セゾン投信は日本郵便と手を切れ

2019/07/13 (Sat)
昨日7月12日(金)はひふみ投信の定期積立投資約定日でしたので本来なら「ひふみ投信定期積立経過報告」を書くべきところなのですが、取引報告書の発行が3連休明けになるため来週に回します。その代りに今回は久しぶりにセゾン投信を取り上げることにしました。その内容はタイトルにあるとおりで、少々過激な表現になることをあらかじめご了承ください。皆さんご承知のとおり、このところ日本郵政傘下のかんぽ生命と日本郵便が世の中を騒がせています。その理由を改めて説明する必要もないとは思いますが、顧客が不利になるような不適切販売が横行していたのです。さらに問題は保険だけにとどまりません。ゆうちょ銀行の投資信託においても顧客の健康状態確認を怠った不適切販売が指摘されています(おそらく投資判断やリスク認識が十分にできない高齢者に投資信託を売り付けたのでしょう)。これらの不適切販売の当事者こそ、セゾン投信が出資を受けている日本郵便に他なりません。ご承知のとおり、日本郵便の本業である郵便事業は少子高齢化と若者の郵便離れもありジリ貧です。ネット通販の拡大を受けて宅配事業(ゆうパック)の方は好調そうですが、慢性的な人手不足でパンク寸前のようです。だからこそグループのかんぽ生命やゆうちょ銀行からの販売委託手数料が命の綱になり、現在のような暴走に至ったのでしょう。
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思えば日本郵便には以前から年賀状の「自爆営業」という悪しき習慣もあり、私はセゾン投信との資本提携が決まった時点から心配しておりました。以下は2014年11月23日付の「まだまだツッコミが甘い」からの引用です。
この対談を読み終えて不安に感じたのは、「日本郵便は見返りなしにセゾン投信を助けてくれるいい会社」みたいな雰囲気になっていることです。そこで天の邪鬼の私はあえて憎まれ口を叩かせていただきますが、日本郵便といえば従業員に年賀はがき販売のノルマを課し、達成できなかった場合は自腹での買い取りを迫る通称「自爆営業」を強いるような会社ですよ。頭から信じていいのでしょうか?
今にして思えばこの時の心配が的中してしまった形ですね。やはり日本郵便は信じてはいけない相手でした。ことここに至っては、セゾン投信にとって日本郵便との資本提携はプラス面よりマイナス面が上回るように思えます。セゾン投信を設立時から知っている私は日本郵便のような無茶な販売手法は取らないと重々理解しておりますが、セゾン投信のことをまったく知らない人から見れば日本郵便の関連会社というだけで「同類」と見られてしまうおそれがあります。特に今回は問題が保険や投資信託のような金融商品の販売で起こっただけに、セゾン投信にとっては風評被害が甚大になる可能性も否定できません。実際のところセゾン投信の中の人も内心では「なんてことをしでかしてくれたんだ!」と怒り心頭なのではないでしょうか?
少なくとも私は、今の日本郵便はビジネスパートナーとして不適格であると判断しています。しかも現状は「内部調査を待って」などと悠長なことは言っていられません。何故なら今回の不適切販売は金融商品を扱う者としていかにも筋が悪く、個人的にはレッドカードで一発退場レベルであると感じていますので。実際にネット上では高齢者を食い物にするあまりにも酷い手法に「オレオレ詐欺とどこが違うの?」との声も出ているくらいですから。
もしセゾン投信に販売会社としての矜持があるのなら(セゾン投信の矜持についてはこちらのエントリーをご参照ください)、身内であるからこそ誰よりも厳しく日本郵便の不適切販売を糾弾すべきだと私は思います(少なくともそういう姿勢を期待しています)。しかしもしもこのまま口を閉ざして日本郵便との関係を隠そうとするのであれば、「矜持」が泣くというものですよ。だた口を開けば開いたで、両社の関係がギクシャクしてしまうことは否めません。しかし「手を切る」覚悟さえあれば、何も恐れることはないでしょう。
以下は完全に私の妄想ですが、日本郵便が金融商品の販売を「正常化」すれば、当然のことながらかんぽ生命やゆうちょ銀行からの委託手数料は減ります。それは取りも直さず日本郵便の経営状態がさらにジリ貧になることを意味します。そうなれば目に見えるような提携効果を生んでいないセゾン投信への出資など真っ先にリストラ候補に挙げられるのではないでしょうか?先方から「別れ」を切り出される前に、ぜひこちらから「三行半」を突き付けてください。
しかしそうは言っても出資の肩代わりをどうするのか?という大問題が残ります。私は、ここはクレディセゾンに泣きついてでも一時的に以前のような100%子会社に戻してもらうのがいいのではないかと思います。その上で新しい提携先を探すのです。最近のセゾン投信は必ずしも直販にこだわっていませんので、自社商品を扱ってくれているネット証券などが引き受けてくれれば受益者も安心だと思うのですがいかがでしょう?
しかし残念ながら今の私はセゾン投信の受益者ではありません。ですからここでどんなに声を上げてもそれは外野からのヤジ程度であるのが現実です。ですからもしセゾン投信の受益者で私の意見に賛同してくださる方がおられましたら、ぜひとも「日本郵便と手を切れ」と声を上げてください。もしかすると今はセゾン投信にとって非常に重要なターニングポイントなのかも知れないのですから。
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