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「あなたの仕事はなくなるよ」
何のことかと思ったら、良い翻訳ソフトが出てきているから、フランス語ができるなんていうのは特技にならなくなるとのこと。
確かに、技術が進歩したことによって、価値がなくなった特技はあります。
今では誰でもパソコンのワープロを使うでしょうから、外資系企業でも、秘書に口頭で文章を伝えたり、手書きの下書きを渡してタイプさせるということは、今では皆無になっているのではないでしょうか?
でも、タイプライターが打てる技術は、ワープロに切り替えられても活かせるから、無駄ではないはず。
漢字も含めて2千字くらいあって、それでタイプできるのは相当な修練が必要だったと思います。ワープロの出現によって無用になったのは、この技術を苦労して習得した人たちにはショックだったはず。
◆ 翻訳ソフト
私は、「ATLAS 翻訳スーパーパック V14.0」という、英語と日本語の翻訳ソフトを持っています。
もう新しいバージョンは出さないことにしているそうなので、数年前より価格が下がっていました。でも、高いです! こんな高価なソフトを私が買うはずはありません。一緒に仕事をしていた人が会社の経費で落とすというので、買ってもらったのです。
悪くはないです。専門用語の追加辞書も幾つか入れられますから。少なくとも、スペルや文法には間違いがないのだろうと思って信頼できます。
でも、訳文として出てきた文章をそのまま使うわけにはいきません。訳文として出てきたものを手直ししているうちに、外に出せると思える文章を完成させることができますので、サラサラと英語を書けない私が始めから訳しているよりは効率的。
私にフランス語ができるなんていうのは特技ではなくなると言った友人は、彼が買った翻訳ソフトを自慢していたのでした。仕事で英語を書く必要があるのに、英語は不得意。
それで、翻訳ソフトで作った英語の論文を見せてくれたのですが、ざっと読んだくらいでは意味が全くとれないのでした。私は同じ分野の仕事なので彼が言いたいか分かるし、ああいう日本語を翻訳ソフトに訳させたらこうなるだろうなというのが想像できるので、だいたいの意味は読み取れました。
でも、そういう推察ができない人が読んだら、どの程度理解できるだろう? 見た目は美しいのです! 英語の単語が並んでいるから、英語の文章に見える。この文章はおかしいのではないか、と思うほどの英語力がない人には嬉しいソフトでしょうね。
英語と日本語の翻訳ソフトなら、使う人が多いので性能がアップしていくかもしれない。でも、需要が少ないフランス語と日本語で、優れた翻訳ソフトが日本語で発売されるのは無理だと思う。
◆ 高いお金を出してかったソフトが使えなくなるのは悔しい
私が持っている「ATLAS 翻訳スーパーパック V14.0」が優れていると認めるのは、パソコンにインストールされているOSがバージョンアップしても使い続けられていることです。ネットショップではWindows 2000までとなっていますが、私のWindows 8がインストールされたPCで、なんの不都合もなく使えます。
パソコンを新しくすると、OSがバージョンアップするわけで、そのたびに使えなくなるソフトが必ずあります。高い費用で買ったソフトが使えなくなるのは、本当に悔しい!
仏仏大辞典の最高峰「Grand Robert」のCD-ROMを買ったときには、高かったのですが大満足しました。ペーパー版で6冊の辞書が入っていて、パソコンにインストールするので場所をとらないのが最大の魅力。そして、日本とフランスを往復している私には、辞書を持ち歩かなくても使えるので便利。
Le Grand Robert De La Langue Francaise (フランス語) CD-ROM – 2007/12/15 | Le Grand Robert de la Langue Française - Coffret 6 volumes Relié |
私が使っているパソコンには日本語のOSが入ってからでしょうが、このソフトで出てくる辞書の場面は文字化けしたのすが、ちょっと工夫すれば使えました。ところが、Vistaにしたころから、だましても文字化けを無くすことができなくなってしまいました。
フランス語のOSが入っているパソコンなら、OSのバージョンがアップしても使えるので、友達にあげてしまいました。
新しいバージョンのCDが出たというお知らせをもらったのですが、もう買わないです。日本語のOSでも使えるかを出版社に聞いても、いい加減な返事しかしてくれないでしょうから。
☆ Le Grand Robert - coffret numérique pour PC ou Mac - édition limitée CD-Rom (2013年版)
日本語にはこんなすごい辞典があるのかな、と思うような素晴らしい辞書なのですけど...。
◆ 無料オンライン翻訳サイト
オンライン辞書は無料なので、変な訳を出されても腹がたたないので、時々使っています。
ヨーロッパ言語同士で翻訳させると、かなり意味が正確にとれるのです。
特に、同じラテン語系のイタリア語。イタリアのサイトをフランス語に一括して翻訳させると、ところどころおかしな部分がある程度で、完璧な翻訳ではないかと思ってしまうほどの文章が出てきます。
英語は得意でないので、ざっと斜め読みにして内容をチェックしたいときには、フランス語に訳して眺めます。
ただし、ヨーロッパの言語を日本語に自動翻訳させるのは、かなり無理があると思っています。ほとんど、でたらめ。
シリーズ記事 【嫌いな国の人を何に喩えるか】
目次へ
その11
ここのところ、フランス語の「rosbif」という単語には、ローストビーフとイギリス人の意味があることを書いています。
それで、ふと、イギリス人と訳さないと意味をなさない文章を自動翻訳させたら、どうなるのか実験してみたくなりました。
◆ オンライン自動翻訳サイトを比較してみた
まず、自動翻訳させたのは「On a fait match nul contre les rosbifs !」という文章。イギリス人を相手に試合をしたら引き分けだった、いう内容です。
いつも使うのはGoogle翻訳なので、それを使ったら「私たちはローストビーフを引きました!」という飛んでもない訳文が出ました。試合/マッチ(match)というのが訳せなかったらしい。
やっぱり、自動翻訳はいい加減なのだと思ったのですが、これは訳しにくい文章なのですよね。でも、ローストビーフをイギリス人と訳すくらいのことはする自動翻訳があるかも知れないと思って、主だった自動翻訳サイトで訳させてみました。
すると、Microsoft Translatorでは「我々は、英国人に対して引き分けを行った!」と、ほぼ完璧が訳文を出してきたので驚きました。自動翻訳も侮れないのだ!
自動翻訳で使うサイトはGoogleからMicrosoftに切り替えようかと思ったのですが、1つの訳では決められない。前回の記事に入れたブリア=サヴァランの格言でも実験してみました。
すると、見事だと思ったMicrosoft Translatorでは、どうしてこんな訳にするのか頭を傾げるような訳。そして、Google翻訳では、こちらの文章はパーフェクトに訳していました。
さらに、最近の日本に関するニュースの文章で試してみました。
実験結果を入れておきます。誤訳は赤字にしました。
On a fait match nul contre les rosbifs !
Dis-moi ce que tu manges, je te dirai ce que tu es.
