にきログ

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さて、今回のアニメ化1期は予想通り豚丼あたりまでの話でしたね
おおむね原作どおりではありましたが
いくつか話の順番や構成をいじっていますしカットされた部分もあります
オリジナルのシーンも結構ありました

基本的にオリジナルのシーンは良い部分が多かったですかね
アニメでは原作以上に豚丼とのシーンが多かったです
個人的に発育の悪い豚丼を太らせるオリジナルシーンは好きでしたね
より思い入れが分かるというか、八軒の頑張る姿が描けていてよかったと思います

逆に微妙だったのは夏の脱走話
これは原作だと豚丼の後の話なんですが
構成の関係で中盤になってました
それ自体はよいのですが、変にタマコを絡めたりオリジナルのシーンが入ってやたらテンポが悪くなって
個人的には微妙な出来になっていて残念でした

今回の1期で八軒が農業高校に入って豚丼のことで悩んだり色々な農家の事情を知ったり
わからないだらけの世界だけれど
そんななかでも一生懸命考えて答えを見つけ出そうともがく姿は印象的だったかな
最終回の校長の言葉は1期のしめとしてとても良かったですね


で、この作品アニメとしてみると全体的に演出とか間があんまり良くないんですよね
ハガレンみたいに戦闘シーンがある作品ではないのですが
だからこそ日常を上手く見せる必要があるんですけど
絵や動きにしてもアニメーションとして原作以上の良さや迫力を感じることが出来なかったのは残念です

あとはギャグがとにかくすべる
原作だとテンポよく進むシーンをアニメはやたら引き伸ばしてギャグにするので全体的に間延びしてすべっちゃってるんですよね
それが見ていてどーにも微妙に感じてしまいました


そして監督が音響監督も兼任しているのですが
どうにも音関連が微妙でした（伊藤監督は音響監督は初のはず？）

一番気になったのはＢＧＭ
たとえばギャグシーンとかでも穏やかな音楽をただずっと流してるだけなんですよ
なので余計に間延びして感じてしまうんですよね

最終回もやたら同じＢＧＭをずっと流してるだけのシーンがあってすごい気になりました
音楽って相乗効果でかなりアニメの雰囲気を盛り上げることが出来るので
どうにも上手く扱いきれていないきがしてもやもやしてしまいました


あとは声優さん
八軒は人の良いオーバーリアクションキャラのイメージだったので
木村さんの声に慣れるのに時間がかかりました
アニメの見せ方だとだいぶナイーブで神経質っぽく見えたので
（これも音響監督の演技指導によるものかもしれないのですが…）

ただ他のキャラは基本的には良かったです
タマコの高垣さんも個人的にはイメージに合ってましたし
轟先生に内海さんが配役されたのは嬉しかったです
（これが遺作になってしまったのは残念なのですが）
富士先生中島先生あたりはピッタリでした

吉野はガルパンのそどこということでどうなんだろう？と思ってましたが
クセの強い声が結構可愛くてあってて驚きました
吉野はアニメで数割り増し可愛くなってる気がするな～原作の素朴な感じも好きですけど

あとＥＤも良かったですね
イントロも上手くＥＤへ引き込んでくれていて


さて、色々といいましたが何だかんだで結構楽しく見ていたので2期頑張ってほしいですね
2期は1期の前フリを受けて色々と話が動き出してくるのですが
アニメでどこまでどのようにやるのか？
色々と楽しみにしたいと思います

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