自動運転技術スタートアップのティアフォー(名古屋市)は20日、新型の自動運転バスを発売すると発表した。電気自動車(EV)タイプで、2024年末の納入開始を予定する。特定条件下で完全自動運転が可能な「レベル4」に準拠し、自動運転サービスの導入を検討する各地域の企業への販売を目指す。
「Minibus2.0」の名称で展開し、レベル4に対応する...
ティアフォー、レベル4のノウハウ公開 評価ツール提供
ティアフォー(名古屋市)は7日、一定の条件下で運転手が不要な「レベル4」の自動運転システムの性能評価ができるツール「L4 V&V(エルフォー・ブイアンドブイ)」を開発し、提供を始めたと発表した。自動運転ソフトにセンサーなどを加えたシステム全体の安全性を評価する。自動運転車を開発する企業や評価機関などに売り込み、自動運転の普及加速を目指す。 自動運転システムは、ティアフォーが開発した「オートウエア
スズキの自動運転、ティアフォーと 「駆け込み寺」活用
スズキがスタートアップのティアフォー(名古屋市)の自動運転システムを採用したことが分かった。5月に浜松市で実施した公道実証実験で使った自動運転車に搭載した。資金や人材で大手に劣る中堅自動車メーカーが、無償の自動運転ソフトウエアの生みの親であるティアフォーを「駆け込み寺」として活用し、効率的な開発を目指す動きが広がっている。 スズキの小型車「ソリオ」に、自動運転用の高性能センサー「LiDAR」など
ティアフォー、日本交通と協業 自動運転AI用データ収集
自動運転ソフトウエアを手がけるティアフォー(名古屋市)は18日、自動運転向け人工知能(AI)の開発でタクシー大手の日本交通と連携すると発表した。7月以降に日本交通の車両5台にシステムを搭載し、車両の周辺や挙動に関するデータを収集する。収集したデータを自動運転の精度向上につなげる。 ティアフォーは走行中の車のカメラや高性能センサー「LiDAR(ラ