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2018年06月27日
つきいちシネマ7月「ある精肉店のはなし」③〜「ブレスに掲載いただきました!」
つきいちシネマ『ある精肉店のはなし』
今週末、風屋と千島会館で上映です♪
最新号のブレスに掲載していただきました\(^o^)/
いつも見やすい広告!感謝です\(^o^)/
昨日は、久しぶりに弓道の稽古へ行ってきました。
弓をひくのに、右手に「ゆがけ(ゆかけ)」という革の手袋をします。
ボロボロです…
高校生の時にお古をいただいて、以来大事につかっています。
「子鹿1匹から1つだけ作られる。命をいただいとるで大事にするように。弓をひく以外のことをする時は必ずはずす。はずしたら、人がまたぐようなところに置かない。」
厳しく言われます。
こんなことを40過ぎてから厳しく教えていただけるのも、ホントにありがたいことです。
お肉を食べる、とかでなくても、私の生活にはこういう命もいただいているのだなぁ…と、今回『ある精肉店のはなし』を上映するにあたって、あらためて思うところです。
弓の左手があたる部分も「握皮」(にぎりかわ)といって、キレイに彩色された皮が巻かれています。
先生方の竹矢には、美しい猛禽類の羽根。
最近では、ワシントン条約に引っかかってしまうため、海外に持って行かなかったりするそうです。
「死んだ鳥の羽根ではダメなんや」
「じゃあ生きている鳥から抜くんですか?」
「そうやな」
「そのあと生えてくるんですか?」
「生えてこんろ」
おばちゃんになっても知らないこといっぱい。
命をいただかなくても、いろいろ恩恵にあずかっている。
将来は、子鹿の皮や猛禽類の羽根に変わるいい製品ができるかもしれませんが、今は使えること、「大事にしなさい」と教えてもらえることがありがたいと思うワタクシでした。
『ある精肉店のはなし』は、今週土曜・日曜です♪
ぜひどうぞっ!
今週末、風屋と千島会館で上映です♪
最新号のブレスに掲載していただきました\(^o^)/
いつも見やすい広告!感謝です\(^o^)/
昨日は、久しぶりに弓道の稽古へ行ってきました。
弓をひくのに、右手に「ゆがけ(ゆかけ)」という革の手袋をします。
ボロボロです…
高校生の時にお古をいただいて、以来大事につかっています。
「子鹿1匹から1つだけ作られる。命をいただいとるで大事にするように。弓をひく以外のことをする時は必ずはずす。はずしたら、人がまたぐようなところに置かない。」
厳しく言われます。
こんなことを40過ぎてから厳しく教えていただけるのも、ホントにありがたいことです。
お肉を食べる、とかでなくても、私の生活にはこういう命もいただいているのだなぁ…と、今回『ある精肉店のはなし』を上映するにあたって、あらためて思うところです。
弓の左手があたる部分も「握皮」(にぎりかわ)といって、キレイに彩色された皮が巻かれています。
先生方の竹矢には、美しい猛禽類の羽根。
最近では、ワシントン条約に引っかかってしまうため、海外に持って行かなかったりするそうです。
「死んだ鳥の羽根ではダメなんや」
「じゃあ生きている鳥から抜くんですか?」
「そうやな」
「そのあと生えてくるんですか?」
「生えてこんろ」
おばちゃんになっても知らないこといっぱい。
命をいただかなくても、いろいろ恩恵にあずかっている。
将来は、子鹿の皮や猛禽類の羽根に変わるいい製品ができるかもしれませんが、今は使えること、「大事にしなさい」と教えてもらえることがありがたいと思うワタクシでした。
『ある精肉店のはなし』は、今週土曜・日曜です♪
ぜひどうぞっ!
2018年06月23日
つきいちシネマ7月「ある精肉店のはなし」②〜「いただきます」
スタッフをやらせていただいている「つきいちシネマ」
おおお!「ある精肉店のはなし」の上映まであと1週間!!!
キンチョーしてきました!まだまだチケットあります!
ピピピっと来たかたは、ぜひお越しください!
スタッフで試写した後に、
「子どもを連れて牛を見に行って『あの牛さんから牛乳がとれるんやよ』って教えたら『コーヒー牛乳を出す牛さんはどの牛さん?』って聞いた子どもがおったんやと」
なんて話になりました。
母ちゃん一生懸命いろんなこと教えとるつもりやけど…スーパーに行って、キレイに並んでいる野菜やパック詰めされたお肉や魚を毎日見ていたら、そうなるかもしれん…。
「『いただきます』は、いのちをいただきますってことなんやよ。『ごちそうさま』は、食事が食卓に上るまでに手をかけてくれたいろんな人に感謝するって意味なんやよ」
とかなんとか…口では教えてみるものの…。
「いのちをいただく」ってどういうことやろな?大人もわかっとらんかもしれんな…
息子が小5の時に、学校で米作りを教えてもらいました。
1年通して、農家の人たちがどんな作業をして米ができるのか、田植えと稲刈りは自分たちもやらせてもらっていました。
発表会では、みんなが「どんな手間をかけて米が食卓まであがっているか」を理解している様子が伝わって、大人が勉強になりました
「子どもらの『いただきます』は、去年と違うやろうな〜」と思いました。
米だけでなくて、毎日食べる肉や魚もその過程を「想像」できたら…。
「いただきます」がちゃんと言える子になってほしい…というかわたし自身も。
この映画に出てくるご家族は、日々牛を育てて加工してそれを売る。
一生懸命働く姿がステキです。
観た後に清々しい氣持ちになれる映画です(あくまで個人の感想ですが…)
長い映画ですが、小学校高学年くらいから見えるかなぁ。中学生高校生にも観てほしい!と思ったら…中体連真っ只中だとか…。
うむむむ…
そんな時は!
会場で写真絵本「うちは精肉店」も販売します!「こどものほんや ピースランド」さんにご協力いただきます
わたしも、小学校の読み聞かせに持っていこうと思っています!
「ある精肉店のはなし」
2013年/日本/108分
監督:纐纈あや プロデューサー:本橋成一
上映日時・場所
①6月30日(土)19時〜 風屋(高山市石浦町7−466)
②7月1日(日)10時〜
③7月1日(日)13時30分〜 千島会館(高山市千島町633−1)
※千島会館はお子さま連れO.K.
チケット
一般1,500円 小・中学生1,000円
(未就学児は無料)
①の風屋は、20席限定
②・③の千島会館は、50席です。
チケットは、風屋(高山市石浦町7−466)で取り扱っています。
またご予約も可能です。
高山市民文化会館でも発売中です!
ご予約・お問い合わせは
0577−37−2744(風屋)
[email protected]
毎回上映後に希望者で感想をシェアしています♪
お時間のある方は、どうぞお話を聞かせてください。
※リアルな屠畜・解体シーンが出てきます。
また、7月1日の千島会館での上映は、お子さま連れO.K.の上映会です。あらかじめご了承ください。
おおお!「ある精肉店のはなし」の上映まであと1週間!!!
キンチョーしてきました!まだまだチケットあります!
ピピピっと来たかたは、ぜひお越しください!
スタッフで試写した後に、
「子どもを連れて牛を見に行って『あの牛さんから牛乳がとれるんやよ』って教えたら『コーヒー牛乳を出す牛さんはどの牛さん?』って聞いた子どもがおったんやと」
なんて話になりました。
母ちゃん一生懸命いろんなこと教えとるつもりやけど…スーパーに行って、キレイに並んでいる野菜やパック詰めされたお肉や魚を毎日見ていたら、そうなるかもしれん…。
「『いただきます』は、いのちをいただきますってことなんやよ。『ごちそうさま』は、食事が食卓に上るまでに手をかけてくれたいろんな人に感謝するって意味なんやよ」
とかなんとか…口では教えてみるものの…。
「いのちをいただく」ってどういうことやろな?大人もわかっとらんかもしれんな…
息子が小5の時に、学校で米作りを教えてもらいました。
1年通して、農家の人たちがどんな作業をして米ができるのか、田植えと稲刈りは自分たちもやらせてもらっていました。
発表会では、みんなが「どんな手間をかけて米が食卓まであがっているか」を理解している様子が伝わって、大人が勉強になりました
「子どもらの『いただきます』は、去年と違うやろうな〜」と思いました。
米だけでなくて、毎日食べる肉や魚もその過程を「想像」できたら…。
「いただきます」がちゃんと言える子になってほしい…というかわたし自身も。
この映画に出てくるご家族は、日々牛を育てて加工してそれを売る。
一生懸命働く姿がステキです。
観た後に清々しい氣持ちになれる映画です(あくまで個人の感想ですが…)
長い映画ですが、小学校高学年くらいから見えるかなぁ。中学生高校生にも観てほしい!と思ったら…中体連真っ只中だとか…。
うむむむ…
そんな時は!
会場で写真絵本「うちは精肉店」も販売します!「こどものほんや ピースランド」さんにご協力いただきます
わたしも、小学校の読み聞かせに持っていこうと思っています!
「ある精肉店のはなし」
2013年/日本/108分
監督:纐纈あや プロデューサー:本橋成一
上映日時・場所
①6月30日(土)19時〜 風屋(高山市石浦町7−466)
②7月1日(日)10時〜
③7月1日(日)13時30分〜 千島会館(高山市千島町633−1)
※千島会館はお子さま連れO.K.
チケット
一般1,500円 小・中学生1,000円
(未就学児は無料)
①の風屋は、20席限定
②・③の千島会館は、50席です。
チケットは、風屋(高山市石浦町7−466)で取り扱っています。
またご予約も可能です。
高山市民文化会館でも発売中です!