La vague de chaleur, qualifiée par l’agence de météorologie de « grand danger pour la santé », pourrait durer jusqu’à la fin du mois. 翻訳結果 | 翻訳結果 | 翻訳結果 | |||
Google 翻訳 | |||||
| 私たちはローストビーフを引きました! We drew against roast beef! | あなたが食べるものを教えてください、あなたが何であるか教えてあげます。 Tell me what you eat, I'll tell you what you are. | 気象庁が「健康への大きな危険」と述べた熱波は、月末まで続く可能性がある。 The heat wave, described by the meteorological agency as "a great danger to health", could last until the end of the month. | |||
Bing Microsoft Translator So-net 翻訳 | |||||
| 我々は、英国人に対して引き分けを行った! We made a draw against the Brits! | 何を食べたらいいか教えてくれ Tell me what you eat, I'll tell you what you are. | 「健康への大きな危険」という気象庁の資格を持つ熱波は、月末まで続く可能性がある。 The heat wave, qualified by the meteorological Agency of "great danger to health", could last until the end of the month. | |||
Online-translator.com | |||||
| 彼らは、ローストビーフに対して絵を描きました! They drew against roast beefs! | 私にあなたが何を食べるかについて言ってください、私はあなたに、あなたが何であるかについて言います。 Say to me what you eat, I will say to you what you are. | 熱波(気象学エージェンシーによってhealth»のための«大きい危険とみなされる)は、月末まで続くことができました。 The heatwave, qualified by the agency of meteorology as «big danger for health», could last till the end of the month. | |||
Infoseek マルチ翻訳 | |||||
| 人は、ローストビーフとの見込みのない試合をしました! One made hopeless match against the roast beefs! | 私を言います何、あなたは食べます、私はあなたが何であるかについて、あなたに話します。 Say me what you eat, I will tell you what you are. | 熱の波、健康のために大きい危険気象学の機関によって制限されて、「月末までの最後は、そうすることができました」。 The wave of heat, qualified by the agency of big danger meteorology for health ", could last until the end of the month. | |||
エキサイト翻訳 | |||||
| 我々 は一致した英国人に対して描画! We did match draw against the Brits! | 教えて、食べるよあなたがいます。 Tell me what you eat, I'll tell you what you are. | 「健康に偉大な危険」の気象局による説明、熱波は、月の終わりまで持続できます。 The heat wave, described by the Agency of meteorology of "great danger to health", could last until the end of the month. | |||
WorldLingo | |||||
| 1つはrosbifsに対してブランクのマッチを作った! One made null match against the rosbifs! | であるもの食べるものを私に、私言うあなたに言いなさい。 Say to me what you eat, I will say to you what you are. | 「健康に対する大きい危険」の気象学の代理店によって修飾されたheatwaveは月の終わりまで持続できる。 The heatwave, qualified by the agency of meteorology of “great danger to health”, could last until the end of the month. | |||
フランス語から日本語に自動翻訳させる場合、このサイトは使っても無駄だ、というのははっきり出ていますね。
フランス語から日本語に自動翻訳をする方へのお勧めは、GoogleとMicrosoftの2つで翻訳させて比べるというものでしょうか。
◆ 無料の自動翻訳アプリは悪くない
そんな余分なものを持ち歩かなくても、スマホに入れる無料翻訳アプリがあったことを思い出しました。
iPhoneを使い始めた時には面白がって無料アプリを探したのですが、最近は進化しているでしょうに、全く探さなくなっていた。
App Storeで「辞書/辞典/その他」のカテゴリを見たら、いろいろ並んでいました。
とりあえず「Google 翻訳」をインストールして、フランス語で実験してみました。
かなり使えそうなので驚きました!
かなりいい加減に訳していますが、なんとなく言いたいことが分かる文章にしているのだから良いではないですか?
こういう自動翻訳を使うのは海外旅行している時などで、言いたいことは単純なフレーズなのです。「おいくらですか?」、「地下鉄の駅はどこですか?」、「近くにある美味しいレストランを教えてください」、「この料理にはどのような食材が入っているのですか?」などというのは、ちゃんと訳しています。
しかも、このアプリでは、訳したことを発音してくれるだけではなく、文字で書いた文章も並んでいるので便利。同じ訳文をもう一度発音させることもできます。
フランス語は特に発音が難しいので、日本人が話すと、文章は正しくても相手に通じないことが多いのです。これだと正確に発音しているので、理解してもらえないという心配はありません。
もちろん、飛んでもない訳になることもありますが、変だったら相手が聞き直してきて、それを繰り返していたら、言いたいことが伝わるのではないかな?... 「明日の午前8時にここに来てください」と訳させると、「午前」を無視して「8時」と言ってしまっているのですが、「朝の8時に」と言い直せば良いわけです。
待てよ。午前を無視した訳語にしていると気が付くのは、私がフランス語を分かっているからなのだ。でも、聞いた相手は8時なのか、20時なのかを確かめるのではないかな?
日本語からフランス語で翻訳させる実験を少ししてみたら、気がついたことがありました。
フランス語には英語のYouに対応する語が2つあるのですが、馴れ馴れしい呼びかけの「Tu」を使うことが多いようです。でも、意味は通じるのだから良いです。フランス語圏のアフリカの人たちはTuで話すので、それにフランス人は慣れているはずだし。
「・・してください」という日本語を話すと、英語の「Please」に相当する「s'il vous plaît」を必ず頭につけるようです。 ご丁寧ですね。私が話すときには、畏まった時でないと「シルヴープレ」なんて言いません。
日本語から外国語に自動翻訳をさせるときには、ちょっとした工夫があります。
「私は」とか「あなたに」を加えたり、複数なら「猫たち」などと言ってはっきりさせるなど、普通の会話では省いてしまうことを、しつこく入れると間違いが少ないのです。もとの日本語はぎこちなくなりますが、間違いは最小限にする方が良いですよね。
ともかく、全く知らない言語では、だいたいでも良いから訳を作ってくれるのは嬉しいですね。イタリアに旅行したときには、こういうのが欲しかったな。フランス語からイタリア語に訳させたら、かなり正確な訳文をしゃべってくれるはずだし。日本に旅行する予定にしているフランスの友人たちがいるので、このアプリを教えてあげようと思いました。
確かにね...。こういうのがあると通訳の仕事は減るだろうな。大事な商談ならともかく、観光するだけだったら、こんなアプリで間に合わせることができるので、通訳は雇わない!
続き:
★ フランス人は、なぜイギリス人をローストビーフと呼ぶのか?
シリーズ記事: 嫌いな国の人を何に喩えるか
目次へ
ブログ内リンク:
★ インターネット情報は辞書代わりにもなる 2008/05/10
★ 目次: パソコン用ソフトウェア、iPhoneアプリについて書いた記事
外部情報:
☆ 機械翻訳の歴史と今後の展望
☆ NHK: 「進化する自動翻訳」(くらし☆解説)
☆ 日経新聞: 自動翻訳機で訪日外国人にハロー 記者がトライ
☆ フランポネ franponais
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でも、優れた写真加工ソフトがあるので、普通に撮った写真を絵画風に見せるように加工することができます。それで、よくやっているのですが、何となく不自然にできあがることも多い...。
こんな風に、絵を描いている画像にしたら、なんとなく現実感がでるではありませんか?
◆ 優れた写真合成。しかも無料でできる!
スマートフォンで簡単に写真合成をやってくれるアプリを見つけました。お古でもらったiPhoneに入れる無料アプリを探していて出合いました。
無料といっても、素晴らしいアプリがゴロゴロある。 その中でも、これはトップクラスにランクします。
「PhotoFunia」という、驚くほど高性能な写真合成アプリ。
それが無料で使えるなんて信じられない!
人間が入った写真なら、顔を選んで使って、色々なものにはめ込んでくれるという優れた機能を持っています。
合成写真も、今までいろいろ作ってきました。
右は、パリで出合ったお爺さんにプレゼントするために、2枚の写真を組み合わせて作ったもの。 お爺さんの写真の背景を消して透明にし、それを富士山の写真にかぶせました。
単純な合成写真なのですが、けっこう手間がかかりました。
iPhoneに入っている写真で色々と遊びました。
パソコンに入っている写真も、iPhoneで取り込めばOK。自分あてのメールに添付して、それをiPhoneで読み込んでアルバムに入れ、それから写真加工アプリを開いて使う。
でも、その手間をかけるのは面倒...。
ところが、オンラインでもできるのでした:
☆ PhotoFunia
こちらは、直接パソコンから写真を呼び込んで使えるので、いたって便利。
それで、どんな合成写真ができあがるか試してみました。
人の顔の合成写真は面白いのですが、ここでは猫の写真がどうなるかをお見せします。
使用したのは、すでにお気づきになられたように、この子の写真です。
◆ 私の猫が、どこにでもいる!
