福の時ったらありゃしない。
今は、頑張っているペコちゃんである。
凄く美味しい!!!
勿論、薫子がペコちゃんしていた時も、べらぼうに美味かったが、内部事情のせいで書けないが、当日の品しか買って食べられたものではなかった。
薫子は、早番で、朝早いJRに揺られて行き、駅のロッカーでペコちゃんに着替えて、ペコちゃんに行き、金庫の鍵預かってたので、金庫からお金を出してレジへ、そして、沢山の山のようなお菓子達を検品し、パートナーとともに、片づけて、ディスプレイの中へサンプルを飾って行っていた。
駅ビル故、9時には駅ビルのシャッターが開き、駅へと向かう人達が、ケーキや、お菓子を買われていく。
二つのレジをパートナーと共に処理しつつ、サンプル出し、顎れの女性主任が出勤する頃ようやくディスプレイが綺麗になり、主任の駄目だしを終えて、やっと接客に応えられる訳である。
本当に、繁忙な職場であった。
イベントの度に、お客様の長蛇の列、列、列。
クリスマス商戦の時など、熱があっても主任が来いというので、頑張って出勤し、イブの商戦が終わり、8度の熱で我に帰り、流石に休むといった具合。
でも、楽しかった、楽しかった。
回りも、有名お菓子屋さんで、駅ビルの休憩室でお弁当タイムしながら、他社のお菓子屋さんや、他のテナントの売り場の人達と友達になったり、そこで、有名人が駅ビルのイベントに出る為、打ち合わせしてたり、薫子、元西武の秋山選手が来た時は、ペコちゃんを抜け出し、秋山選手を見に行ったり、所謂青春ってやつですね。
今でも、薫子の中から消える事のないペコちゃんである。
ペコちゃん、頑張れと薫子心の中から、エールを送ります。