ご予約・お問い合わせは
0577−37−2744(風屋)
[email protected]
毎回上映後に希望者で感想をシェアしています♪
お時間のある方は、どうぞお話を聞かせてください。
※リアルな屠畜・解体シーンが出てきます。
また、7月1日の千島会館での上映は、お子さま連れO.K.の上映会です。あらかじめご了承ください。
2018年06月19日
つきいちシネマ7月「ある精肉店のはなし」①〜ぼくの好きな先生
サボ子、渾身の映画情報です!!!
スタッフをやらせていただいている「つきいちシネマ」
6月30日(土)、7月1日(日)に
以前から観たかった映画『ある精肉店のはなし』を上映します!
いよいよ上映を決めて、スタッフで早速試写会をしました。
そこで感じたことを、なんとなく書いてみようと思います。
これで映画に興味をもってもらえるのか…どうなのか…
というか正直映画からそれていきます…おヒマなら読んでね!
ワタクシサボ子、子どもの頃から学校は毎日イヤで…。
友達がおもしろかったのでなんとかがんばって行ったけど、今なら絶対休んでます
ずっとイヤなんだけど、行かなきゃならなくて、中学入ってこれまた窮屈で、先生も締め付けてくるし、友達もなんか荒れてるし、自分も荒れてるし。
それでも、好きな先生がいたんです。
あのRCサクセションの「ぼくの好きな先生」を聴くと思い出す、地理のおじいさん先生。
酒だかタバコだかで声は焼けててガラガラなんだけど、いつも白いワイシャツに青いネクタイ。
おじいさんに見えたけど、今思うと定年前なんだから50代だったのか…。
中1の時に、自分のクラスで道徳の研究授業があって、若い担任の先生が緊張して授業をされていました。
後ろには学校のたくさんの先生たち。
わたしたちは、道徳が小さい頃からあった世代で、ずっと先生の求める答えを言えばまぁなんとかなってきました。
だけど、反抗期真っ盛りのワタクシ。先生の言うことにいちいち文句をつけたくてたまりません。
「この主人公の思いはAかBか」と聞く担任の先生に、イラッと来たワタクシ。
「ここでAかBかなんて決められない!どっちでもないかもしれないし、どっちもあるかもしれないです!」みたいなこと俄然イヤミに言ったはず…わたしの黒歴史…。
研究授業だったのにね…担任の先生のメンツもなにもあったもんじゃないですね
そしたら、その地理の先生が、あとから「あの意見はいい」とすごく褒めてくれたんです。
わたしとしては、先生に反抗するための手段でしかなかったので、もう恥ずかしくてたまらなかったところもありますが、それでもやっぱりうれしかった。
大人になってみてわかります。なぜ褒められたのか。
先生というのは、求める答えを言えば褒めてくれる存在だと思っていたわたしは、担任の先生を否定しかねない地理の先生にたまげました!
「この人ならわかってくれる!」
その先生が熱心に教えてくれたのがいわゆる「同和問題」
正直、自分の身の回りを見る限り「ピン」と来なかったのですが…。
やっぱりくり返し話を聞くと、胸が苦しくなりました。
両親に聞いてみると、「昔はこの辺りでも『と畜』する人たちは差別を受けていた」、「サボ子が被差別地区の人と結婚すると言ったらやっぱり考える」と言いました。
先日ちょうど、差別について書いた中3の時の作文が出てきました!
町内の少年の主張大会用に書いたものです。
タイトルは「人として」
はずかしっ!!!武田鉄矢かーい!
中身はまあ…青臭い「差別をなくそう!」という主張なんですが、こんな文章が…。
「私の親戚の住んでいる家の近くにも、被差別部落があります。
住んでいる所は、新幹線の線路の近くのとても環境の悪い所なのです。
又、私と同年代の子は、髪を染めたり、煙草を吸ったりする子ばかりなのだそうです。(原文ママ)
そして学校では、その子たちがかたまってしまって、同級生のいとこは“こわくて話せない”と言っていました。
(中略)おばさんは、そう同情していても、これはどうしようもないように、話をします」
自分でもすっかり忘れていました。30年前の話です。
おばさんといとこは滋賀県に住んでいます。
映画の中の精肉店は、大阪の貝塚市にあります。(昨日の地震、大丈夫だったでしょうか…)
映画の中でも、結婚する若いカップルが出てきます。
自分たちの手で牛を育て、と畜し、売っている北出さん家族は、いわゆる被差別地区に住んでいます。
差別の問題に限らず、いろんなものをひきうけて毎日生きているご家族の姿を見て、さまざまな見方ができる映画です。
ただ淡々と映し出される日常。
感想は観ている人にお任せ。
こういう映画が大好きです。
あの地理の先生はお元気かどうかもわからないですが、
この映画を上映するってことをお伝えしたいなぁ。よろこんでくださるだろうか…。
興味のある方は、ぜひ会場にいらしてくださーい♪
お待ちしています。
「ある精肉店のはなし」
いのちを食べて いのちは生きる
大阪貝塚市での屠畜見学会。牛の命と全身全霊で向き合うある精肉店との出会いから、この映画は始まった。
家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。
店に持ち帰られた枝肉は、丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。皮は丹念になめされ、立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加するなかでいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。
2012年3月。代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。
いのちを食べて人は生きる。「生」の本質を見続けてきた家族の記録。
★釜山国際映画祭ワイドアングル部門招待作品
★山形国際ドキュメンタリー映画祭 日本プログラム部門招待作品
★平成26年度文化庁文化記録映画大賞
★第87回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第2位
★ニッポンコネクション(ドイツフランクフルト) ニッポン・ヴィジョンズ観客賞
★第5回辻静雄食文化賞
2013年/日本/108分
監督:纐纈あや プロデューサー:本橋成一
上映日時・場所
①6月30日(土)19時〜 風屋(高山市石浦町7−466)
②7月1日(日)10時〜
③7月1日(日)13時30分〜 千島会館(高山市千島町633−1)
※千島会館はお子さま連れO.K.
チケット
一般1,500円 小・中学生1,000円
(未就学児は無料)
①の風屋は、20席限定
②・③の千島会館は、50席です。
チケットは、風屋(高山市石浦町7−466)で取り扱っています。
またご予約も可能です。
高山市民文化会館でも発売中です!
ご予約・お問い合わせは
0577−37−2744(風屋)
[email protected]
毎回上映後に希望者で座談会を行っています。
お時間のある方は、どうぞお話を聞かせてください。
※リアルな屠畜・解体シーンが出てきます。
また、7月1日の千島会館での上映は、お子さま連れO.K.の上映会です。あらかじめご了承ください。
スタッフをやらせていただいている「つきいちシネマ」
6月30日(土)、7月1日(日)に
以前から観たかった映画『ある精肉店のはなし』を上映します!
いよいよ上映を決めて、スタッフで早速試写会をしました。
そこで感じたことを、なんとなく書いてみようと思います。
これで映画に興味をもってもらえるのか…どうなのか…
というか正直映画からそれていきます…おヒマなら読んでね!
ワタクシサボ子、子どもの頃から学校は毎日イヤで…。
友達がおもしろかったのでなんとかがんばって行ったけど、今なら絶対休んでます
ずっとイヤなんだけど、行かなきゃならなくて、中学入ってこれまた窮屈で、先生も締め付けてくるし、友達もなんか荒れてるし、自分も荒れてるし。
それでも、好きな先生がいたんです。
あのRCサクセションの「ぼくの好きな先生」を聴くと思い出す、地理のおじいさん先生。
酒だかタバコだかで声は焼けててガラガラなんだけど、いつも白いワイシャツに青いネクタイ。
おじいさんに見えたけど、今思うと定年前なんだから50代だったのか…。
中1の時に、自分のクラスで道徳の研究授業があって、若い担任の先生が緊張して授業をされていました。
後ろには学校のたくさんの先生たち。
わたしたちは、道徳が小さい頃からあった世代で、ずっと先生の求める答えを言えばまぁなんとかなってきました。
だけど、反抗期真っ盛りのワタクシ。先生の言うことにいちいち文句をつけたくてたまりません。
「この主人公の思いはAかBか」と聞く担任の先生に、イラッと来たワタクシ。
「ここでAかBかなんて決められない!どっちでもないかもしれないし、どっちもあるかもしれないです!」みたいなこと俄然イヤミに言ったはず…わたしの黒歴史…。
研究授業だったのにね…担任の先生のメンツもなにもあったもんじゃないですね
そしたら、その地理の先生が、あとから「あの意見はいい」とすごく褒めてくれたんです。
わたしとしては、先生に反抗するための手段でしかなかったので、もう恥ずかしくてたまらなかったところもありますが、それでもやっぱりうれしかった。
大人になってみてわかります。なぜ褒められたのか。
先生というのは、求める答えを言えば褒めてくれる存在だと思っていたわたしは、担任の先生を否定しかねない地理の先生にたまげました!
「この人ならわかってくれる!」
その先生が熱心に教えてくれたのがいわゆる「同和問題」
正直、自分の身の回りを見る限り「ピン」と来なかったのですが…。
やっぱりくり返し話を聞くと、胸が苦しくなりました。
両親に聞いてみると、「昔はこの辺りでも『と畜』する人たちは差別を受けていた」、「サボ子が被差別地区の人と結婚すると言ったらやっぱり考える」と言いました。
先日ちょうど、差別について書いた中3の時の作文が出てきました!
町内の少年の主張大会用に書いたものです。
タイトルは「人として」
はずかしっ!!!武田鉄矢かーい!