「PhotoFunia」だと、バックはお仕着せの中からしか選べないのですが、数えきれないほどの選択肢が入っています。 どのくらいあるかは、こちらをご覧ください。
ただはめ込むだけではなくて、その場の光線に合ったフィルターをかけてくれるのがスゴイ!
どこにでも私の猫のポスターを張れてしまう♪
同じ写真を複数入れるものもあります。
ただ光線の具合を変えただけではなくて、川に光が写っていたりもする。
これ、全部、同じ写真を異なるフィルターにかけただけ。
操作は、この上なく簡単!
オンライン加工もスマートフォン用アプリも英語なのですが、複雑なことは何もないので英語をちゃんと読む必要もありません。
素早く加工してくれるので、色々試して、気に入ったものだけを保存することができます。
◆ 複数の写真を組み合わせることもできる
写真を複数入れるフィルターもあるので、選んだ猫の妹の写真も使いました。
写真を小さくしたので見えないか思いますが、左のページには好きな文字も入れています。
これは、たまたまチェリーニにそっくりな猫がアルバムを眺めるというフィルターでした。
ただ2枚の写真を選んで指定しただけなのに、角度などを調整して、自然な感じにおさめてしまうのがすごい。
◆ 変わった合成もある!
下は、ちゃんと近景と円形でピンとをずらして、映りが悪いテレビ風にしているのがしゃれている♪
写真にするだけではなくて、こんなのを作りたいな、と思ってしまうものもあります。
ワイン・ラベルの文字を好きなように指定できます。
アクセント記号付きの単語(Châteauなど)や日本語も入れられます。
本当の本に見えませんか?
写真加工でこういう画像にしたりできますが、やはり古い本の1ページになっていないと本物風に見えないのですよね。
◆ 動く画像にもできる
数は少ないですが、動画にできるものもあります。GIFフィルにするだけなので、動作は同じことの繰り返してしかありませんが。
雑誌をめくっているこの作品は、3枚の写真を動かしているGif形式。
ここではブログの幅に合わせて写真を小さくして入れてきましたが、完成画像の普通サイズはこのくらいの大きさです。もっと大きく高精度の画像にできるものも少しありました。
◆ グリーティングカードにも使えそう
フィルターは数えきれないほどあるので、ここに入れたのは実験して作った画像の一部です。
でも、色々眺めていると、やはり同じ写真から作っているので飽きてきます。違う画像を使えば良いのですけど、一度アップロードすれば何回でも使えて操作が早いので、おうちゃくしました!
ちょっと変わったものにしてみました。
猫の写真ばかり使いましたが、人物だと色々に変装させるので面白いです。猫を人間の頭に入れようとしたら、顔の輪郭を探してはめ込む方式らしく、加工は不可能だと拒否されてしまいました。
5人が写っている写真で実験してみたら、中に入っている人物を選んで(1人ないし2人)合成写真に組み込んだりもしました。あまりにも優れた機能だと感心します。
面白いでしょう?
よろしかったらお試しくださいね。
| ☆ オンライン加工ができるサイト: PhotoFunia ☆ iPhoneとiPad用アプリのダウンロード(無料): PhotoFunia ☆ Android アプリのダウンロード: PhotoFunia ☆ スマートフォンを選択してアプリをダウンロードできるページ(英語) ☆ 使い方: 『PhotoFunia』画像加工アプリ~おもしろ画像をお手軽作成! |
内部リンク:
★ 目次: パソコン用ソフトウェアについて書いた記事
★ カフェで絵を描いていた人 2009/09/19
★ パリの公園でつくったお友達 2005/06/29
Vistaが欠陥品だというのには慣れてしまっていたので、買い替える必要はなかったのです。それで今回は珍しく3年間も使い続けてしまいました。
ところが、フランスの友達が新しいパソコンを買うのを手伝ってあげていたら、やたらに安いのに私のよりずっとスペックが良いので驚いたのでした。それで、帰国したら新しいPCを買うことにしていたのです。
◆ こんなに安いパソコンを買ったのは初めて
パソコンは私にとっては最大のオモチャなので、いつもノートパソコンの中ではトップレベルの機能があるものを買っています。
今回買ったのは、CPUはi7で、4コア8GBのメモリ。
それなのに、10万円くらいで購入できてしまいました。
昔は40万円近くも払ってパソコンを買っていたのが嘘のよう。それでいて、今度のとは比較にならないほど性能が悪かったのですから。
ちなみに、今回買ったのは下のモデル。いつも使っているメーカーのアウトレットショップで、カスタムモデルを買いました。

パソコンの画像をクリックすると、希望のスペックを組んで値段を計算する画面が出ます。
私はソフトはなしでスペックは最高のモデルにしたのですが、普通に使う人だったら7万円くらいで買えてしまうのですよね。
信じられない...。
どうして、こんなに安くなってしまえるのだろう?...
◆ 400万円のパソコンを使っていたころ
思い出せば、私が初めてパソコンらしいパソコンを使ったときのモデル(マッキントッシュの Lisa)は、価格が400万円でした。
これは私が買ったわけではなくて、やたらにお金持ちだった会社のものです。先代の社長がオモチャとして Lisa を買ったそうなのですが、彼が転勤したら誰も使いたがらない。物置に放り込まれていたので、私が引き取ったのでした。
その前に私が使っていたパソコンはクリスマスプレゼントでもらったものなのですが、昔のブラウン管テレビのような形をしていて、中身はMS-DOSだけ。自分でソフトを作らなければ何にもしてくれない、というパソコンでした。
当時でもソフトを売っていたのかな?... パソコンとはそんなものなのだろうと思って、プログラムを作って遊ぶことしかしませんでした。
なので Lisa に出会ったら驚きました。単純な機能なので、マニュアルなんか読まなくても使える。それでも、ワープロだけではなくて、表からグラフまで作るという優れもの! でも、よくダウンするので、英語のマニュアルを読んでリカバリを繰り返したっけ...。
何にもしてくれない私のブラウン管のようなパソコンだって、けっこう高かったのではないかな?...
◆ いつもながらの Microsoft おせっかい機能が憎らしいけど...
新しいパソコン、スイスイ動いて気持ち良いです。それと、キーの間にゴミがたまらないキーボードになっているのも気に入りました。
それに、ガーネットレッドも楽しい。私の誕生石はガーネットなのです。思えば、カラフルなPCを持ったのも初めてです。
とは言っても、すべて自分が好きな設定にしないと気が済まないし、Microsoftのおせっかい機能はやめさせたい。「これで良い」と思えるまで調整するのには、かなり時間がかかりました。
パソコン、パーソナルコンピューター |
機種を選んで、どこで買うかを決めたのは私なので、すっかり落ち込んでおりました。
ところが、予期していなかったことがおきました。1週間たらずで問題が解決してしまったのです♪
こんなに簡単にトラブルがフランスで解決できたのは初めての経験でした。本当に大丈夫なのかを確認できるのには2週間かかるし、代わりの商品を買うのにはまた面倒が発生するはずなので、少なくともパソコンを買いたかった友達には全く問題解決にはなっていないのですが、第一幕はめでたし、めでたしになりました。
買い物するのが楽しくない国、フランス。
今回のパソコン購入の経緯をメモしておきます。
現地を旅行するときに使いそうな基本的な文章がリストアップされていて、発音してくれるというもの。十数カ国語あります。
この間のイタリア旅行に出る前に見つけておきたかった!…
☆ Learn useful expressions before you go - Free Online Courses
前回の日記で書いたように、フランスに戻ってすぐ、インターネットが使えなくなった問題を解決しなければならなくなりました。
こういう場合にどうするかは、今までの経験や、同じ状況になった友達が語った話しをもとにしてサバイバルします。インターネットが使えなくなってから数日後、それしかないと判断して、プロバイダーのブティックにモデムを持ち込むことにしました。
店に入って、ここらしいと思える行列に並びました。朝早かったので、並んでいるのは10人たらず。
◆ 辛抱強く、待つ!
