2025-06-26

Switch2当たらないから、アニメ版シャインポスト感想書く(9,10

Switch2が当たらないから、当たったら買う予定のゲーム版シャインポストの予習として、ユーチューブ公式チャンネルhttps://www.youtube.com/@SHINEPOST)で期間限定公開をされているTVアニメシャインポスト感想を書いていく。

前 anond:20250624181123

9話

大きすぎる輝きはときに他の輝きをかき消してしまうという話。

前話である8話においてようやく明かされた青天国秘密とは、TINGS に入る前に(未デビュー)他のグループ所属していたというものだった。そこで天性の才能を発揮したのは良いが、まだ未熟な他のメンバーを圧倒してしまい、軋轢を産んでしまった。しかも傷つけたメンバーには黒金という幼馴染みの親友も居たのだった。そこで青天国が選んだのが周りをこれ以上傷つけないためにグループを脱退してアイドルを辞めるというものだった。その後、現在グループに直接スカウトされて入るが、今度こそ周りの心をへし折らないために、実力を抑圧することを選んだ。

一話と二話を見た段階だと、この作品アイドルの才能に満ち溢れてしまっている青天国が「才能」を取るか「仲間」を取るかというピンポン的展開になるかと思ったのだけど、今回の過去編を見るに翼の折れた天使を周囲が支えて再び羽ばたけるようになる作品だったのか。

(ギスギスパート大好き!筆者、五人練習をぶっちし続けてライブ本番になってやっとメンバーの前に姿を表した青天国辛辣言葉を浴びせ続けるシーン大好き。最終的に、来いよ、本気になってかかってこいよ!、と弱気だった青天国の激励に変わるところもメンバー間の信頼を感じていいね

グループ初結成時に練習していた楽曲で息の合ったダンス披露して、再出発の道を成功で進めた TINGS、目指すは中野サンプラザチケット2000枚だ。

新曲披露した後も一切息が乱れず汗も掻いていない青天国の体力がバケモノすぎる。ちなみに筆者まだ青天国が本気を出していないんじゃないかと疑っている。周囲のレベルに合わせるために無意識制限をかけているんじゃないかって)

今回の好きなシーンは、ギスギスシーンでゆきもじの二人が先輩アイドルに鍛えられたことで青天国よりも「遥かに強く上手く美しい」存在になったと言っていかにもな強者オーラを出しているのに、いざライブ本番になると超ガチガチあっぷあっぷしているところ。ライバルを辞めて TINGS に戻っても相変わらずちょろ過ぎる。

あと過去回+ライブということもあり、後半にマネージャーくんの存在感がほぼ0なのもなんかツボった。

10

お仕事回+真のライバルグループ登場。当初の五人グループ TINGS に戻って、さあ後は中野サンプラザライブ成功させるだけだと思ったら、チケット販売数が足りずにヤバい広報活動をがんばるしかないと言う話。

ラジオ出演とかファンとのオンラインお話し会とか、こういう泥臭い広報活動を描くのいいなあ。……というかオンラインお話し会ってなに……? そんなちょっとイリーガルっぽいリワード現実世界リアル)でも存在してんの? あと……祇園寺さんのその刺激的足つぼキャラ崩壊フェイス公共電波に流していいもんなんですか?

熱意を持って活動した結果、彼女たちだけじゃなくてファン積極的情報発信して販売目標を達成するの非常に真っ当な作りで善し。(後半のOP主題歌に乗って広報活動ラストスパートをするシーン、非常に感動的なんだけど、内容の一番手グループ揃ってのアイス食レポ動画撮影ってかなりギャグ入ってるよね?)

チケット販売目標を達成してやったーと思っていた TINGS に襲来してくる人気グループ HY:RAINリーダー黒金蓮。彼女目的とは、かつての親友であり HY:RAINデビュー前にグループを去った青天国の再スカウトであった。またピンポンで例えてなんだけど、黒金が青天国を迎えに来たシーンが、スマイルスカウトしにきたドラゴンオーバーラップして見えてしまった。まあこっちのドラゴンスマイルの幼馴染みだしスマイルはペコと合体している最強個体だけど。

ところで黒金は幼馴染みのこと好きすぎやしませんかね。既に青天国は他のグループに入っているというのに、しか自分の目の前で次のライブチケット完売したー!ってメンバーたちと抱きあって喜んでいるのに、何のためらいもなく受け入れ準備が整ったから一緒にやろーって誘いに来るとかさ。そのトップスSpring (春を意味する英単語。なお彼女の幼馴染み親友の青天国の下の名前は春である)はなんなのさ。もしかして(かなり)天然入っていらっしゃる

さて、売り言葉に買い言葉で始まった青天国争奪戦スポ根物語が始まる。武道館一万人ライブ成功させた HY:RAIN をもってしてようやく並び立てるようになったと認識されている青天国明日はどっちだ。

完全余談。十話の中で伊藤(素で微妙に覚え間違った言葉をよく発言して周囲からツッコまれる)が順風パンパン発言する。これは当然順風満帆の誤りであるが……モニターの前の筆者は伊藤絵本「座右のキョロちゃん」の愛読者だったのか!とひとりでハイテンションになってしまった。この絵本はあの某お菓子マスコットキャラクターとして有名なキョロちゃん(の人形)に著名な言い回しをもじった様々なポージングをさせるという内容なのだ参考)。当時中学生だった筆者はこの本の「順風パンパン(ぱつんつんに膨らんでいるキョロちゃん)」と「四面そーか(前後左右の四面を草加せんべいで囲まれているキョロちゃん)」で大爆笑をしたのだった。久しぶりに懐かしいものを思い出せた。ありがとう伊藤紅葉

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