中身はまあ…青臭い「差別をなくそう!」という主張なんですが、こんな文章が…。
「私の親戚の住んでいる家の近くにも、被差別部落があります。
住んでいる所は、新幹線の線路の近くのとても環境の悪い所なのです。
又、私と同年代の子は、髪を染めたり、煙草を吸ったりする子ばかりなのだそうです。(原文ママ)
そして学校では、その子たちがかたまってしまって、同級生のいとこは“こわくて話せない”と言っていました。
(中略)おばさんは、そう同情していても、これはどうしようもないように、話をします」
自分でもすっかり忘れていました。30年前の話です。
おばさんといとこは滋賀県に住んでいます。
映画の中の精肉店は、大阪の貝塚市にあります。(昨日の地震、大丈夫だったでしょうか…)
映画の中でも、結婚する若いカップルが出てきます。
自分たちの手で牛を育て、と畜し、売っている北出さん家族は、いわゆる被差別地区に住んでいます。
差別の問題に限らず、いろんなものをひきうけて毎日生きているご家族の姿を見て、さまざまな見方ができる映画です。
ただ淡々と映し出される日常。
感想は観ている人にお任せ。
こういう映画が大好きです。
あの地理の先生はお元気かどうかもわからないですが、
この映画を上映するってことをお伝えしたいなぁ。よろこんでくださるだろうか…。
興味のある方は、ぜひ会場にいらしてくださーい♪
お待ちしています。
「ある精肉店のはなし」
いのちを食べて いのちは生きる
大阪貝塚市での屠畜見学会。牛の命と全身全霊で向き合うある精肉店との出会いから、この映画は始まった。
家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。
店に持ち帰られた枝肉は、丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。皮は丹念になめされ、立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加するなかでいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。
2012年3月。代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。
いのちを食べて人は生きる。「生」の本質を見続けてきた家族の記録。
★釜山国際映画祭ワイドアングル部門招待作品
★山形国際ドキュメンタリー映画祭 日本プログラム部門招待作品
★平成26年度文化庁文化記録映画大賞
★第87回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第2位
★ニッポンコネクション(ドイツフランクフルト) ニッポン・ヴィジョンズ観客賞
★第5回辻静雄食文化賞
2013年/日本/108分
監督:纐纈あや プロデューサー:本橋成一
上映日時・場所
①6月30日(土)19時〜 風屋(高山市石浦町7−466)
②7月1日(日)10時〜
③7月1日(日)13時30分〜 千島会館(高山市千島町633−1)
※千島会館はお子さま連れO.K.
チケット
一般1,500円 小・中学生1,000円
(未就学児は無料)
①の風屋は、20席限定
②・③の千島会館は、50席です。
チケットは、風屋(高山市石浦町7−466)で取り扱っています。
またご予約も可能です。
高山市民文化会館でも発売中です!
ご予約・お問い合わせは
0577−37−2744(風屋)
[email protected]
毎回上映後に希望者で座談会を行っています。
お時間のある方は、どうぞお話を聞かせてください。
※リアルな屠畜・解体シーンが出てきます。
また、7月1日の千島会館での上映は、お子さま連れO.K.の上映会です。あらかじめご了承ください。
2018年06月18日
直傳靈氣 6月の練習会と体験会のお知らせ♪
遅くなりました〜!!!
今月も直傳靈氣の練習会と体験会、もちろんやります!
いつもの第3木曜日です♪
昨日は、わたしの大先生(大師範)を国府にお呼びして、初めての後期セミナーというのを開きました。
飛騨のたくさんの靈氣遣いのみなさんが集合して、靈氣三昧の一日でした。
(その準備にかかってしまい、お知らせが遅れたことをお許しください!)
「靈氣の目的は病気を治すのではない。楽しく生きるため」
あらためて先生の言葉で聞くと、目が見開かれるようでした。
ほんと、靈氣は身体の不調も改善しますが、もっとまるごとを楽しくする家庭療法だと思います。
修了者の方は、つかわないともったいないです。ぜひみんなでかけあいしませんか?
未経験の方は、ぜひ体験してみてください。
日時:6月21日(木)
場所:jikiden-reiki sabo(国府町瓜巣200・元 田中酒店)
【午前は、靈氣修了者のための 靈授&練習会です】
毎回多くの方に参加いただいています。
今月は昨日のセミナーに出られた方も多いので、参加者が少ないと思われますが、いつものようにやりますよ〜!
10時〜 靈授
10時30分〜 練習会
参加費:靈授をご希望の方 2,000円
練習会のみの方 無料
お昼はいつものようにランチに行きます〜♪
(ランチ代は各自でお願いします)
【午後は、初めての方歓迎 体験会です】
修了者の練習も兼ねているため、月に一度50分を1,000円で受けられる機会です。
施術する人数は、月によって変わります。ご了承ください。
①13:30 ②14:30 ③15:30
この中からご希望の時間をご予約ください。
2回以上体験された方の受付は、(2日前の)明日からです。よろしくお願いします。
50分限定の施術なので、たまに途中で痛いところが出てきて治まりきらない場合があります。
その後、2回までは遠隔治療で対応しますが、まだかかりたい場合は普段の施術(1回3,000円)で対応させていただきます。
体験されて、ぜひご自分も靈氣が使えるようになりたい!と思っていただけたら…
家庭に靈氣が使える人がひとり(理想はそれ以上)いると、本当に心強いですよ〜♪
参加・体験のご予約、お問いあわせは…
[email protected]
今月はお申し込み期間が短くてスミマセン!
来月も第3木曜日(7月19日)に開く予定です♪
今月も直傳靈氣の練習会と体験会、もちろんやります!
いつもの第3木曜日です♪
昨日は、わたしの大先生(大師範)を国府にお呼びして、初めての後期セミナーというのを開きました。
飛騨のたくさんの靈氣遣いのみなさんが集合して、靈氣三昧の一日でした。
(その準備にかかってしまい、お知らせが遅れたことをお許しください!)
「靈氣の目的は病気を治すのではない。楽しく生きるため」
あらためて先生の言葉で聞くと、目が見開かれるようでした。
ほんと、靈氣は身体の不調も改善しますが、もっとまるごとを楽しくする家庭療法だと思います。
修了者の方は、つかわないともったいないです。ぜひみんなでかけあいしませんか?
未経験の方は、ぜひ体験してみてください。
日時:6月21日(木)
場所:jikiden-reiki sabo(国府町瓜巣200・元 田中酒店)
【午前は、靈氣修了者のための 靈授&練習会です】
毎回多くの方に参加いただいています。
今月は昨日のセミナーに出られた方も多いので、参加者が少ないと思われますが、いつものようにやりますよ〜!
10時〜 靈授
10時30分〜 練習会
参加費:靈授をご希望の方 2,000円
練習会のみの方 無料
お昼はいつものようにランチに行きます〜♪
(ランチ代は各自でお願いします)
【午後は、初めての方歓迎 体験会です】
修了者の練習も兼ねているため、月に一度50分を1,000円で受けられる機会です。
施術する人数は、月によって変わります。ご了承ください。
この中からご希望の時間をご予約ください。
2回以上体験された方の受付は、(2日前の)明日からです。よろしくお願いします。
50分限定の施術なので、たまに途中で痛いところが出てきて治まりきらない場合があります。
その後、2回までは遠隔治療で対応しますが、まだかかりたい場合は普段の施術(1回3,000円)で対応させていただきます。
体験されて、ぜひご自分も靈氣が使えるようになりたい!と思っていただけたら…
家庭に靈氣が使える人がひとり(理想はそれ以上)いると、本当に心強いですよ〜♪
参加・体験のご予約、お問いあわせは…
[email protected]
今月はお申し込み期間が短くてスミマセン!
来月も第3木曜日(7月19日)に開く予定です♪
2018年06月18日
親孝行プレイ第2弾! 〜コレはただの趣味だったその③「ビーナスライン」編
80才と76才の両親と夫・息子を巻き込んで、わたしの趣味全開の旅。クドいですが第3弾です…。
思った以上に2人とも足腰が弱っていて、父は耳も遠くてずいぶん無理させてしまいました…
夕方になって、諏訪湖畔の宿についてホッと一息。
「諏訪湖の周りは16キロあるんやと」
5人いると、それぞれいろんな場所でネタを拾ってくるので、旅の情報がグンとふえます。
「精密機械の有名なメーカーが多いな」
「製糸工場があったことと、乾燥する気候がいいんやって」
「諏訪湖でかいけど、湿度は低いんやな」
そんな会話も楽しいです。
今回、両親にあまり無理させないように、
雨の場合、次の日は諏訪大社で今日行けなかった下社2社を観て帰るプラン。
晴れの場合、次の日はビーナスラインを通って帰るプランにしました。
が、諏訪大社上社2社がおもしろくてたまらなかった夫。
次の日は、これまたいい天気なのはわかっていました。
「夕飯まで間があるし、下社へ行ってくる」と言い出しました。
父と母は「宿で休む」と言います。
小6の息子も、なんと修学旅行から帰ったばかりでお疲れ気味。
「じいちゃんと温泉入る」
いつもおじいちゃんと下呂温泉につかっている息子、男2人で温泉プラン。
わたしは…やっぱり行くよね〜!
