事前のメディアの情勢調査でも、ある程度の躍進は予想されていた。だから「度肝を抜かれた」ってほどの驚きはない。ないんだが、いざ「14」という数字を突きつけられると、この国の問題の根深さを改めて見せつけられたようで、重苦しい気分になる。
そして、この結果は、ある男の失速と実に対照的だ。そう、石丸伸二。
一時期、あれだけSNSを席巻したじゃないか。安芸高田市のカリスマ市長として名を馳せ、その熱狂を引っ提げて都知事選に殴り込み、「再生の道」なる新党まで立ち上げた。あの時のSNSでのバズり方、既存政治への不満を吸い上げる手法は、参政党とそっくりだった。だから、多くの人が石丸ムーブメントと参政党を重ねて見ていたはずだ。「しょせんはネットの徒花だろう」と。
だが、現実はどうだ。
石丸伸二の「再生の道」は、都議選、そして今回の参院選で、見るも無惨な結果に終わった。あれほどの熱狂は、具体的な議席という果実にはならなかった。結局のところ、石丸伸二という強烈な「個」の魅力に依存したムーブメントは、選挙という組織戦の壁を越えられなかったわけだ。
では、なぜ参政党は勝てたのか。
答えは明白。彼らが石丸氏と違って、強固な「地方組織」という地上戦の基盤を持っていたからだ。
参政党は、SNSでの派手な空中戦の裏で、実に泥臭い活動を全国で続けていた。気づけば、全国の地方議会にじわじわと根を張り、その議員や候補者の周りに「党員」「サポーター」と呼ばれる熱心な信者を集めていた。そいつらがリアルな場で集会を開き、ビラを配り、地域コミュニティに食い込んでいたんだ。
ネットのバズは、いつか冷める。石丸伸二の失速がそれを証明した。しかし、リアルな人間関係で構築された地盤は、そう簡単には崩れない。むしろ、外部から「カルトだ」「陰謀論だ」と批判されればされるほど、彼らは被害者意識を共有し、結束を固めていく。
もちろん、参政党の主張の危うさは論を俟たない。いずれ必ず、大きなボロを出すだろう。
だが問題は、その時に信者たちが「目が覚めた」となるのではなく、「やはりメディアは敵だ」「真実を語る我々への弾圧だ」と、さらに信仰を深めてしまう可能性が高いことだ。その歪んだ理屈を、全国に張り巡らされた地方組織が、草の根レベルで拡散していく。
これは一過性のブームじゃない。もっと根深く、構造的な問題だ。14議席という結果を直視し、彼らの本当の厄介さ、つまりSNSとリアル組織のハイブリッドという本質と向き合うところから始めないと、本当に手遅れになるぞ。
いや、石丸はネット工作を金で雇ってたんじゃなかった?
反ワク自然派ってどこにでもいて強固な草の根のネットワーク持ってるからな 神谷氏は早晩失脚するだろうが、強固な組織は残りそう
誰も興味ないよそんなこと もっとこう、あるだろ 抽象数学とか超弦理論とかさぁ
だからお前がその話題を出せっつってんだろ 他人任せにしてんじゃないよカスが
ありまぁす
ワイはどんどん先鋭化するのを楽しみにしとるよ
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