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AMPに適したコンテンツと適さないコンテンツ、トレードオフ等について - ブロギングライフ

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AMPに適したコンテンツと適さないコンテンツ、トレードオフ等について

AMPに適したコンテンツと適さないコンテンツ、トレードオフ等について

AMP (Accelerated Mobile Pages)は、Googleが推進する瞬時にモバイルウェッブページを表示させるイニシアチブです。AMP化されたページは、Googleの専用CDNのキャッシュに置かれ、検索結果から選ばれる(クリックされる)と、文字通り瞬時にコンテンツが表示されます。

モバイルのユーザーエクスピリエンスにおいて、ページの表示速度の重要度は高いです。AMPに対応することで、ページの表示が大幅に高速化されることは、ユーザーに大きな利点を提供すると言えます。しかし、高速化するために機能が省かれることがあります。

高速表示の重要性は、コンテンツの種類やユーザーの用途とも関連性があります。本記事では、AMP対応のトレードオフ、ユーザーのフロー(使い方の流れ)、AMPに適したコンテンツとそうでないコンテンツについての考察を紹介します。


AMP対応のトレードオフ

AMPの最大の利点は、表示スピードです。ウェッブページが高速で表示されることは、ユーザーエクスピリエンスの向上に大きく寄与します。サイトが表示されるまで待つことは、大なり小なり、ユーザーのストレスとなります。瞬時にウェッブページが表示されることは、ユーザーをストレスから開放します。

AMPはスピードを追求するだけでなく、良好なユーザエクスペリエンスを提供することを重視した取り組みを積極的に行っています。例えば、AMPページで広告が配信されるまでの間、広告であることを示すプレースホルダーを表示させる機能を2017年2月から導入しました。

プレースホルダーによって、データがロードされる前に画像か広告か分かるため、ユーザーが画像だと思って表示されるまで待つことを回避することができます。表示されるまで待っていたら、広告だったというのは、基本的に良好なユーザエクスペリエンスではありません。さらに、AMPページでは広告表示の高速化にも取り組んでいます。

AMPはユーザーエクスピリエンスを向上させるため様々な工夫や考慮された機能が備えられています。AMPのドキュメントを読んでも、ユーザーエクスペリエンスを重視していることが随所に感じられます。

しかし、AMPのページは、通常のページと比べるとユーザーエンゲージメントに繋がる機能が貧弱です。強力なエンゲージメントツールであるAdSenseの関連コンテンツが、AMPでは使えないのがその一例です。

WordPressのテーマ、SimplicityでサポートするAMPページでは、メニューやトップに戻るボタンが省かれています。メニューはサイトのナビゲーションを取り持つ重要な機能です。プラグインを利用してAMP対応しているSimplicity以外のサイトの場合、TwitterやFacebookの埋め込みの表示が完全に対応できていません。(追記:その後、AMP対応のプラグインでもTwitterやFacebookの埋め込み機能のサポート対応が行われ、現在は問題なく動作するようになっています。)

AMPのページは、直帰率が高く、セッション時間も短めになる傾向があります。ナビゲーションやエンゲージメント機能が充実していないことも理由としてあると思います。基本的に、直帰率が高く、セッション時間が短いことは、サイト運営者にとっては望ましいものではありません。

備考:
モバイルで検索を行って訪問するユーザーフローは、ある事柄を求めてページを訪問しているため、訪問後、サイトを離れる傾向が強いです。そのため、直帰率は高めになる傾向があります。AMPだから直帰率が高いというよりも、モバイルでの検索訪問の特徴とも言えます。

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AMPページのユーザーフロー・Usage Model

ユーザーフロー(訪問者のサイト訪問からの流れ・動向・導線)は、通常のウェッブページとAMPページではかなり異なる点があります。

AMPページへの訪問は、検索結果からがほとんどです。検索結果に表示されるページのリストの中からAMPページへのリンクをクリックすると、ページが瞬時に表示されます。ここで表示されるページのリソース(表示データ)は、Webサイトがあるサーバーからではなく、Googleのキャッシュからロードされます。そのため、URLも”www.google.com”で始まるGoogle AMP ビュワー URLです。

AMPページの表示構成と想定されるユーザーフロー/Usage Model

以下の画像は、検索経由でAMPページを表示した時の画面上部の例です。

AMPページ表示画面例:AMPビューワーURLとAMPビューワーヘッダーバー

ブラウザのアドレス欄には、AMPビューワー URLが表示されます。ビューワー URL は、Googleのドメイン上のキャッシュメモリに保存されているページデータのアドレスです。その下に、AMP ビューワー ヘッダーバーが表示されます。ヘッダー バーには、ソースのドメイン名(元のウェッブページがあるサイトのドメイン名)が表示されます。

ヘッダーバーの左にあるXマーク(上の画像で左側に矢印で示している箇所)をクリックすると、瞬時に元の検索画面に戻ります。

AMPでは検索結果で表示されるページのリストをクリックすると瞬時にページが表示され、ページのヘッダーバー(の左のマーク)を利用して、瞬時に検索結果の画面に戻ることができるような流れ(ユーザーフロー)になっています。