1周16キロの諏訪湖、調べたら下社までそんなに遠くなかった。
急いでまずは「下社・春宮」へ。
鳥居をくぐった途端…
「なんかすごくいいぞ…」
夕方の淡い光の中で、ものすごく清々しい。
そして、わたしの知っている「神社の空気」ってこれだ…。
ここも本殿がなく、神様は「木」なのだそう。
樹齢のとんでもない巨木もあり、さらに御柱も四方に立っています。
だけど、「上社」で感じたやんわりとした空気ではなくて、いつも神社で感じるような澄んだ感じの空気です。
この拝殿の前には、これまたすごい神楽殿があり、そのインパクトがこれまた。
夫は2人分の御朱印をゲットして、急いで「下社・秋宮」へ。
コチラも「春宮」によく似た建物で、神楽殿も同じように。
この後ろに、さっきの写真と同じような「拝殿」があります。
前の狛犬には「孝」と「忠」の文字。
その②の日記で観た「縄文」とはかけ離れた世界。
「あとから来た神様っぽい雰囲気だなぁ」
それでも、諏訪のおおらかさも感じるこちらもいいところ!
「あんまりいい場所だから、明日どっちかひとつだけ寄ろうか」と両親にも見せることにしました。
これまた御朱印ゲットして、宿に戻ると湯上がりのじいちゃんと息子。母はひとりで「ちょっと寝た」とのこと。
夜のご飯は、「まずは挨拶を…」と堅い父らしい一言から。
「こんなことはないで、ほんとうにうれしい」と言ってくれました。
連れ回したけど…ごめんよお父さん。
ピロリ菌をやっつける薬のせいで、味がわからないと言っている母も、
「これおいしい」と喜んでくれました。
父の傘寿・母の喜寿・2人の金婚式(2年も前だけど)・父の日・母の日まとめてお祝い!
美味しい地酒を楽しんで、腹いっぱい食べたところに宿から「お祝いのケーキ」もいただき、なんだかみんなで頑張って平らげて次の日へ。
(夫はこのあと旅のお約束「ラーメン」を食べに出るという…どんな胃や…)
次の日は、見事な快晴!
「晴れプラン」決定!だけど、昨日たずねた「春宮」もよりました。
なぜか、巨木の木の幹の模様を写真に撮っている母。おもしろいところに注目するなぁ〜。
「わたし、ここ好き」と母。
来てよかった。
そして、あの御柱祭で木を落とす坂を見ながら山の上へ。
中学のときの担任の先生が、「ビーナスラインは一回走っとけ」と言ったことがあります。
30年以上前のことなのに…嫌いな先生だったのに…それだけは覚えている…。
「十三墓峠みたいなものでしょ」
そんなこと言って、去年箱根の峠で大変な目に遭った我々。
今回も「十三墓峠」発言をした夫。
これは呪いの言葉か…このあと箱根をはるかに越える坂の洗礼を受けることになります。
上りはまだ…慣れてるわ…飛騨の人だから。
見慣れた坂道を上ると、急に開ける景色。
「なんだこの景色〜!!!」
岐阜県にはない、この雄大な感じ。
遠くまで見渡せます。
本当に別世界。
嫌いな先生が「一回走っとけ」と言った意味がわかりました。
100円を入れる双眼鏡で、息子は遥か向こうをのぞいています。
わたしはここぞとばかりにスマホをかざします。
山にかざすと名前がわかるアプリ!これはいつも旅のおとも!すぐれものです。
高いところなので、有名な山々が見渡せるのがわかります。
「このアプリ、長野で大活躍だなぁ」
近くでラジコンのグライダーを動かしている人がいて、気流に乗って上昇したり急降下したりするのをみんなでしばらく眺めました。
美ヶ原高原まで行き、後は松本へ帰るだけ。
ひたすら下る下る…。
エンジンブレーキをつかっても、なかなかスピードが落ちない。
「十三墓峠」も「箱根の峠」も目じゃなかった…。
最後のほうは、車から変な匂いや変な音がし始める始末…。
山は上れば下らなくてはいけない…。
山国の人なのに…なんか大事なことを忘れていた氣がする…。
それでも、いろいろひっくるめていい旅でした。
父と母にはずいぶん無理をさせてしまったので、やっぱりそこは反省…。
それでも喜んでくれて、父は次の日には畑へ行ったというし、母もすぐに朴葉寿司を作って送ってくれました。
「親の介護のためにとっておこう」としていたお金を、やっぱりつかってよかった。
今を楽しまないと!きっとこれが長生きにつながる…でしょう!
「次は下呂温泉で一泊かな…」
次のプランは、今回の反省をふまえて。。。
思った以上に2人とも足腰が弱っていて、父は耳も遠くてずいぶん無理させてしまいました…
夕方になって、諏訪湖畔の宿についてホッと一息。
「諏訪湖の周りは16キロあるんやと」
5人いると、それぞれいろんな場所でネタを拾ってくるので、旅の情報がグンとふえます。
「精密機械の有名なメーカーが多いな」
「製糸工場があったことと、乾燥する気候がいいんやって」
「諏訪湖でかいけど、湿度は低いんやな」
そんな会話も楽しいです。
今回、両親にあまり無理させないように、
雨の場合、次の日は諏訪大社で今日行けなかった下社2社を観て帰るプラン。
晴れの場合、次の日はビーナスラインを通って帰るプランにしました。
が、諏訪大社上社2社がおもしろくてたまらなかった夫。
次の日は、これまたいい天気なのはわかっていました。
「夕飯まで間があるし、下社へ行ってくる」と言い出しました。
父と母は「宿で休む」と言います。
小6の息子も、なんと修学旅行から帰ったばかりでお疲れ気味。
「じいちゃんと温泉入る」
いつもおじいちゃんと下呂温泉につかっている息子、男2人で温泉プラン。
わたしは…やっぱり行くよね〜!
1周16キロの諏訪湖、調べたら下社までそんなに遠くなかった。
急いでまずは「下社・春宮」へ。
鳥居をくぐった途端…
「なんかすごくいいぞ…」
夕方の淡い光の中で、ものすごく清々しい。
そして、わたしの知っている「神社の空気」ってこれだ…。
ここも本殿がなく、神様は「木」なのだそう。
樹齢のとんでもない巨木もあり、さらに御柱も四方に立っています。
だけど、「上社」で感じたやんわりとした空気ではなくて、いつも神社で感じるような澄んだ感じの空気です。
この拝殿の前には、これまたすごい神楽殿があり、そのインパクトがこれまた。
夫は2人分の御朱印をゲットして、急いで「下社・秋宮」へ。
コチラも「春宮」によく似た建物で、神楽殿も同じように。
この後ろに、さっきの写真と同じような「拝殿」があります。
前の狛犬には「孝」と「忠」の文字。
その②の日記で観た「縄文」とはかけ離れた世界。
「あとから来た神様っぽい雰囲気だなぁ」
それでも、諏訪のおおらかさも感じるこちらもいいところ!
「あんまりいい場所だから、明日どっちかひとつだけ寄ろうか」と両親にも見せることにしました。
これまた御朱印ゲットして、宿に戻ると湯上がりのじいちゃんと息子。母はひとりで「ちょっと寝た」とのこと。
夜のご飯は、「まずは挨拶を…」と堅い父らしい一言から。
「こんなことはないで、ほんとうにうれしい」と言ってくれました。
連れ回したけど…ごめんよお父さん。
ピロリ菌をやっつける薬のせいで、味がわからないと言っている母も、
「これおいしい」と喜んでくれました。
父の傘寿・母の喜寿・2人の金婚式(2年も前だけど)・父の日・母の日まとめてお祝い!
美味しい地酒を楽しんで、腹いっぱい食べたところに宿から「お祝いのケーキ」もいただき、なんだかみんなで頑張って平らげて次の日へ。
(夫はこのあと旅のお約束「ラーメン」を食べに出るという…どんな胃や…)
次の日は、見事な快晴!
「晴れプラン」決定!だけど、昨日たずねた「春宮」もよりました。
なぜか、巨木の木の幹の模様を写真に撮っている母。おもしろいところに注目するなぁ〜。
「わたし、ここ好き」と母。
来てよかった。
そして、あの御柱祭で木を落とす坂を見ながら山の上へ。
中学のときの担任の先生が、「ビーナスラインは一回走っとけ」と言ったことがあります。
30年以上前のことなのに…嫌いな先生だったのに…それだけは覚えている…。
「十三墓峠みたいなものでしょ」
そんなこと言って、去年箱根の峠で大変な目に遭った我々。
今回も「十三墓峠」発言をした夫。
これは呪いの言葉か…このあと箱根をはるかに越える坂の洗礼を受けることになります。
上りはまだ…慣れてるわ…飛騨の人だから。
見慣れた坂道を上ると、急に開ける景色。
「なんだこの景色〜!!!」
岐阜県にはない、この雄大な感じ。
遠くまで見渡せます。
本当に別世界。
嫌いな先生が「一回走っとけ」と言った意味がわかりました。
100円を入れる双眼鏡で、息子は遥か向こうをのぞいています。
わたしはここぞとばかりにスマホをかざします。
山にかざすと名前がわかるアプリ!これはいつも旅のおとも!すぐれものです。
高いところなので、有名な山々が見渡せるのがわかります。
「このアプリ、長野で大活躍だなぁ」
近くでラジコンのグライダーを動かしている人がいて、気流に乗って上昇したり急降下したりするのをみんなでしばらく眺めました。
美ヶ原高原まで行き、後は松本へ帰るだけ。
ひたすら下る下る…。
エンジンブレーキをつかっても、なかなかスピードが落ちない。
「十三墓峠」も「箱根の峠」も目じゃなかった…。
最後のほうは、車から変な匂いや変な音がし始める始末…。
山は上れば下らなくてはいけない…。
山国の人なのに…なんか大事なことを忘れていた氣がする…。
それでも、いろいろひっくるめていい旅でした。
父と母にはずいぶん無理をさせてしまったので、やっぱりそこは反省…。
それでも喜んでくれて、父は次の日には畑へ行ったというし、母もすぐに朴葉寿司を作って送ってくれました。
「親の介護のためにとっておこう」としていたお金を、やっぱりつかってよかった。
今を楽しまないと!きっとこれが長生きにつながる…でしょう!