カウンターには利発そうな若い男性がいて、携帯電話やモデムの故障などをテキパキと処理しています。日本なら、クレーム処理係がクレーム処理をしているのは当然のこと。でも、自分の役割を果たす人が担当になっているのを見るのは、フランスでは希少価値があるのです!
この人なら問題を解決してくれるのではないかと頼もしく感じて、辛抱強く順番が来るのを待つことにしました。
少しすると、列を作っている人たちの間で、それぞれの不幸(?)をご披露するようになりました。「こういう酷いことをされた」という自慢話し(?!)。おしゃべりしている方が、ぼ~っ待っているより気がまぎれます。
クレーム処理係の若い男性は、とても優秀そう。お客が持ち込む問題を処理していっています。お年寄りなどには懇切丁寧な説明をしている。ユーモアもあって対応しています。待っている人たちの中にはそれを受けて冗談を飛ばす人もあって、和気あいあいとした雰囲気で時間が過ぎていきました。
クレーム処理係のカウンターの横には、故障で引き取ったモデムを入れた段ボール箱があります。並んでいた一人が「モデムの墓場」と称したのが面白い。係の人が席をはずしたとき、写真を撮ってみました。

本当は、段ボールの箱は開いていて、もっとすさまじい光景だったので写真をとりたくなったのでした。でも、行列を作っていた私たちが笑ったりしていたので、係の人が照れながら箱の蓋をして少し片づけてしまいました。写真は、その状態を撮影しています。
◆ お客様は下でにでないといけない
アフターサービスを頼むときに、係の人を怒らせないことがフランスでのサバイバル方法の第一原則です。トラブルがあることに腹をたてている勢いでうっ憤を相手にぶつけらら、とりあってもらえないのがフランスです。電話で文句を言ったら、ガチャンと電話を切られてしまって、どうしようもないことになるだけです。
順番を待つ私たちは過去のトラブルをご披露しあっていたのですが、カウンターの向こうにいる係の人に気づって、みんな控えめに話していました。話が盛り上がるのは、係の人が席をはずして何かを探しに行ったようなとき。
むかし、心理学者が言っていたことを思い出します。テロリストや人さらいに拉致された人たちは、解放された後でも犯人を悪くは言わないもので、むしろ好意を感じてしまっている、という話しです。命を握られた人には、好意さえ感じてしまうものなのだそうです。
クレーム処理係の男性が辛抱強い、と、みんな褒めています。こうしてじっと立って待っている私たちの方が、よほど辛抱強いと思うのですけれど!
◆ ようやく順番が来る
順番待ちをしてから1時間以上たっていました。「モデムよ、壊れていておくれ!」と、祈る気持ちでモデムを差し出します。
私のインターネットが通じないのはモデムの故障が原因だったら、モデムを交換してくれるだけで解決することですから。段ボール箱には回収されたモデムがぎっしり入っていたのですから、私のだって故障している可能性は大ではないですか? しかも、最新型のモデムもでていることが分かったので、なんでも良いから新型にしてもらいたかったのでした。
私が持ち込んだモデムを回線につないで待つこと、しばし。
モデムのランプがチラチラして….、
それから、なんと、ちゃんと回線が通じたことを示す緑のランプがともるではありませんか!
モデムに異常なし?!
としたら、何が原因でインターネットにアクセスできないの?!…
ぞ~っとする瞬間。
インターネット回線のトラブルについては、、今年の初めにも愚痴っていました:
★インターネット回線のトラブル: フランスのサービスって・・・
にほんブログ村
普通の電話回線を使ってインターネットを使っていたころはこのくらい遅かったかな?・・・ というレベル。でも、悲劇的なのは、あの時代とはインターネット環境が変わっていることにあります。
インターネットが始まったころのサイトは単純にできていて軽かったのに、今は回線が早いというのを前提にしてページができています。だから、待てども待てどもページが開かない、という状況になります。
しかも!
ヘルプもインターネットを通しているので、どこがおかしいのか調べるのにも回線が遅いと、どうしようもありません! 親切にトラブル解決法を教えてくれるサイトもたくさんあるのですが、検索するのにも時間がかかりすぎます!
ともかく、パソコン側の問題ではないかと設定をチェックしました。
それらしき原因はなし。複数持っているパソコンで接続しても遅いのですから、設定の問題ではないと確信できます。そもそも、急に速度が遅くなったのだし・・・。
◆ フランスでサービスを受けようと思ったら、「お客様は奴隷」の精神が必要!
日本だったら、まずプロバイダーに聞きますよね? フランスの場合、それをしてもラチがあかないのが分かっているので、お正月明けでみんなが働きだして回線のおかしいのを直してくれるのを待ちました。
月曜日、つまり1月5日になったら何とかなるだろう、と期待していたのですが、やはり回線は遅いまま。
翌日の火曜日、仕方がないのでプロバイダーに電話しました。フランスではクレームの電話をするときも、1分ごとに50円くらい取られる有料電話になります。
案の定、何の役にもたたないことをおっしゃる。
パソコンの設定が悪いのをチェックしろとのこと。それをチェックするソフトをインターネットで無料配布しているので、それをダウンロードして4日間くらいの間、時間をおいて何度もチェックしなさい、と言う。
回線がとろいのに、大きなファイルなんかダウンロードしろなんて・・・。
ここで食い下がって、そんなことをしたって問題は解決しないのだ、と文句を言ったりしてはいけないのです! 日本ではありえないことだと思いますが、担当者から不愉快なユーザーだと判断されると、電話を切られてしまうからです。
言われたことしたって何にもならないのが分かるので、インターネットで情報を集めました。日本の方が良い情報があるのではないかな? フランスのサイトで検索すると、「回線が遅くて困っている」という愚痴ばかり出てきました。
私のプロバイダーにはユーザーの情報交換のための掲示板があるので見てみたら、回線が遅くて困っているという書き込みがたくさんありました。
急に回線が遅くなったのでサービス部門に電話して文句を言ったらガチャンと電話を切られてしまった。それ以来、何もできないので困っています。どうしたら良いでしょう? なんて書いてある。
「私もやられた」という書き込みが続々とあります。違う担当者が電話に出るかもしれないから、対応してくれるまでかけなおしたら? なんていう親切なアドバイスもある。
でも、みんなが一致しているのは、この会社は新しい顧客をとることに熱心で、使っている人の問題なんか取り合ってくれないこと。消費者センターに皆で苦情を寄せよう!
遅いのだと言っても、有料で呼んだ技術者はノーマルな速さを出していると言って取り合ってくれない。
プロバイダーを変えれば良いという書き込みがあると、別のプロバイダーも同じように問題だらけだとの報告。
などなど・・・。
自社のことをボロクソに言う書き込みをするフォーラムをサイトに設けているなんて、すごい・・・ とも感心しました。
ともかく、「しばらく待っていたら回線が早くなりましたよ」とか、「こうやったら直りました」というのが出てこない!
日本のサイトでは、かなり親切な説明がありました。
例えば、こちら:
☆ イー・アクセス: ADSLの速度が遅い・不安定なのですが?
