SUBARU(スバル)は19日、運転支援システム「アイサイト」の次世代版開発で米半導体大手のオンセミと協業すると発表した。オンセミはスバルが手掛ける画像認識AI(人工知能)向けの専用センサーを提供する。
オンセミは車載向け画像センサーで世界シェア首位。両社は10年以上にわたり、アイサイトの開発で連携してきた。次世代アイサイトは画像認識AIを使った物体の識別機能を盛り込み、スバルが2020年代後半...
スバル、次世代アイサイトにAI半導体 AMDと協業
SUBARU(スバル)は19日、米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)と協業し、運転支援システム「アイサイト」向けのシステム・オン・チップ(SoC)と呼ぶ半導体を共同で開発することを発表した。カメラの映像に人工知能(AI)による判断を組み合わせてより高度な判断ができるようなSoCを開発し、次世代アイサイトに組み込む。 現行のアイサイトは基本的にカメラで得た映像を組み合わせて周囲の状況を判断
ソニーのCMOS、車載でも世界首位狙う 3つの秘策
ソニーグループが車載向けCMOS(相補性金属酸化膜半導体)画像センサーに力を入れている。ソニーGの同センサーはスマートフォン向けが強く世界シェア首位だが、車載では米オンセミと米オムニビジョンに次ぐ3位。次世代モビリティーの要となるセンサーで世界首位を狙う秘策を追った。 主要車メーカー85%と取引へ 「世界中の自動車メーカーやパートナーとのエンゲージメントを強化している」 半導体事業会社のソニーセ
AMDのSoC、アイシンの自動駐車支援に採用 24年から
アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は16日、同社の半導体製品がアイシンの自動駐車支援システムに採用されたと発表した。SoC(システムオンチップ)を中核に、カメラやセンサーから集められた画像データを処理し、機械学習などの機能を担う。2024 年モデルの自動車に搭載される計画だという。 アイシンの次世代自動運転支援システムは、車両に載せた4 台のカメラと12 台の超音波センサーで周囲を認識し