「次は下呂温泉で一泊かな…」
次のプランは、今回の反省をふまえて。。。
2018年06月16日
親孝行プレイ第2弾! 〜コレはただの趣味だったその②「藤森照信さん」編
親孝行のフリをする「親孝行プレイ」の旅
今回は、下呂のわたしの両親と諏訪の旅。
足腰の弱い両親をムリヤリ連れて、諏訪大社「上社本宮」そして2人は上まで行けなかった「上社前宮」の次は…
この「前宮」の敷地内(といっても700mほど離れている)に、「神長官」という諏訪大社の偉い位の方のお屋敷があり、
その敷地内にある「神長官守矢史料館」にどうしても行きたかったのです!!!
今回の本当の目的はこれ!!!全部ワタクシの趣味!親孝行関係無し!
ところで、話はコロッと変わるようですがみなさんは
「超芸術トマソン」や「路上観察」
をご存知でしょうか?
昔々、鳴り物入りでジャイアンツにやってきた助っ人外国人選手「トマソン」。
しかし、全く役に立たなかった。。。
「街中にある全く役に立たないもの」
を写真に撮って、タイトルをつけたものを「トマソン芸術」、それを探して街を徘徊するのを「路上観察」と名づけたのは、芸術家・作家の赤瀬川原平さんでした。
60年代から前衛芸術家として活躍、作家としては芥川賞もとって、20年ほど前には「老人力」を流行らせた人です。
その「路上観察学会」のメンバーでもあり、赤瀬川原平さんの家「ニラハウス」を設計した「藤森照信」さんの故郷が茅野。
「神長官」守矢家のすぐそばに実家があり、藤森さんの最初の作品「神長官守矢史料館」をどーしても観たかった!!!
「ニラハウス」の写真を観た時は、もうココロがワクワクしてたまりませんでした。
なにせ、屋根にニラが生えているのです。白い花が風に揺れている様子がたまりません。
建物としてもすごくおもしろくて、「こんなに人を愉快な気分にさせる建物があるんだ!」とビックリしました。
あ、べつに建物が特別好きという訳でもありません。
相手がなんでも、「人を愉快にさせる」ところにグッときてしまう!
なんにも知らないで連れてこられた両親と夫・息子。
目の前に現れたのはこんな建物。
柱が飛び出とります。
大工の夫があっけにとられています。。。
入ろうとすると、スタッフの男性がすかさずスリッパを出してくれる。靴を脱いで上がるのです。
「ここは縄文ですから」とおっしゃる。
ここ茅野は縄文のすばらしい遺跡がたくさん発掘されています。
そういえば「路上観察学会」のメンバーで「縄文建築団」なるものも結成されていました。
この諏訪大社のご神体が「守屋山」
ここを古くからおさめていたのが守矢氏
途中で諏訪の神様が入ってきたけれど、この守矢氏を「神長官」という大事な役職に就けて代々続いているそうです。
実際、前回載せた古くからの神様「ミシャグジ神」の祠はこの敷地内にあります。
「おんなじ朝廷にたてついた東山道の国なのに、飛騨は両面宿儺が戦って、こっちは重要な役職なんやな」とわたしが言うと、
「やっぱりそれだけ大きい力があったんじゃない?」と夫。
中に入るとイキナリこれ!
鹿や猪の頭!
実はこのとなりに、串刺しになったウサギと、器に入った鹿の脳みそ(これはニセモノ)。
この地に古くから伝わる「御頭祭」をあらわしているそうです。
神様に捧げものとして、米や酒とともに鹿や猪の頭やらなんやら…。
この祭りは今でも続いているのです。(今は剥製の頭だそうですが)
「おおお!縄文!!!」
不思議とコワイ感じもなんにもありません。
殺生を禁ずる仏教が入ってきて、それが国づくりのベースになった時代も、神様の使いである鹿を捧げる祭りは続きました。
この地では「鹿食免」という免罪符のようなものが出されたそうです。
この史料館の方がこれまたお話上手で、これは全部そこで聞いた説明。
父は耳が遠いので、補聴器をつけて頑張っていました。母はこの話がとってもおもしろかったみたいです。
そして、史料館の方は藤森さんについてもたくさん話してくださいました!
この建物のこと、ほかに設計したニラハウスなどのこと、この建物の小さな窓から畑越しに見える茶室「高過庵(たかすぎあん)」のこと。
「おお!低過庵(ひくすぎあん)も見えますか!?」
ちょっと予習してきた息子は急に元気になって、この史料館の方に質問攻め。
いろんな話を聞きだしていました。
わたしが観たかったのはここだけではなかったのは、もうおわかりですね!
では、窓から見えるあの場所へ。
高すぎる茶室「高過庵」です。
茶室なので小さいです。
史料館の方の話では、1年に1回は入れる機会があるそうですが、5人ずつのぼり、
「あなたはここへ」と藤森先生が座る場所を指定するのだそうです。
バランスの問題らしいです。とにかく揺れる。揺れは年々大きくなっているという話。
そしてその下にあるのは、低すぎる茶室「低過庵」
屋根がスライドするようになっていて、「野点」ができるとのこと。
「のだて!!」
この響きでまた笑えてきます。
そして、今度はもっと揺れる茶室へ。
「空飛ぶ泥舟」です。
影で暗くなっていますが、にじり口もちゃんとあります。
どれも茶室なので、ちゃんと火をおこせるようになっていて、この泥舟には煙突がついています。
煙が出たら、これまた愉快な景色だろうなぁ。。。
わたしが心ひかれたのは、浮かんでないけど大きな蕗の葉っぱごしに見える泥舟。
周りの草や木が、ととのっていない訳でもなく、でも整然としている訳でもなく、ある程度好きに生えて、ある程度ちゃんと管理してあります。
日本語としてちょっと変かな。。。
その管理と自由の塩梅がとっても落ちつきます。
これは下呂の人にしかわからないかもしれないけど、ここは(母の出身地)「竹原」にそっくり。
もう全く旅行した気分ではありません。変な感じです。
こんなに旅した気分にならない旅も初めてです。
そして、こんな風景に溶け込んだおもしろい建物を作った藤森さんがますます好きになりました。
夫も写真を撮りまくっていました。
父と母は、ここまでのぼってくるのをあきらめて、下で待っていてくれました。
「お母さん!」
守矢さんちの松の下の草取りしていました
家族を巻き添えにしてしまったけど、大満足でメインの目的は果たしました。
あとは、宿に行って温泉にでもつかってゆっくり…しなかった…のは、旅に出ると俄然元気になるわたしと夫。
ふたりはまだ…動きます。
まさかの続きが…。
その前に、「路上観察」の藤森先生の故郷で、旅のお楽しみ、マンホールも撮影
茅野のマンホールもすばらしっ!
今回は、下呂のわたしの両親と諏訪の旅。
足腰の弱い両親をムリヤリ連れて、諏訪大社「上社本宮」そして2人は上まで行けなかった「上社前宮」の次は…
この「前宮」の敷地内(といっても700mほど離れている)に、「神長官」という諏訪大社の偉い位の方のお屋敷があり、
その敷地内にある「神長官守矢史料館」にどうしても行きたかったのです!!!
今回の本当の目的はこれ!!!全部ワタクシの趣味!親孝行関係無し!
ところで、話はコロッと変わるようですがみなさんは
「超芸術トマソン」や「路上観察」
をご存知でしょうか?
昔々、鳴り物入りでジャイアンツにやってきた助っ人外国人選手「トマソン」。
しかし、全く役に立たなかった。。。
「街中にある全く役に立たないもの」
を写真に撮って、タイトルをつけたものを「トマソン芸術」、それを探して街を徘徊するのを「路上観察」と名づけたのは、芸術家・作家の赤瀬川原平さんでした。
60年代から前衛芸術家として活躍、作家としては芥川賞もとって、20年ほど前には「老人力」を流行らせた人です。
その「路上観察学会」のメンバーでもあり、赤瀬川原平さんの家「ニラハウス」を設計した「藤森照信」さんの故郷が茅野。
「神長官」守矢家のすぐそばに実家があり、藤森さんの最初の作品「神長官守矢史料館」をどーしても観たかった!!!
「ニラハウス」の写真を観た時は、もうココロがワクワクしてたまりませんでした。
なにせ、屋根にニラが生えているのです。白い花が風に揺れている様子がたまりません。
建物としてもすごくおもしろくて、「こんなに人を愉快な気分にさせる建物があるんだ!」とビックリしました。
あ、べつに建物が特別好きという訳でもありません。
相手がなんでも、「人を愉快にさせる」ところにグッときてしまう!
なんにも知らないで連れてこられた両親と夫・息子。
目の前に現れたのはこんな建物。
柱が飛び出とります。
大工の夫があっけにとられています。。。
入ろうとすると、スタッフの男性がすかさずスリッパを出してくれる。靴を脱いで上がるのです。
「ここは縄文ですから」とおっしゃる。
ここ茅野は縄文のすばらしい遺跡がたくさん発掘されています。
そういえば「路上観察学会」のメンバーで「縄文建築団」なるものも結成されていました。
この諏訪大社のご神体が「守屋山」
ここを古くからおさめていたのが守矢氏
途中で諏訪の神様が入ってきたけれど、この守矢氏を「神長官」という大事な役職に就けて代々続いているそうです。
実際、前回載せた古くからの神様「ミシャグジ神」の祠はこの敷地内にあります。
「おんなじ朝廷にたてついた東山道の国なのに、飛騨は両面宿儺が戦って、こっちは重要な役職なんやな」とわたしが言うと、
「やっぱりそれだけ大きい力があったんじゃない?」と夫。
中に入るとイキナリこれ!
