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ホンダ全固体電池、コスト40%減へ 「液体ではなしえず」

ホンダは2020年代後半に電気自動車(EV)への採用を目指す全固体電池の実証設備を25年1月から動かす。子会社の本田技術研究所の大津啓司社長らが21日までに全固体電池の説明会を開き、既存の液体電解質のリチウムイオン電池に比べ、コストを20年代後半に25%、40年代には40%下げるとした。大津氏は「液体の電池では到達しえない目標。日本が一歩リードできる技術だ」と語った。
ホンダの全固体電池 既存の液体電解質の電池に比べ電池体積あたりの航続距離を20年代後半に2倍、40年代に2.5倍以上に伸ばす。電池コストは20年代後半に25%、40年代に40%低減する。電池の重量も20年代後半に35%、40年代に45%減らす。将来的にニッケルやコバルトなど希少金属を使わない電池開発を目指す。...

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