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2026-03-27

映画SHOT/ショット を見た

予算アイデアで補おうとしてはいるけどアイデアを活かす脚本が欲しかった41点。

 

かわいいお姉ちゃん主人公父親と一緒に友人宅をリフォームして販売するために訪れる。夜になりそろそろ寝るかとなったとき、2階から物音がし父親が見に行くが戻ってこない。父親を捜しに行く主人公。戦慄の一夜が幕を開ける。

みたいな話。

 

全編手持ちカメラのワンショット撮影されていて、ずっといち視点として主人公を追いかけていく形で話は進む。これが最終的に何かのトリックだったりになっていくのかなと思っていたが別にそういうことはなく、結局何のワンショットだったんだ……となって終わってしまうのが残念。

普通映画文法に則った撮影ではなく、純粋主人公の後ろを誰かがついていっているような視点で話が進むので暗いシーンでは暗くなり、明るいシーンでは明るくなり、主人公のいる環境自分いるかのような没入感を演出するという点では成功はしてると思う。

一方で、今作ではほとんどろくに電気も通っていないボロ家の夜なので常にずーっと薄暗く、恐怖の演出のために定期的に明かりがなくなって真っ暗になるのでシンプル目が疲れる。もちろんそれがジリジリとした怖さや、ジャンプケアビックリ寄与しているのはわかるが、暗すぎて見ていて本当に疲れてしまう。ある意味で言えばメリハリがないのは問題だと思う。

ただ、ワンショットの中での工夫は少なくなくて、主人公の右肩越しにカメラ空間を撮っていて、主人公が右を向いたらカメラも右に振られて何もない空間を映していると、なぜか主人公視点の左側から出てきて~みたいな面白不思議ショットは印象に残った。一番よかったのはミッドクレジット主人公が娘と手を繋いで森を歩いていて草原に出る時に、主人公左手で娘と手を繋いでいるショット主人公の右肩の方から撮っていて、ぐるっと左側に主人公を映したまま回り込むといつの間にか娘はいなくなり、主人公は娘が持っていたぬいぐるみだけを持ち朝日草原の中に消えていくというショット

実際のところ、この話は友人と父親関係を持っていた主人公妊娠したけどいろいろあって娘を堕ろしたこと主人公不安定になっていて、父親、友人は主人公殺害していたのでした。ワンショットのように見えた映像は実際の出来事とは実は違ったのだと思われます、という話になっている。

ワンショットから嘘がないと思わせておいて実はウソでしたってことなんだろうけど、まぁ、そのツイストわからんじゃないけど、じゃあこのワンショットはなんだったのかという話になる。トリックのためのトリックすぎるかなぁ。

方法わからんけど、仮にこのワンショット視点は実は乖離した主人公のもの真相が明らかになったとき主人公を見ていた主人公視点主人公統合されて最後主人公一人称視点に変わる、みたいな感じだったらまぁ無理やり感はありつつも、おぉ~って感じになった気がしないでもない。

 

まぁ、そんな感じかな。2010年ウルグアイでワンショットの謎解きありホラー映画を撮ったっていうのがそもそもめっちゃ頑張ってると思うから、呪われた館系ホラーアトラクション主人公の後ろをついて回ってみたいなって人はオススメ

 
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