モデムの電源を入れ直したり、ありとあらゆることをしてみたのですが、やはり私の回線はノロノロ。
ところが!
何かインターネットで探すと、それと全然関係がなくても興味深いことが出てくるので、ついつい眺めてしまう・・・。
そういうお遊びの中で見つけた幾つかをご紹介します。
◆性格診断
「MBTIトレーニング講座を受けました」とメールに書いてきた日本の友人があったのですが、MBTIって何なの?! と聞く前にインターネットで調べたら、こんな性格判断のテストが見つかりました:
☆タイプ別性格判断
さっそくテストをしてみました。
結果に出た私の性格は、そうだ、そうだ・・・ と納得。
でも、性格というのは複雑なので、何を言われても「そうだな~」と思ってしまうものではないでしょうか? 「あなたはズーズーしいです」と言われても、「あなたは遠慮しがちですから、自信を持たなければいけません」と言われても、どちらも私を言い当てていると思いますよ~。
そういう懐疑心を持ったのは、私に向いているとして出てきた職業。よりにもよって、一番したくないタイプのが出てきたのでがっかりしました。
よろしかったら、お試しくださいね。
たぶん、MBTIというのは話題になっているのだと思います。
☆有限責任中間法人 日本MBTI協会
このリンクを張りながら、またインターネットで時間をとられてしまうわけです。
まず、「有限責任中間法人」って、なに?・・・
☆中間法人制度Q&A
へえ~・・・。フランスの1901年法に基づく協会(association)に似ているのですが、基金がないとダメらしいので、フランスのNPOとは違う。
2番目に調べたくなること:
MBTIは、世界45カ国以上で活用されている性格診断と書いてある。
となると、フランスでも行われているの? と確認したくなります!
だって、日本で「フランスでも有名な・・・」と宣伝されていても、フランスでは全く知られていないということが多々あるのですから!
でも、でてきました。
ちゃんと調べたわけではないので、一番良いのを選んでいるとは限りませんが、同じようなテストが出てきました:、
☆MBTIのフランス語版テスト: Supertest le site de tous les tests et quizz
☆MBTIの英語版テスト: Free Personality Test - 41
ここで、さらに疑問が広がります。
同じ理論なのですから、同じ分析をするはずではありますが、言語圏によって性格判断の質問や判定は違うのではないでしょうか?・・・ たとえばフランスでは、「はにかみ屋」などというのは、社会に同化できない欠点として捉えられているのを知っています。
質問を比べてみたり、自分の性格判断を各国語で比較して同じ結果が同じになるか調べたりしたくなりますが、そうするときりがないので止めました!
どなたか根気のある方が、言語によってどう分析が違うか試した結果を教えてくださったら感謝します!
◆ブログの診断もある
ブログの診断サイトが日本にあることを教えてもらいました。
確かに、ブログというのは日記ですから、書いていると、もろに性格が出ますよね。
教えていただいたサイト2つをご紹介しておきます。
☆MyBoo/マイブー: ブログがもっと楽しくなる!
― 知らない自分がわかる、あなたのブログを解析します!「どんな話題」が多いのか、「どんな気分」で書かれているブログなのか。また最近の特徴的なブログ話題をリコメンドします。
登録していなくても「MyBoo ベータ版」にブログのURLを入れると解析してくれます。
☆goo ラボ: ブログ通信簿サービス
― ブログに書いた文章から性格判断してくれます。
気に食わない通信簿をもらいましたが、けっこうちゃんと分析しているみたいです。このブログの主張力は「2」と出たのですが(これでも、できるだけ生意気なことは書かないように気を付けているのです!)、私のもう一つの言いたいことだけ書いているブログの方は「5」と出ましたので。
性別も判断されるのですが、出て来なかったのは満足! もらった年齢は高いのですが、言葉使いからの判断だろうと思って、気にしない!
◆英語力まで診断してくれる
さらに、英語の力までテストしてくれるサイトもありました。
☆Ameba - iKnow!: 英語KNOW力診断所
これはルンルンになってしまいました。
だって、いただいたのは、この結果♪ ↓

これは、正確な判断ではありませんよ~!
まず、パソコンのキーを押せる速度が影響しているのは明らか。それから、英語ができる人にはマイナスになる点があります。つまり、「こんな簡単なことを聞くはずがないから、何かあるのではないか?」と、考え込まないで即答してしまうのが有利になります。
私が英語でトップクラスの同時通訳をできるはずがないではないですか~!!!
思い出せば、幼稚園のときの知能テストはやたらに良かったのです。すばしっこさと、何でも良いか答えてしまういい加減を過大に評価してくれるのは、あの時までだった・・・ という懐かしさがあったので、こういう勇気づけをしてくれるテストは嬉しいです♪
さらに考えてみると、今でもモグラ叩きゲームは上手ですね・・・。
ただし、この反射神経の良さは、実生活では困ることも引き起こします。
友達の車に乗せてもらうとき、運転する友達がドアを開けるときのリモコンの音と同時に私のドアを開けようとしてしまうのです。ご経験があるかどうか知りませんが、同時にすると、ドアにはロックがかかってしまいます(少なくともフランス製の車の場合)。
気をつけなければ・・・ と何度も反省しているのに、ついやってしまっています。運転手や、その他の人が車の中に入って、発車されようとしているとき、私だけはドアの外に取り残されているという惨めな構図・・・。みんなは、なぜ私が入らないのかと変な顔をしている・・・。
でも、リモコンのカシャっという音を聞くと、それと同時にドアの取っ手を引いてしまう私・・・。
*今回のテストのうち、ブログ通信簿サービスと英語KNOW力診断所のサイトは、最近の「続・海外に住んでも英語は喋れない!」にあった記事から教えていただきました。ありがとうございます♪
「古いのをちょうだい」とフランス人たちからよく言われます。特に若い子たち。お小遣いがないらしい。
「日本のパソコンなんかあげたって、どうしようもないわよ。コマンドは日本語ででるし、キーボードも全然違うから」
そう言うと、とてもがっかりされます。
◆デジカメ・メーカーは、日本市場と外国市場を分けた
パソコンと違って、お古のカメラはフランス人にあげられる、と思っていたのですが、事情が変わってしまいました。
今までは、日本語、英語、そのほかフランス語も含めて何カ国語の表示が出るモデルがあったのですが、今回探したら、すっかり姿を消していました。
日本語だけ。あるいは、日本語と英語。
フランス語なども入っている外国使用のカメラだと、こんどは日本語が入っていない!
日本でカメラを買って外国で使われるのを避けようという、というメーカー側のコンタンのようです。
今はユーロが高いので、フランスで買った方が良いかな、とも思いました。
でも、アフターサービスのことを考えると、迷わず日本で買いたくなります。フランスで修理に出すのは本当にイライラしますから、帰国するのを待った方が手っ取り早いと思う。
◆液晶付きの一眼レフ・デジカメを買いました!
お古を狙っている友達には気の毒ですが、今回は日本語と英語しか入っていないデジカメを買いました。
実は、去年帰国したときもデジカメを探していたのですが、待っていて良かった。
ついに、液晶画面を見て写真が撮れる一眼レフが発売されてたのです!
迷わず買ってしまいました。これです。↓
OLYMPUS E-330液晶部分は動くので、人ごみの上から写真を撮るのもOK。小型デジカメ並みに簡単に撮ることもできます。パーフェクト!
◆ついでに小型デジカメも・・・
小型デジカメの方も新しくしてしまいました。ここで紹介している新製品
こちらの方は、さんざん迷いました。余りにもチョイスがありすぎる!
ここが気に入ったと思うと、別の機種にはある機能がない...。
このカメラには広角がないのが残念だったのですが、「電子手振れ補正」というのを使ってみたかったので選びました。
◆さっそくマニュアルを見ながら試し撮りを始めたら...