鹿や猪の頭!
実はこのとなりに、串刺しになったウサギと、器に入った鹿の脳みそ(これはニセモノ)。
この地に古くから伝わる「御頭祭」をあらわしているそうです。
神様に捧げものとして、米や酒とともに鹿や猪の頭やらなんやら…。
この祭りは今でも続いているのです。(今は剥製の頭だそうですが)
「おおお!縄文!!!」
不思議とコワイ感じもなんにもありません。
殺生を禁ずる仏教が入ってきて、それが国づくりのベースになった時代も、神様の使いである鹿を捧げる祭りは続きました。
この地では「鹿食免」という免罪符のようなものが出されたそうです。
この史料館の方がこれまたお話上手で、これは全部そこで聞いた説明。
父は耳が遠いので、補聴器をつけて頑張っていました。母はこの話がとってもおもしろかったみたいです。
そして、史料館の方は藤森さんについてもたくさん話してくださいました!
この建物のこと、ほかに設計したニラハウスなどのこと、この建物の小さな窓から畑越しに見える茶室「高過庵(たかすぎあん)」のこと。
「おお!低過庵(ひくすぎあん)も見えますか!?」
ちょっと予習してきた息子は急に元気になって、この史料館の方に質問攻め。
いろんな話を聞きだしていました。
わたしが観たかったのはここだけではなかったのは、もうおわかりですね!
では、窓から見えるあの場所へ。
高すぎる茶室「高過庵」です。
茶室なので小さいです。
史料館の方の話では、1年に1回は入れる機会があるそうですが、5人ずつのぼり、
「あなたはここへ」と藤森先生が座る場所を指定するのだそうです。
バランスの問題らしいです。とにかく揺れる。揺れは年々大きくなっているという話。
そしてその下にあるのは、低すぎる茶室「低過庵」
屋根がスライドするようになっていて、「野点」ができるとのこと。
「のだて!!」
この響きでまた笑えてきます。
そして、今度はもっと揺れる茶室へ。
「空飛ぶ泥舟」です。
影で暗くなっていますが、にじり口もちゃんとあります。
どれも茶室なので、ちゃんと火をおこせるようになっていて、この泥舟には煙突がついています。
煙が出たら、これまた愉快な景色だろうなぁ。。。
わたしが心ひかれたのは、浮かんでないけど大きな蕗の葉っぱごしに見える泥舟。
周りの草や木が、ととのっていない訳でもなく、でも整然としている訳でもなく、ある程度好きに生えて、ある程度ちゃんと管理してあります。
日本語としてちょっと変かな。。。
その管理と自由の塩梅がとっても落ちつきます。
これは下呂の人にしかわからないかもしれないけど、ここは(母の出身地)「竹原」にそっくり。
もう全く旅行した気分ではありません。変な感じです。
こんなに旅した気分にならない旅も初めてです。
そして、こんな風景に溶け込んだおもしろい建物を作った藤森さんがますます好きになりました。
夫も写真を撮りまくっていました。
父と母は、ここまでのぼってくるのをあきらめて、下で待っていてくれました。
「お母さん!」
守矢さんちの松の下の草取りしていました
家族を巻き添えにしてしまったけど、大満足でメインの目的は果たしました。
あとは、宿に行って温泉にでもつかってゆっくり…しなかった…のは、旅に出ると俄然元気になるわたしと夫。
ふたりはまだ…動きます。
まさかの続きが…。
その前に、「路上観察」の藤森先生の故郷で、旅のお楽しみ、マンホールも撮影
茅野のマンホールもすばらしっ!
2018年06月14日
親孝行プレイ第2弾! 〜コレはただの趣味だったその①「諏訪大社」編
お知らせしなくちゃいけないことが山積みなのに…これは書いておきたい!
去年秋に続いて、今度はわたしの両親を連れての旅「親孝行プレイ」第2弾です!
「いつか」を言う前に、今思っていることをやろう!
とくに高齢になった親たちとの時間をもとう!
「親孝行」とか言うと恥ずかしいけど「プレイ」と思えば恥ずかしくない!(byみうらじゅん)
と、まずは去年、夫のお母さんと、夫が仕事をさせてもらった寺見学に鎌倉旅。
今回は、下呂に住むわたしの両親と「諏訪」へ行きました。
両親と旅に行くなら北陸辺りがいいかなぁ〜と考えていたのですが、同僚に相談すると同僚のひとりCさんが「諏訪はどうですか?」と。
「茅野にいいところがあるんですよ」
「え?茅野と諏訪は近いんですか?」
「となりです。近いですよ」
わたしは茅野に行ったらどうしても寄りたい場所があった…よし!諏訪大社に行くと言ってみんなを巻き込もう!
さらにCさんは、『縄文聖地巡礼』っていう坂本龍一と中沢新一が諏訪を旅する本を貸してくれた。
読んでいたら俄然行きたくなって、諏訪方面に決定!
両親は、「どこでもいいよ」と言いつつ2人とも「諏訪大社は行ったな」だって
それでもわたしたち家族は初めてで、夫も神社大好き、わたしにはさらに真の目的が…つきあってもらいます…すんません。
親孝行じゃなく、やっぱりどこまでも「プレイ」な旅のスタート!
JRで下呂からやってきた両親と高山駅で合流し、いざ諏訪へ。
お昼頃到着、お蕎麦を食べていざ「諏訪大社上社本宮」へ。
って、諏訪大社って実は4社もあるんだそうです。
全国に散らばる「諏訪神社」の元ですが、4社あることも今回初めて知りました。
「御柱祭」で有名ですが、あの祭りはなんというか「土」の匂いがします。
『縄文聖地巡礼』を読んだせいか、土臭い、国家権力から離れた、昔から伝わる信仰のカタチが見えるかも!
一番大きな「上社本宮」は、父も母も来たことがあって、大きな社殿です。
それでも神社に生えている木はとんでもない樹齢で、「本殿」はなく神様は「山」だということ。
神社の木は杉?と思っていたのに、針葉樹じゃない感じにちょっと違和感とおもしろさを感じます。
その上結界を張るように御柱が社殿を囲み4本立てられています。
来たことのある父がそのことを教えてくれました。
「グレンで持って行けんはずやが、どうやって立てるんやろうか」と話しています。
「グレン?」
よくよく聞いたら「クレーン」のことだった。。。
大工の夫が「グレンわかりますよ」と言いながら父と話がはずんでいます。
御朱印帳を作っている母と夫。
なのに2人とも持ってくるのを忘れる…。夫に至っては、神社や寺に行くのに持ってきたためしがない。
それでもせっかく来たので「御朱印」を2人分購入。(御朱印帳を忘れた人はあらかじめ書いてあるものを買えるのだそうです)
わたしはおみくじをひきます。
諏訪大社のマーク?紋というのでしょうか?
巫女さんに「なんの木ですか?」と聞いたら「カジの木です。木ヘンに尾の梶です」と言われました。
「大吉」でした。
神社にはたくさんの参拝客がいるのですが、参道は賑やかなようなそうでないような、のんびりした雰囲気。
商売気があるようなないような、そこがまたいい感じです。
次に茅野にある「上社前宮」に向かいます。車で5分ほど。
父と母も「本宮」以外は行ったことがないと話しています。
「え?ここ?」という感じのひっそりとした「前宮」
諏訪大社では一番古いと聞きましたが、なんとも住宅の間にあるような不思議な神社です。
父も母も途中まで上がったのですが、普通の生活道路の坂道を上がって行く拝殿には自信がないと、下で待つとのことでした。
父も母も、ここ数年で体力がぐんと落ちました。80才と76才。結構無理してついてきてもらっています。
夫と息子とわたしとで、生活道路の坂道上がって拝殿へ。
なんか上呂あたりで「水汲み」に行った時の道とよく似ています。周りは普通に畑や家が。
息子は側溝を落ちてくる大量の水に興味津々で、「うぉぉぉ〜!」と側溝ばかりに氣をとられています。
ちょっと上がっただけで拝殿がありました。
が、なんとも神社っぽくないのです。もう山に暮らすわたしたち家族には日常の風景のようにしか見えない周りのようす。
諏訪大社4社の中で一番古いとのことでしたが、「ここの神様は自然の中に溶け込んでいる」というか「自然の恵み全部が神様」という感じでした。
まあ、わたしたち家族の生活そのものが神様に囲まれているのかなぁ。。。という認識に。
御柱は4本、ちゃんと立っていました。
なんでもない感じだったこの前宮が、結局4社の中で一番衝撃的でした。
こんな「上呂の水汲み」のような場所にもどんどこ若い人たちがのぼってきます。
さらにさっきから息子が氣をとられている豊富な水は「ご神水」として飲めるようになっていました。
水筒を持ってきていたので、それを汲んで下で待っている父と母に。
母は御朱印を2人分買って大きな木の根元に座っていました。横にいた父は「尻から根っこが生えたぞ」と言って待っていました。
このあと、わたしの勝手なメインイベントにみんなを連れて行く訳ですが…。
その敷地内に、古くからの土着の神とでも言いましょうか。
「ミシャグジ神」の祠がありました。
「パワースポットですよ」と言われましたが、さっきの前宮のように「日常」っぽさがあってなんとも落ちつきます。
さらに旅している気分にすらならないこの落ち着きはなんなんだろう?
