iOS用のChrome 119からアドレスバーの位置を従来の画面上に加えて、画面下に設置する機能が追加されました。これまでのiPhone用のChromeでは、アドレスバーは画面上、ページを進めたり戻したり、タブを新たに開く、その他の設定を行うツールバーは画面下に表示されていました。
本機能を使用して、アドレスバーを下に設置する事で、Safariと同様にブラウザーの操作や設定は全て画面下で行う事ができる様になりました。
iOS Chrome アドレスバー表示位置の切り替え方法
アドレスバーの上下設置の切り替えは、アドレスバーを長押し、または、設定画面から操作する二通りの方法があります。
アドレスバー長押しでのアドレスバー表示位置切り替え
Chrome 設定画面を使用したアドレスバー上下位置切り替え手順
現状、デフォルトでは従来通り、アドレスバーは画面上がデフォルトで表示されます。
画面下ツールバー内右端の三つドットのアイコンをタップし、続いて表示される設定項目から設定(ギアアイコン)をタップします。 Chico
表示される設定メニュー項目一覧内の「アドレスバー」をタップします。
アドレスバーの表示位置、画面上と下の選択画面が表示されます。下を選択して、「完了」をタップします。
アドレスバーが画面下に表示されました。
Googleは、本機能は強く要望されていたものであると述べているそうです。興味深い事にAndroidのChromeでは、アドレスバーの表示切り替えは現状サポートされていません。Safariではアドレスバーが下に表示されるので、iOSではSafariと同様にアドレスバーを下に表示させる機能も提供する方がより多くのユーザーから支持されるようにして、Chromeをデフォルトブラウザーのシェアを高めるため機能追加したと推測しています。
アドレスバーが下の場合、手が大きい人は片手で簡単な操作はできる様になります。人によって好みもあるので、アドレスバーの表示位置を選択できるのは良いと思います。
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