今日は、さっそく試し撮り。
でも家の窓から見える景色はつまらないので、途中でやめました。
電線だらけの、なんて醜い景色なんだろう!
改めて、そう思ってしまいました。酷いにもほどがありますよ...。
フランスに戻るのが迫って来たので、どこか郊外に出かける時間もない。
せっかく手に入れた玩具で遊びたいけれど、カメラの機能を研究するのは、フランスに行ってからにすることにしました。
フランスだと、どこを写真にとっても絵になるので!
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寝なければ、と思ってベッドに入るけれど、眠くないので起きてくる。
・・・でも、頭がボーっとしていて何もできないので、やっぱり寝なければ... と思う。
・・・でも、寝つけないので、やっぱり起きてくる。
そのくり返し。
結局、とんでもない時間に寝ついてしまって、朝だか夕方なのか分からない状態で目が覚めます。
しなければならないことはいっぱいあるのだけれど、頭がボケているので仕事はできない。それで、インターネットで遊んでしまったりしています。
そんな時間を過ごしていて見つけた面白いビデオをご紹介します。
「日本の形(The Japanese Tradition)」と題された日本語と英語のビデオ。
外国人に日本の文化を教えているような形になっています。余りにもオーバーなので笑わせます。でも、よくできている! ぜひご覧ください♪
☆Sushi
どのように寿司屋さんで食事するのかを教えるビデオ。ええ、そうなの...と感心して見始めて、お寿司に興味があるフランス人に「これを見せてあげよう」と思いました。
ところが、とんでもない! こんなのを見せたら誤解される、と思ったのでした。
☆dogeza
ヘマをやったときに、どう土下座をして許しを得るかを教えるビデオ。上の Sushi と同じシリーズなのですが、こちらは全部正しいことを教えているように見えました。
この手のおかしなビデオがインターネットに出回っていたのですね。発見です!
もう一つ、シリーズは全く違いますが、とても気に入ったビデオがありました。
☆Kitty & Rooster, Weird Friendship.
猫と鶏の心温まる友情物語。鹿児島での実話ビデオのようです。
日本語だけですが、猫好きのフランス人に教えたら、ちゃんと理解していました。ただし、後半は3カ月後のことだと説明してあげる必要がありました。
猫のコメが可愛いんですよ~!
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それなのに、パソコンのことで相談されると、ホイホイと献身的になってしまう...。パソコンをいじるのがよほど好きなのだと思う。
ここのところ、友人たちからパソコンの調整を頼まれて、ウェイティングリストができてしまっています。
フランスのサービスは信じられないくらい悪いのです。パソコンで困ったことがあったときに、私みたいにやってくれる友達なんて、フランスでは日本以上に貴重な存在なのです!
今年一人目のお客さん(?)のために、ウイルス駆逐ソフトの設置をしたお話しをします。
◆ ウイルス駆逐ソフト
先週、家で商売をしている友達の家に遊びに行ったら、近所のパソコンショップに彼らのパソコンをあずけてあるので、午後に引き取りに行かなければならない、と言う。
昼食後、マダムがパソコンを引き取りに行くのについて行きました。小さな田舎町にあるパソコンショップのレベルを見てみたかったのが私の興味。
車の中で話していたら、パソコンが故障していたのではなくて、ウイルス駆逐ソフトをインストールしてもらうためにあずけたのだと言う。ソフトをインストールするのに、なぜパソコンを持ち込む必要があったの?!... デスクトップ型でもなくて、がさばったヤツなのに...。
パソコンショップに行ってみると、ショーウインドーには何かしら並んでいるけれど、中に入るとカウンターしか見えないという店でした。
まだ注文したソフトは入荷していない、という。
聞いていると、インストールしようとしていたのは、ノートンの「アンチウイルス」というソフトらしい。
インターネットの危険からパソコンを守るためには、このソフトでは不十分だと思う...
店では、注文したソフトがいつ入荷するか分からない、とノンキなことを言っていました。
クリスマス、年末、という時期だから、商品がなかなか手に入らないのは自然な時期だというと言い訳。
とりあえず、手元にあったウイルス駆逐ソフトをインストールしたとのこと。何のソフトを入れたのか知りたかったけれど、何も説明なし。
注文したソフトが入荷したら知らせる、というのもない。売る気もない様子。
友達はよく知っている店らしくて、「後で請求書を送ってくださいね」などと言って、パソコンを引き取って店を出ました。
◆ なぜそんなにウイルス駆逐ソフトにこだわっていたかというと...
ADSLが開通する前にウイルス駆逐ソフトがインストールされていなければ危険だ、と言われて、友達はソフトを入れたがっていたのでした。
ADSLはつなぎっぱなしにしておかなければいけないと思ったので、危険がいっぱいなのだという誤解が原因。
さらに、よくよく話しをきくと、息子さんがポルノサイトを見るので危険がいっぱいある、とお嬢さんの方が主張していた。
パソコンを保護するなら、ノートンのインタネットセキュリティーというソフトが一番良い。これは、フランスでも定番になっています。
彼らがパソコンを買ったのは去年。このソフトが2カ月有効のオマケでついていたけれど、更新できる期限が切れたのでした。それでパソコンショップに相談したらしい。
でも、期限切れのソフトの契約を更新すれば、新しくソフトを買うより安いのでもったいない。それに、契約更新なら、インターネットですぐできてしまうのです。
◆インターネットセキュリティーをネットで買う
パソコンショップがインストールしたウイルス駆逐ソフトは聞いたこともないものでした。
インターネットで無料でダウンロードできるソフトなのではないでしょうか? 店でも、これは一時しのぎとして使うべきソフトなのだと言っていましたから。(それでも、パソコンショップはちゃんと手数料を請求していたと後で聞きました。)
結局、私が薦めたインターネットセキュリティーをインストールすることにしました。
いきがかり上、私がやってあげることにしました。
ところがパソコンショップのバカ!... と、パソコンをいじって気がつきました。
ウイルス駆逐ソフトを一時しのぎでインストールしたときに、入っていた期限切れのインターネット・セキュリティーを削除してしまっている!
しかも、パソコンのことなんか何も知らない友達なので、パソコンを購入したときに付いてきたはずのプレインストールソフトのCDも持っていないので再インストールするわけにもいかない。あるいは、フランスのことなので、リカバリーができる添付CDがなかったとも言い切れない・・・。
そこで、契約更新ではなくて、新たにソフトを購入することにしました。
インターネットで調べると、契約更新するなら50ユーロくらいなのに、新たにソフトを買うなら80ユーロくらいしています。日本より高くて、1万円を越している。
バカらしいので、せめてインターネットで一番安くソフトを手に入れようと、あちこちの売値を比較しました。
すると...
「ソルド」というのがある。そう、フランスの年に2度だけのバーゲンセールが始まったところなのでした。
うまく更新できていたら使うつもりだった2005年版のソフトが、なんと25ユーロで売っています。
契約更新した場合に払う料金の半額。しかも、アマゾンという、私がいつも信頼して使っているネットショップ。しかも、24時間以内に配達で、送料無料。
これにしましょう! と決定。
アマゾンからは、本当に翌日、品物が届いたそうです。
ADSLも開通したし、私の時間もできたので、週末明けにインストールに行ってきました。バージョンが一つ古いので、アップデートには時間が少しかかりましたが、すべて無事に終了。
さっそくパソコンを診断すると、怪しいと探知されたファイルが14個もありました! 息子さんは確かにポルノサイトを見ていたらしい。
このソフト、私も使っているのですが、何も探知されたことがありません。本当に機能しているのか疑わしいと思っていたのですが、今回のことで、ちゃんと作動するらしいということを学びました。
アップデートの作業をしながらご馳走になったウサギ料理もおいしかったので、私はすっかり満足。
◆ インターネットで売値を比較すると、かなり差がある!
