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ホームセンター「総ざらい市」での戦利品色々(3)-- 丸型水準器

ホームセンターの「総ざらい市」で出合った何点かの小物工具ですが、中でも単に値段だけに惹かれて、特に目的もなく買った工具が予想外に働き者だった、というお話。

「小型六角レンチセット」と「丸型水準器」です。

水準器&小型六角レンチセット

共に値札が見えていますが、100円と300円という魅力的な割引価格。

カメラ(の液晶面)を水平に構えたい時

特に丸型水準器の方は、店頭で手に取った段階では、どんな場面で使えるのか明確なイメージを描けませんでしたが、まあ水準器だから使い道もあるだろう、くらいの感じでした。

それが、買ってきてから早速素晴らしい使い方を発見しました。こんな使い方です。

水準器使い方

このブログでも本の紹介をしていますが、その本の表紙写真を撮るのが意外と難しいんです。本に対してカメラが平行でないと、撮影された表紙が歪んでしまい気持ちが悪い。

下の写真は極端にしていますが、カメラと本との距離が比較的近いので、カメラのちょっとした傾きでも表紙は長方形から簡単に台形になってしまいます。

本撮影歪み

液晶画面で見ているだけでは、カメラと本とが平行なのかどうかは分かりません。それが、液晶画面の上にこの水準器を置いて、これを見ながら撮影するとバッチリでした。

材料に直角に穴を開けていくのって、結構な難作業

これは中々有意義な買い物だったなーと自己満足していた数日後、今度は工作場面で活躍してくれました。

円筒に穴を開けようとした時、印を付けた穴あけポイントが、真上に来ているのかどうかが分かりません。これまでは “感覚” でやってしまい、加工後に少し傾いていたなって反省するのが常でした。

丸型水準器と円筒

けがき線と水準器の赤いラインとを合わせ、水準器が水平になった状態で穴あけ加工開始。まあ、微妙にいい加減なやり方ではありますが、何の目安も無いよりは断然いい感じ。

これと同系統の使い方ですが、電動ドリルのお尻に水準器を置いて穴あけ加工をすれば、ドリルの刃が垂直に立っていることを常に(これまた微妙に適当ですが)確認しながら加工ができます。

丸型水準器とドリル

上の写真は取り敢えずやってみただけなので適当ですが、水準器をドリルの刃とキッチリ垂直に固定しておければ、それこそ何の目安も無い状態に比べ、穴の垂直精度は格段に上がる筈です。

六角穴付ボルトって、なんか格好良くないですか

小型六角レンチセットの方は、そのまま本来の使い方なんですが、六角レンチを使う場面が意外と多かったな、というのがこれを買ってからの感想です。

自分でモノを作る際、見た目を気にする場合に六角穴付ボルト(キャップボルト)やボタンボルトを使うことがよくあります。また、最近は止めネジを使う場面も増えてきました。

キャップボルト他

といって、それほど大きなネジを使うこともなく、ガッチリと締め付ける必要もあまり無いので、この程度の工具の方が使い勝手がちょうどいいんです。

手元にこのレンチセットが常にあるのは、予想外に便利でした。



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