検索から即座に情報を入手して、必要に応じて検索結果に素早く戻り、他の検索結果もみることができる流れとなっています。

ビューワーヘッダーバーにはアンカーボタンが2017年2月から追加になりました。アンカーボタンを押すと、正規URL(ソース元のアドレス)が表示されます。しかし、付帯的なものであり、ソース元のページにアクセスするためにはさらにURLをタッチ(クリック)しなければなりません。

AMPは、訪問したページに長く留まるというようなユーザーの行動を想定しているのではなく、検索結果のページを素早くチェックして、直ちに検索結果に戻り、他のサイトのページも素早く見る・調べることができるフローを想定した仕様になっていると言えます。

AMPページの表示の流れとURLについては、以下の記事をご参照下さい。

 AMPページの三つのURLと検索表示AMPページにソースURLのアンカーボタン、リンク追加

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AMPに適したコンテンツ

AMPは、スマホで情報を素早く見たり、調べたりするとに適しています。速報性が重視されるコンテンツとの相性も良いです。例えば、ニュースなどは、同じような内容を扱うメディア、サイトも多いので、早く表示されることの重要度は高いです。ニュース記事は、AMPとの相性は非常に良いと思います。

外出先で、映画館やレストラン、各種施設の情報を入手する際にも表示の速度は重要です。それらの情報を探す場合、一つのページだけでなく複数のページを見て判断することが多いです。検索を行って、表示される結果の複数のページを順に参照していくような使い方には、AMPは非常に適しています。

上で紹介したように、AMPページのビューワーヘッダーバーを閉じると、瞬時に検索結果の画面に戻ることができます。そのため、特定の事柄に関連した情報を検索経由で複数参照する様な使い方(モバイル検索のユーザーフロー)をする場合、通常のウェッブページに比べて、利便性は大幅に高まります。

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AMPの取り組みから見たAMPに適した分野

2017年9月5日にGoogleが発表したAnalyticsでのAMPサポートの機能向上についての記事の冒頭には以下のような記述があります。

Billions of AMP pages have been published by all kinds of mobile sites – from news to recipes to e-commerce. [ブロギングライフがハイライトを追加]

「何十億のAMPページが、あらゆる種類のモバイルサイトで公開されています。」とあるのですが、あらゆる種類の所に、ニュース、レシピ、Eコマースと具体的な用途、分野について記載があります。ニュース、レシピ、EコマースとAMPの相性は本当に良いと思います。

上に引用したGoogle AnalyticsのAMP向け新機能の発表の翌日、9月6日にAMPのEコマースでのステータスアップデート の紹介がありました。

ショッピングサイトは、画像とテキストが中心の比較的シンプルなページ構成です。構成もある程度共通するページが多く、商品説明なども比較的短いです。通常、Javaスクリプトなどを多用して表示するようなことはありません。AMPに対応することにより、高速表示が可能になり、ユーザーエクスペリエンスの向上が見込めます。

Eコマースでよく使われるような機能を、AMPで対応させることは比較的容易です。

レシピサイトのページなども、ショッピングサイトと似て、画像とテキストが中心の構成になります。基本構成はページやサイトで大きく異ならない場合が多いです。レシピサイトは、ショッピングサイト以上に機能はシンプルな場合が多く、AMP対応する場合も、作業し易いと思います。(エラーも起こりづらいと思います。)

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AMPにあまり適さないコンテンツ

独自性が高く、じっくり読むようなコンテンツの場合、瞬時に表示されることの重要度は高くありません。詳しい事柄、説明が記載されたコンテンツページを掲載するサイトの場合、サイト内にある関連した記事を見つけやすいようなナビゲーションや関連記事の紹介などの重要度が高くなります。

時間をかけて読むようなコンテンツを多く提供するサイト(ユーザーの滞在時間が長いサイト)の場合、レイアウトやデザインなどの重要度も高いです。検索から訪問してページを読んだ後、検索結果のページに戻るのではなく、ページのトップに戻ったり、ホームに行ったり、関連記事を見るなどの操作を簡単に行える操作性が高い方がユーザーエクスピリエンスの向上にも繋がります。

現時点では、AMPの利点である高速表示などに目が向きがちですが、AMPは全てのサイトに適しているわけではありません。同じページのレイアウト、同機能で早く表示されるのであれば、スピードが早いほうが良いことは明白です。しかし、AMP化することは、大なり小なりサポートされない機能があり、ページは簡略化された形で表示されます。ナビゲーション機能も一部省かれる場合が多いです。今後、AMPに適さないコンテンツもあるという話題も出てくると思います。

関連記事:

 一部のサイトでAMP機能を無効にしました

AMPと通常のMobileページのランディングページでのパフォーマンス比較分析を行いました。検索でのCTRは高く、直帰率も高い結果となりました。

AMPは適したサイトと適さないサイトで、効果、評価も分かれると思います。

2018年AMP化の最新動向、メリットとデメリット

2018年2月に最新動向、メリットとデメリットについての更新記事を投稿しました。

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