祠の後ろの木は「梶」だそうです。
ああ、これが諏訪大社の紋だ!
下社についても書きたい!けど長くなったので、次はこの写真の手前にある建物(?)について。
わたしの諏訪訪問の目的は…。
つづく
去年秋に続いて、今度はわたしの両親を連れての旅「親孝行プレイ」第2弾です!
「いつか」を言う前に、今思っていることをやろう!
とくに高齢になった親たちとの時間をもとう!
「親孝行」とか言うと恥ずかしいけど「プレイ」と思えば恥ずかしくない!(byみうらじゅん)
と、まずは去年、夫のお母さんと、夫が仕事をさせてもらった寺見学に鎌倉旅。
今回は、下呂に住むわたしの両親と「諏訪」へ行きました。
両親と旅に行くなら北陸辺りがいいかなぁ〜と考えていたのですが、同僚に相談すると同僚のひとりCさんが「諏訪はどうですか?」と。
「茅野にいいところがあるんですよ」
「え?茅野と諏訪は近いんですか?」
「となりです。近いですよ」
わたしは茅野に行ったらどうしても寄りたい場所があった…よし!諏訪大社に行くと言ってみんなを巻き込もう!
さらにCさんは、『縄文聖地巡礼』っていう坂本龍一と中沢新一が諏訪を旅する本を貸してくれた。
読んでいたら俄然行きたくなって、諏訪方面に決定!
両親は、「どこでもいいよ」と言いつつ2人とも「諏訪大社は行ったな」だって
それでもわたしたち家族は初めてで、夫も神社大好き、わたしにはさらに真の目的が…つきあってもらいます…すんません。
親孝行じゃなく、やっぱりどこまでも「プレイ」な旅のスタート!
JRで下呂からやってきた両親と高山駅で合流し、いざ諏訪へ。
お昼頃到着、お蕎麦を食べていざ「諏訪大社上社本宮」へ。
って、諏訪大社って実は4社もあるんだそうです。
全国に散らばる「諏訪神社」の元ですが、4社あることも今回初めて知りました。
「御柱祭」で有名ですが、あの祭りはなんというか「土」の匂いがします。
『縄文聖地巡礼』を読んだせいか、土臭い、国家権力から離れた、昔から伝わる信仰のカタチが見えるかも!
一番大きな「上社本宮」は、父も母も来たことがあって、大きな社殿です。
それでも神社に生えている木はとんでもない樹齢で、「本殿」はなく神様は「山」だということ。
神社の木は杉?と思っていたのに、針葉樹じゃない感じにちょっと違和感とおもしろさを感じます。
その上結界を張るように御柱が社殿を囲み4本立てられています。
来たことのある父がそのことを教えてくれました。
「グレンで持って行けんはずやが、どうやって立てるんやろうか」と話しています。
「グレン?」
よくよく聞いたら「クレーン」のことだった。。。
大工の夫が「グレンわかりますよ」と言いながら父と話がはずんでいます。
御朱印帳を作っている母と夫。
なのに2人とも持ってくるのを忘れる…。夫に至っては、神社や寺に行くのに持ってきたためしがない。
それでもせっかく来たので「御朱印」を2人分購入。(御朱印帳を忘れた人はあらかじめ書いてあるものを買えるのだそうです)
わたしはおみくじをひきます。
諏訪大社のマーク?紋というのでしょうか?
巫女さんに「なんの木ですか?」と聞いたら「カジの木です。木ヘンに尾の梶です」と言われました。
「大吉」でした。
神社にはたくさんの参拝客がいるのですが、参道は賑やかなようなそうでないような、のんびりした雰囲気。
商売気があるようなないような、そこがまたいい感じです。
次に茅野にある「上社前宮」に向かいます。車で5分ほど。
父と母も「本宮」以外は行ったことがないと話しています。
「え?ここ?」という感じのひっそりとした「前宮」
諏訪大社では一番古いと聞きましたが、なんとも住宅の間にあるような不思議な神社です。
父も母も途中まで上がったのですが、普通の生活道路の坂道を上がって行く拝殿には自信がないと、下で待つとのことでした。
父も母も、ここ数年で体力がぐんと落ちました。80才と76才。結構無理してついてきてもらっています。
夫と息子とわたしとで、生活道路の坂道上がって拝殿へ。
なんか上呂あたりで「水汲み」に行った時の道とよく似ています。周りは普通に畑や家が。
息子は側溝を落ちてくる大量の水に興味津々で、「うぉぉぉ〜!」と側溝ばかりに氣をとられています。
ちょっと上がっただけで拝殿がありました。
が、なんとも神社っぽくないのです。もう山に暮らすわたしたち家族には日常の風景のようにしか見えない周りのようす。
諏訪大社4社の中で一番古いとのことでしたが、「ここの神様は自然の中に溶け込んでいる」というか「自然の恵み全部が神様」という感じでした。
まあ、わたしたち家族の生活そのものが神様に囲まれているのかなぁ。。。という認識に。
御柱は4本、ちゃんと立っていました。
なんでもない感じだったこの前宮が、結局4社の中で一番衝撃的でした。
こんな「上呂の水汲み」のような場所にもどんどこ若い人たちがのぼってきます。
さらにさっきから息子が氣をとられている豊富な水は「ご神水」として飲めるようになっていました。
水筒を持ってきていたので、それを汲んで下で待っている父と母に。
母は御朱印を2人分買って大きな木の根元に座っていました。横にいた父は「尻から根っこが生えたぞ」と言って待っていました。
このあと、わたしの勝手なメインイベントにみんなを連れて行く訳ですが…。
その敷地内に、古くからの土着の神とでも言いましょうか。
「ミシャグジ神」の祠がありました。
「パワースポットですよ」と言われましたが、さっきの前宮のように「日常」っぽさがあってなんとも落ちつきます。
さらに旅している気分にすらならないこの落ち着きはなんなんだろう?
祠の後ろの木は「梶」だそうです。
ああ、これが諏訪大社の紋だ!
下社についても書きたい!けど長くなったので、次はこの写真の手前にある建物(?)について。
わたしの諏訪訪問の目的は…。
つづく
2018年06月06日
あと1巻!!!
畑や庭が草ボーボーなのも、洗濯ものが3日分くらい山になっているのも、
メールの返事を忘れたり遅れたりするのも、
すべては…春先からの…キングダムのしわざ!!!
(春先からずっとこんな状態かよ…)
きっかけは、息子が「〇〇さん(友達の名前)『三国志読め読め』って言うんやさな〜」の一言から。
なんてステキな友達なんだ!
三国志、いいらしいぞ〜。
わたしの友達もハマって、好きな男の子と話に花が咲いてたよ〜♪
どこでどう間違ったのか、漫画『キングダム』は「三国志の話」と思っていたので、
漫画好きな夫に「キングダムおもしろいらしいけど知っとる?」と言うと、早速借りてきてくれました。
貸し漫画…便利。
1冊90円で、読みたい漫画が読める。
お父さんと同じように漫画好きな息子が三国志に興味をもつかも!!!(しめしめ)
と思ったら、
わたしがハマってしまった…。「ミイラとりがミイラに」とはまさにこのこと。
しかも、三国志でもなかった!!!
その400年も前の秦の始皇帝の話…。
春先から借りては読み、返し、借りて読むのくり返し。
さらにテレビアニメの放送をパソコンで流しながら朝・夕ごはんの準備。
「弓道の段級審査の学科試験の勉強をしているところは見たことないが、キングダムは読んでいた」と家族の証言。
『キングダム』は、早い話が戦争の漫画である。
紀元前240年頃。日本では弥生時代に、500年も続いた戦乱の時代まっただ中。
コレまた人気漫画『◯ンピース』を読んでも、「コレだから男は戦争好きでどもならん」と思っていたワタクシ。
キングダムに至っては、ページを開けば首は飛ぶわ、槍で串刺しにされるわ、読んでいるだけで血の匂いがしてきます。
青年誌だけあって、殺戮も濡れ場も容赦なく描かれているのに…。
たまらなくおもしろい!!!
手に汗握るとはまさにこのこと、おもしろくない回が一度もないのもすごい!!!
キャラクターが、敵味方に関わらずとても魅力的で、人間の知力や感覚のすごさを描ききっているのもグッときます。
大人気の「王騎将軍」が亡くなった回を読んだ時は、駅前の葬儀場を予約したくなったほど!
寺山修司が「あしたのジョー」のキャラクター 力石徹の葬式をやった氣持ちが今なら痛いほどわかる!!!
はやる氣持ちをおさえながら、お金がないので情報量の多い一冊を3回から4回はしっかり読んで、
返しまた借りるをくり返していたら、いよいよ昨日で49巻!
ハマりはじめてから50巻が出たので、残り一冊。(でもキングダムは続いています)
嗚呼…あと一冊か…と思うと同時に、この「ほかはなおざり」生活をやめられるいい機会。
ちょっとホッとしたりして。
あとは少しずつ新しい巻が出たらちゃんと買おう。
そんなわけで、いろいろ抱えているのに後手後手になっていたワタクシの長い長い言い訳でした
すみません。
ここからは主人公 信のように満身創痍で参ります
(すべての話がキングダムにつながってしまうわたしをお許しください)
台所のテーブルにキングダム。向こうには洗濯ものの山脈…
メールの返事を忘れたり遅れたりするのも、
すべては…春先からの…キングダムのしわざ!!!