私のインターネットセキュリティーはバージョンが2004年なので、新しくしようかと思っていたところでした。友達のソフトを安く買ったので、日本でもそんなに安く売っているのかと調べてみました。
そもそも、何かできるソフトなら高いお金を払っても満足感があります。でもウイルス探知ソフトなんて、持ったって喜びはありません。
そんなおもしろくないソフトは安く買いたい。
それで探してみました。
すると、やっぱり売値には差がある。
Norton Internet Security 2006 価格比較
(ただし、非常に高いものは複数ユーザー使用のソフトです)
一番安かったのはこれ ↓

最近、インターネットでも買えるものの値段は調べてみるべきだ... と気がつき始めている私です。
ブログ内リンク:
★ 目次: パソコン用ソフトウェア、iPhoneアプリについて書いた記事
私のところには、来るわ、来るわ。毎日毎日入ってくるので参っています...。

私はメールアドレスを幾つか持って使い分けているし、それも、知人以外にはできるだけ公表しないようにしています。
ホームページの掲示板に書き込みをするときは、絶対にメールアドレスなどは書きません。
それでも、迷惑メールは来る。
どうやって渡っていくのでしょう?...
迷惑メールを送る人たちのリストに入ってしまっているメールアドレスを使わないようにすれば良いのではあります。
でも、関係者全部にアドレス変更のお知らせするのも面倒。
どうせアドレスを変えたって、また敵は新しい私のアドレスを見つけ出すはずなのです。
諦めるしかないと思っています。
◆ 安全対策は避けられない
プロバイダーのサービスを利用して、ウイルスが入っているメールを削除してもらい、ダイレクトメールは迷惑メールホルダーに振り分けています。
さらに、自分のパソコンでもウイルスチェックのソフトを働かせています。
こういうソフトを常駐させていると、パソコンの動きが遅くなるので嫌いです。
でも、時々ウイルスが入っているのを探知することがある。ということは、こういうソフトを使わざるを得ないと決断せざるを得ません。
ウイルスなんて、めったに送られるものではないと思っていたのに...。
プロバイダーのサイトでメールをチェックすると、そのまま、これは迷惑メールのアドレスを記録するとか、これは受信拒否アドレスだとかに登録できるので便利。
ところが、受信拒否のアドレス数には上限がある。
せっせと登録していたら、上限オーバーになってしまいました。
どうせ相手は毎回アドレスを変えてくるのですから、拒否するアドレスとしても登録をしても意味がないのです...。
◆ もうメールソフトで直接は受信できない
普通にソフトでメールを受信すると、疑わしいメールもいちおうパソコンに入ってくるのは気分が悪い。
それで、まずプロバイダーのサイトでチェックするようになりました。
自分に来たメールの題名だけを見て、迷惑メールを削除します。
それからソフトで受信。
手間がかかりますが、仕方ありません。
「これはウイルスが入っている可能性があります」などというメールまで受信すると、いちおうはウイルスが消されているはずだとは思っても気持ち悪い。
そんなメールが入った後では、パソコンの中全体にウイルスが入っていないかチェックしてみないと気がすまない。
それをやると、時間が膨大にかかってしまう。
それなら、少しでも疑わしいメールをプロバイダーの受信ボックスから直接削除する手間の方が楽だ、と判断しているわけです。
◆ 最近のダイレクトメールは悪質!
少し前までは、迷惑メールというのは、一見して、迷惑メールやウイルスメールだと分かるようなものでした。
ところが最近は、内容を見てみないと判断できないような体裁になっている。
お知らせ風の件名だったり、送信者に普通の名前を使っていたり...。
余りに迷惑メールが多いし、内容を見るのも嫌なので、それらしきものは開かないで削除してしまいます。
それをやると、迷惑メールでないのに削除してしまう危険がある。
ゴミ箱に入れてしまってから、「あれ、あのアドレスは...」と気になってゴミ箱を覗いてみると、大事なメールだったこともありました。
◆ あてずっぽうに送ってくる迷惑メール
ポルノ系のメールがやたらに入ってくるという知人の男性。
「初めは、オレがエッチだというのを知っているのかと思った」と、おっしゃる。
でも、みんなにも来ているのだと知って安心したそうです。
私のところに来る迷惑メールの中で、一番多いのは出会い系。
私、女性を買うのには興味がありませんよ~!
ところが最近のは、「買う」のではなくて「お金をくれる」と言ってくる。
お金をくれても興味ありませんよ~!
なんて、こんなところで言っても仕方ないのですが!
シリーズ記事目次 【フランスは住みやすい国か? パリは花の都か?】
目次へ
その7
フランスに比べて、日本は商品についてくるマニュアルが非常によくできていると思います。カラーのことも多いし、漫画なんかも書いてあって、ひと目で分かるようになっている。
ところがフランスの場合、勉強好きな人でもマニュアルなんか読む気がしなくなるような説明書がついてきます。
電化製品を買って分厚い説明書が付いていると思いきや、何カ国語のバージョンが一緒になって1冊になっているので、フランス語の部分はほんの少し。しかも、見ただけでムシズが走るような小さな字で書いてある。
かなり教養がある人でも分かりづらいと言っています。文章なんか読むのが苦手な人は、なおさら理解できないはずです。それでも、改善される様子はありません。
それでも、説明書がついていれば、まだ良い方だとも言えます。
◆パソコンは買ったけれど...
この冬、フランス人の友達がパソコンを買いました。
一緒にパソコン教室に通っている近所の人は、昔のテレビみたいに奥行きのある大きなパソコンを買ったけれど、友達は最新型の薄型。そう自慢していました。
ところが数日たつと、パソコンが動かないくて悪戦苦闘しているので見て欲しいと私に泣きついてきました。
彼らの家に行ってみると、デスクトップ・パソコンやプリンターが入っていた大きな箱があって、書斎は物置部屋のように雑然としていました。箱を片付ける余裕もなかったようです。
「パソコンって難しいのね。気が狂ってしまいそう!...」、と友達。
パソコンは、デンと机の上に載っていました。デンとしていると思ったのは、タワーの部分が時代遅れみたいに大きかったからです。
何が問題なのかと思っていたのですが、電源を入れても、画面が出ないのです。
思えば、私はいつもノートパソコンなので、配線なんかしないでもすぐに使えたのでした。役に立てそうもない助っ人でした...。
それでも、紙ぺら一枚に書いた配線説明書を念入りに見て、配線を確認。フランスの電気製品のコードはケチったみたいに短すぎることが多いのですが、それは問題なかった。
配線図は非常に分かりにくかったのですが、ご主人は日曜大工が得意なので、これで間違いないと言う。
「間違いないのだろう」、ということになりました。
でも、Windowsの「ようこそ」画面は出てこない。
「こういうときは、コンセントを抜いて、電源を入れなおすと良いのだ」、などと、私は知ったかぶりをしてみたりしました。
何度やり直しても、ダメ...。
CD-ROMが付いているので、それを入れないと起動しないのかも知れない、と思って入れてみました。
初めの画面は見えるけど、先には進まない。
何枚かあるCD-ROMが、何のためにあるのかも分からないのです。リカバリー用のものがあるとして、私が目を付けたのは、初めの立ち上げに必要か、あるいは使用説明書が入っているように思えたCDでした。
でも、何も出てこないのですから、何のためのCDなのかも分からない...。
そもそも、説明書らしきものは、配線説明の紙以外には、なんにもないのです! ガリ版刷りのような紙一枚だけ!
