2023
05/05
金
青岸渡寺の三重塔に続いては、
熊野那智大社の別宮である『飛瀧神社』(ひろうじんじゃ)になります(^^)/
三重塔から那智山の裏参道を通り、約500m程降った場所に入口がありました。
入口の右手には「熊野那智大社別宮 飛瀧権現 那智大瀧」と書かれた石碑があります。左手には「那智御滝 飛瀧神社」の看板がありました。看板には世界遺産で名勝で滝百選に名水百選に音のある風景百選と凄いことのオンパレードでした(^^;)
鳥居の扁額は「熊野那智大社別宮 飛瀧神社」と金文字で書かれていました。
鳥居をくぐり中に入ると右手に説明板がありましたので、下記に記します。
「その昔、御東征のみぎりこの地に上陸された神倭磐余彦命(神武天皇)が、この御瀧を仰がれ大己貴神を祀られました。のちに飛瀧権現と称され、今は飛瀧神社として熊野那智大社の別宮となっています。俳人高浜虚子は、「神にませばまことうるはし那智の瀧」と詠じています。
この御瀧は、那智山から湧き出る水の流れが、断崖にかかり落下する名瀑であり、国の名勝に指定され世界遺産ともなっています。一段の瀧としては落差日本一で、御瀧の高さは133メートル、銚子口の幅は13メートル、瀧壺の深さは10メートル、平時の水量は毎秒1トンといわれています。
この地には、宇多上皇をはじめ百十余度の御幸があり、花山法皇は千日間の山籠りをされ、また修験道の開祖とされる役行者の瀧行以来、ここは瀧修行の場となりました。」
写真のように拝所までは降っていきます。参道脇に巨木がそびえる風景は、三重県の伊勢神宮や長野県の戸隠神社を彷彿とさせます。
拝所近くまで来ると那智の滝が見えてきますが、落差が100mを超えるため今度は見上げる姿を拝見できます。
降りきった所に「光ヶ峯 遙拝石」と書かれた石があります。
「光ヶ峯は熊野の神様が降臨したと伝えられている御山で那智山熊野信仰の原点となります。この石は原点の地である光ヶ峯に通じており、ここは遙拝所として重要な場所となっています。そのため、この石を撫でるとその原点のお力を頂くことができると伝えられております。」と、書かれていました。
境内奥には、滝の前に鳥居がありその下が拝所となっています。その前にはお清めの護摩木として販売されていました。
右手にあった建物はよくわかりませんでしたが、護摩堂なのかな?
境内左手には大きな社務所がありました。下は授与所も兼ねているので、そこで御朱印もいただきました。
一般の人はこの拝所で参拝しています。鳥居の扁額には「熊野那智大社別宮 飛瀧神社」と入口鳥居と同じく金文字で書かれていました。
飛瀧神社では、御瀧そのものを大己貴神が現れた御神体としてお祀りしています。そのため、飛瀧神社には神様をお祀りする社はなく、直接、那智御瀧を拝礼しているようです。
柵があって入れませんが、滝と拝所を結んだ先には石が祀られていました。
拝所の正面では滝がよく見えないので、少し右に寄った所で御瀧を撮りました(^^)/
社務所の奥から行けるんですが、この先には舞台(こちらも拝所)や神霊石(みたまいし)や延命長寿の水などがあり、300円で入場できるようです。時間の関係で入りませんでしたが…
日本三名瀑の一つである那智の滝は素晴らしかったです(^^)/
これで飛瀧神社は終了です。
御朱印は那智御瀧と書かれています。
場所:熊野那智大社別宮 飛瀧神社
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AFTER「[和歌山県] 熊野三山の一つで世界遺産 熊野速玉大社」
BEFORE「[和歌山県] 那智の滝と三重塔 青岸渡寺」
COMMENT
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No.72 Re: 懐かしいです
コメントありがとうございます。(^^)/
熊野古道、一度行ってみたかったのでホント良かったです。
まだ初心者コースしか歩けていないので、いつか全てを歩いてみたいです♪投稿者:akino1942 2023/05/10 (水) 06:02
No.71 懐かしいです
ずいぶん昔、まだ20代の頃に、那智の滝を見て熊野古道を歩いたのを思い出します。
懐かしいです。
神社・仏閣巡り・・・素敵ですね(#^.^#)