(春先からずっとこんな状態かよ…)
きっかけは、息子が「〇〇さん(友達の名前)『三国志読め読め』って言うんやさな〜」の一言から。
なんてステキな友達なんだ!
三国志、いいらしいぞ〜。
わたしの友達もハマって、好きな男の子と話に花が咲いてたよ〜♪
どこでどう間違ったのか、漫画『キングダム』は「三国志の話」と思っていたので、
漫画好きな夫に「キングダムおもしろいらしいけど知っとる?」と言うと、早速借りてきてくれました。
貸し漫画…便利。
1冊90円で、読みたい漫画が読める。
お父さんと同じように漫画好きな息子が三国志に興味をもつかも!!!(しめしめ)
と思ったら、
わたしがハマってしまった…。「ミイラとりがミイラに」とはまさにこのこと。
しかも、三国志でもなかった!!!
その400年も前の秦の始皇帝の話…。
春先から借りては読み、返し、借りて読むのくり返し。
さらにテレビアニメの放送をパソコンで流しながら朝・夕ごはんの準備。
「弓道の段級審査の学科試験の勉強をしているところは見たことないが、キングダムは読んでいた」と家族の証言。
『キングダム』は、早い話が戦争の漫画である。
紀元前240年頃。日本では弥生時代に、500年も続いた戦乱の時代まっただ中。
コレまた人気漫画『◯ンピース』を読んでも、「コレだから男は戦争好きでどもならん」と思っていたワタクシ。
キングダムに至っては、ページを開けば首は飛ぶわ、槍で串刺しにされるわ、読んでいるだけで血の匂いがしてきます。
青年誌だけあって、殺戮も濡れ場も容赦なく描かれているのに…。
たまらなくおもしろい!!!
手に汗握るとはまさにこのこと、おもしろくない回が一度もないのもすごい!!!
キャラクターが、敵味方に関わらずとても魅力的で、人間の知力や感覚のすごさを描ききっているのもグッときます。
大人気の「王騎将軍」が亡くなった回を読んだ時は、駅前の葬儀場を予約したくなったほど!
寺山修司が「あしたのジョー」のキャラクター 力石徹の葬式をやった氣持ちが今なら痛いほどわかる!!!
はやる氣持ちをおさえながら、お金がないので情報量の多い一冊を3回から4回はしっかり読んで、
返しまた借りるをくり返していたら、いよいよ昨日で49巻!
ハマりはじめてから50巻が出たので、残り一冊。(でもキングダムは続いています)
嗚呼…あと一冊か…と思うと同時に、この「ほかはなおざり」生活をやめられるいい機会。
ちょっとホッとしたりして。
あとは少しずつ新しい巻が出たらちゃんと買おう。
そんなわけで、いろいろ抱えているのに後手後手になっていたワタクシの長い長い言い訳でした
すみません。
ここからは主人公 信のように満身創痍で参ります
(すべての話がキングダムにつながってしまうわたしをお許しください)
台所のテーブルにキングダム。向こうには洗濯ものの山脈…
2018年06月01日
修学旅行 いま・むかし
「今度息子が修学旅行に行く」という話をしていたら、
同世代の友達のK子ちゃんが、
「やっぱりあれ?半ズボンにチョッキとか…買って着せてやらんなんの?」
と言ってから、2人で大笑い!
わたしたち昭和の小学生(男子)って、どこかへ出かけるとなったら、ハイソックスに半ズボン、チェックの綿シャツにデニムのチョッキ(ベスト)姿がなぜか定番。
朝ドラの「半分、青い」を観ている人は、小学生の時の「ブッチャー」の出で立ちを思い出してもらえると、ドンピシャです(ってこれも昭和な言い回しですか…)。
朝ドラ主人公と同世代のわたしも、小学校の修学旅行は新しい服と靴をを買ってもらって出かけました。
当時流行っていたパステルカラーのブルゾン(!)は、町にある洋品店で買ったせいで、同じものを着ていた子が3人はいたと記憶しています
奈良の法隆寺・東大寺・奈良公園。
泊まりは猿沢池のとなりの天平ホテル。
京都は、太秦の映画村と金閣寺、清水寺。
どこもかしこも刺激的で、なにより法隆寺で観た仏像が怖すぎたのと、東大寺で観た仁王像と大仏様のカッコよさに打ちのめされて、
以来細々と「見仏」を続けているワタクシ。
小学生の感受性は今でも影響を与えているというお話♪
で、息子も修学旅行へ。
洋服は、全部お下がり…イマドキは大人も子どもも旅行用の服なんて着なくなりましたね〜。
定番ハイソックスも、いつしかスニーカーソックスに。
泊まりは、猿沢池のとなりの…「天平旅館」!ってわたしの時と一緒やな!
「天平ホテル」から「天平旅館」ってマイナーチェンジ!
あの頃から布団で寝てたから、「ホテル」じゃなかったよな…。
(ちなみに新潟市出身の夫も、「中学の修学旅行は、たしかそこへ泊まった」と…)
ちょうど弓道のお仲間と話をしていたら、
「土産はらんよと言っても友達が買うで一緒に買ってくるんやさな。キンキラキンの金閣寺とか…いらんけど買ってくるんやさ」
なんて話になったのでしたが…。
そういえば、わたしも「鹿のネックレス」を母に買ったわ…。
どこにつけていけというのか…。
と、自分の修学旅行をしみじみ振り返っているうちに、息子はあっという間に帰ってきてしまった…
「木刀は?買ったの?」
昭和な質問をするかーちゃん。
「木刀は買わないようにやって」と息子。
「まくら投げは?したのか?」
昭和な質問をするとーちゃん。
「まくらなげ禁止やって」
修学旅行も様変わり。
「少しは投げたけどね」だって。
お土産は、なんとガチャガチャでひいた阿修羅像!!!
わが家の窓辺コレクションに新メンバー!夜明けに撮ったら怖い!
わたしには、弓道の聖地とも言える三十三間堂で矢のお守りも買ってきてくれました…。
参段合格祈願(三回も落ちてるけど…)だそうです。なんだかうれしくて袋もとっておきたくなります。。。
自分自身にはコレ。
きたよ、キンキラキン!!!
先週ブラウン管から見事地デジに変わったばかりのテレビの前に鎮座している金閣寺の貯金箱!
寝る前に拝んでる。
ここだけは、なんだか昭和だった…。
同世代の友達のK子ちゃんが、
「やっぱりあれ?半ズボンにチョッキとか…買って着せてやらんなんの?」
と言ってから、2人で大笑い!
わたしたち昭和の小学生(男子)って、どこかへ出かけるとなったら、ハイソックスに半ズボン、チェックの綿シャツにデニムのチョッキ(ベスト)姿がなぜか定番。
朝ドラの「半分、青い」を観ている人は、小学生の時の「ブッチャー」の出で立ちを思い出してもらえると、ドンピシャです(ってこれも昭和な言い回しですか…)。
朝ドラ主人公と同世代のわたしも、小学校の修学旅行は新しい服と靴をを買ってもらって出かけました。
当時流行っていたパステルカラーのブルゾン(!)は、町にある洋品店で買ったせいで、同じものを着ていた子が3人はいたと記憶しています
奈良の法隆寺・東大寺・奈良公園。
泊まりは猿沢池のとなりの天平ホテル。
京都は、太秦の映画村と金閣寺、清水寺。
どこもかしこも刺激的で、なにより法隆寺で観た仏像が怖すぎたのと、東大寺で観た仁王像と大仏様のカッコよさに打ちのめされて、
以来細々と「見仏」を続けているワタクシ。
小学生の感受性は今でも影響を与えているというお話♪
で、息子も修学旅行へ。
洋服は、全部お下がり…イマドキは大人も子どもも旅行用の服なんて着なくなりましたね〜。
定番ハイソックスも、いつしかスニーカーソックスに。
泊まりは、猿沢池のとなりの…「天平旅館」!ってわたしの時と一緒やな!
「天平ホテル」から「天平旅館」ってマイナーチェンジ!
あの頃から布団で寝てたから、「ホテル」じゃなかったよな…。
(ちなみに新潟市出身の夫も、「中学の修学旅行は、たしかそこへ泊まった」と…)
ちょうど弓道のお仲間と話をしていたら、
「土産はらんよと言っても友達が買うで一緒に買ってくるんやさな。キンキラキンの金閣寺とか…いらんけど買ってくるんやさ」
なんて話になったのでしたが…。
そういえば、わたしも「鹿のネックレス」を母に買ったわ…。
どこにつけていけというのか…。
と、自分の修学旅行をしみじみ振り返っているうちに、息子はあっという間に帰ってきてしまった…
「木刀は?買ったの?」
昭和な質問をするかーちゃん。
「木刀は買わないようにやって」と息子。
「まくら投げは?したのか?」
昭和な質問をするとーちゃん。
「まくらなげ禁止やって」
修学旅行も様変わり。
「少しは投げたけどね」だって。
お土産は、なんとガチャガチャでひいた阿修羅像!!!
わが家の窓辺コレクションに新メンバー!夜明けに撮ったら怖い!
わたしには、弓道の聖地とも言える三十三間堂で矢のお守りも買ってきてくれました…。
参段合格祈願(三回も落ちてるけど…)だそうです。なんだかうれしくて袋もとっておきたくなります。。。
自分自身にはコレ。
きたよ、キンキラキン!!!
先週ブラウン管から見事地デジに変わったばかりのテレビの前に鎮座している金閣寺の貯金箱!
寝る前に拝んでる。
ここだけは、なんだか昭和だった…。