こういう場合、インターネットでメーカーのサイトを見たら、何かヒントのようなことが書いてある可能性があります。でも、見るわけにはいかない。あいにく商店が休みの日曜日だったので、買ったお店に電話するわけにもいきません。
「マニュアルが一緒についてくるものだから、お店に電話して、入れ忘れたのではないか聞くべきだ」、と言って私は引き上げました。
◆なぜパソコンが立ち上がらなかったのか
お店に電話したら、マニュアルは何もなくて普通なのだと分かったそうです。
いくら消費者に不親切なフランスでも、こんなことって、あるのでしょうか? 私の友達のように、パソコンは初めてという人もたくさんいるはずなのに。
でも、あのパソコンにはクレームが多いのだと言って、配線図が間違っていることをすぐに教えてくれたそうです。
指示されたように繋ぎなおしたら、パソコンに画面があっさりと浮かび出た。
「それなら、売るときに教えてあげれば良かったのに...」と思うのは、日本人です。
サービスの悪いフランスでは、電話に出た店員が、こんな風にすぐに解決法を教えてくれるなどというのは、奇跡として喜ぶべきなのです!
◆パッチって何?!
実は、ご自慢のパソコンが、私は他にも欠陥があるように思えてなりませんでした。売れ残りの安物だったのかとも思ったのですが、バーゲンに出ていた商品ではないと言っていました。
電源を入れただけで、ものすごい音がするのです!
オーク材の机に載せているから、余計に音が反響して大きくなるのかも知れません。でも私なら、こんな騒音には耐え切れません!
普通なら、パソコンが働きすぎで熱くなってきたら扇風機のようなものが回る音がするのですが、彼らのパソコンは何もしないのに一生懸命冷やしている。
その後、パソコンを売っている店で同じ商品を見たので、店員に聞いてみました。友達が買ったのと同じFNACというチェーン店なので相談に乗ってくれました。
FNACの店員は、かなり優秀なのです。事情を話すと、すぐに理解しました。
「ああ、これはクリスマス前に無理に出荷を早めたパソコンなので問題があるのですよ」
本来は、騒音を抑える「パッチ」とかいうものをインストールしてから出荷すべきだったのに、メーカーがそれをする時間がなかった。クリスマスプレゼントにする人も多いので、急がざるを得なかった、という理由。
その店では、お客さんに「パッチ」が入ったCDを渡しているのだと言います。
女性の店員さんは親切そうな人で、そのパッチとやらを私に一つくれるかのように見えました。ところが彼女が声をかけた上司らしい男性が、「買った店でもらえるから」とケチなことを言います。
友達は、また買ったお店に電話しました。
すると、「そんなパッチはない」という返事。
「本社に電話して調べてくれなかったの?」などと思うのは日本人です! フランスにいたら、そんなことを期待してはいけません。
インターネットでダウンロード「できるかも知れない」と言われたそうです。でも彼らは、まだインターネットにつないでいないのです! 彼女の使い方だと、インターネットはしない可能性も高い。
友人夫妻には、音が気になる様子がありません。パソコンを使ったのは初めてなので、そんなものだと思ったのでしょう。それに彼らはフランス人なので、アフター・サービスなんかは期待していない様子。
私がダウンロードしてCDに入れて渡してあげようかと思ったけれど、やめてしまいました。こんな説明書もつけないような不親切なメーカーが、ダウンロードやアップデートを充実させているとは思えないので、探すのは面倒になったのです。
◆もう、放っておこーっと!

それにしても、説明書が何もないというの致命的です。
パソコンの画面が真っ暗になったときはどうすれば良いか、完全にダウンしたときに買ったときの状態に戻すリカバリー作業はどうすれば良いかとか...。
パソコンを使っていたら、何かしらパソコンなしで見れるマニュアルが必要なのです。
パソコンの使い方まで書いたものがないのは妥協するとしても、困ったときに開くマニュアルもないというのは、日本では考えられないことではないでしょうか?
フランスは、サービスセンターに電話すれば親切に教えてくれるような国ではなのです。
別の友達が、パソコンに「ウィルスがあるので検疫をしました」というメッセージが出たので、あわててサービスセンターに電話たときのこと。
検疫というフランス語はquarantaine。「約40」という意味もある。外国に連れて行った犬は40日間検疫所に入れられる、というイメージです。それで彼女も、40日たったらウィルスが出てくると心配したらしい。
やっとつながった電話で相談したら、白痴扱いされて、さんざん馬鹿にされたのだそうです。相当しょげこんでいました。どうすれば良いか、なんて教えてくれない。それで、私に相談してきたのです。
マニュアルもない、サービスセンターにも聞けないとなったら、修理に出すしかないのかも知れません。でも修理に出したら、日本のように1週間で戻って来るようなことはないのです。1カ月くらいは覚悟しておく必要があります。
ともかく、このマニュアルがない友達のパソコンの心配をしてあげたら手におえないと思いました。それでなくても、週末に家に帰ってくる男の子が、ゲームをたくさんインストールして遊んでしまうらしいのです。
私はパソコンに詳しい、なんて顔をするのはやめようと思いました。
こんな話しは、フランスに住んだことがある方だったら、日常茶飯事のことだと思われたでしょうね...。
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インターネットなのだから、フランスでやれば良いことなのですが、田舎に住む私は高速回線には接続できないのです。表示が遅いと、ウエーブサーフィンなんかして遊ぶ気にはなりません。
有名な指揮者や演奏家が出るコンサートなどは、日本の方がはるかに簡単に見つかります。パリでさえも、めったにありません。フランスはお金がないのでしょうね...。
すごいコンサートがある! と感激したとしても、チケットを買うわけでもありません。席が取れないだろうし、高すぎる。フランスでコンサートに行く方が良いや... と思ってしまいます。
それでも探してしまう私...。まあ、ウインドーショッピングのようなものです。
フランス語では、
ウインドーショッピングは lèche-vitrines(レッシュ・ヴィトゥリンヌ)といいます。
「ショーウインドーをなめる」という意味。
「ウインドーショッピング」よりも惨めっぽいですね。
よだれをたしらながら、「いいな~、いいな~... 欲しいな~...」と呟いているみたいで!
流行語がすぐできる日本では、インターネットショッピングを眺めるだけの行為に対する新語がもう存在しているのではないでしょうか? ご存知だったら教えてください。
フランス語だったら、すぐに新語が作れます。
ショーウインドーではなくて、パソコンの画面をなめるわけですから、lèche-écran(レッシュ・エクラン)。
でも、フランス人がそう言っているのは聞いたことはありません。
どこかに登録したいな。私が作った言葉だ! と...。
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そもそも、パソコンにはなくてはならないマウス。フランス語でもsourisと言われていて、つまりネズミです。
マウスを考え出した人は、猫好きだったのではないかと憶測しています。マウスを握っていることに快感を覚えた人を思い浮かべてしまうのです。
インターネットの素材提供サイトをみると、猫の絵やアニメがたくさんあります。ハンドルネームも猫関係の名前が多いのが目につきます。
例えば、てっとり早く、この楽天広場で調べてみました。「猫のいる生活」というテーマの書き込み数は26,132。それに対して「愛犬のいる生活」というテーマの書き込み数は19,107。
猫がいる家が多いか、犬がいる家が多いかによりますよね。日本でペットとして飼われているのは、猫より犬の方が多いのです。手元には2002年の統計があるのですが、犬は952万匹、猫は620万匹となっています。
となれば、「愛犬がいる生活」の書き込み数が多いのが普通なのです。それなのに「猫のいる生活」の方が賑わっている。
やはり猫が好きな人はパソコンが好きなのだ・・・と思ってしまうのですが、間違っているでしょうか?

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