実家から島に戻る時、福岡市には夕方に到着し,次の日のお昼に千歳空港に飛ぶというスケジュールでした。経由地の福岡市の夕食で色々食べたので記載しておきます。めんたい重→一鶴→ゴマサバ→がんながの4連発でした。この日は
食べ歩きで11キロ近く歩きました。
1 元祖博多めんたい重 史上最高と言われている明太子ご飯を食べてきました。お昼4時頃と一番空いている時間でしたが、数人並んでいました。通常は1時間待ち以上の超絶の大人気です。インバウンドにも絶大な人気。
値段は
ご飯だけで1850円と超お高いです。それにもまして
汁ごときが860円と、もっとお高いのですが一応注文してみました。(税抜き価格表示が優勢だったので,少し安く感じたので汁も注文しましたが、税込み価格に気づいていたら注文しなかった)
明太子ご飯は確かに美味しい。
これ以上の明太ご飯を作るのは無理と思えるくらい美味しかったです。(ただし、良い明太子が手に入れば、ご家庭でこの写真をまねて明太ご飯を作ったとしてもかなり美味しいのが作れます。)汁の方は,まあ美味しいのですがこの値段ならいらないな。個人的には宮崎でその辺で出される呉汁の方が好きです。
北海道には美味しいたらこは多数有るのですが、美味しい明太子は見かけません。北海道には安くて良い原料があるのに何故美味しい明太子を作らないんでしょうね。大きなビジネスチャンスだと思うのですけどね。北海道の明太子というのは、例えてみれば福岡の人が普通のカレーにお湯を入れてスープカレーで~すと言って出すような感じです。島では美味しい明太子が手に入りにくく仕方が無いので、美味しいたらこが手に入ったら自分でなんちゃって明太子に加工しています。
また、北海道(虎杖浜とかで)でこのめんたい重を真似てたらこ重を作れば、少なくても観光客には受けるのでは???これもひとつのビジネスチャンスだと思います。最初流行らせたもん勝ちですよ。
2 一鶴(香川県の名店) たまたま歩いていたら香川県にある鶏の半身焼きの名店一鶴の支店を発見したので食べてみました。何度か首都圏にある支店で食べようとしたこともあるのですが、定休日とかで未食でした。宮崎鹿児島と違い、レアで提供するわけにはいかないので完全に火は通っています。
皮はバリンバリン,肉は硬いですが旨味が強く、美味しい鶏油がお皿じゃぶじゃぶという感じで有名店に恥じず非常に美味しい私好みの逸品でした。本当は鶏油におにぎりを浸して食べるのが最高のようです。今回は親鶏を食べましたが、雛鳥なら軟らかいそうです。自分は基本的に親鶏が好みです。
これだけ美味しくて、立地も良くて、大きくて綺麗な店なのにお客さんが少なかったのが気がかりです。ホントもったいない。インバウンド客がゼロなのかな?
3 ゴマサバ屋 ゴマサバも食べたかったので、
庶民と大食いの味方、ゴマサバ屋へGO。済州島産のトロサバがあるとのことで注文しました。ご飯を食べるとキツいのでゴマサバ単品で注文したつもりでしたが、
定食が来てしまいました。(何と、写真左上の美味しい鯖の南蛮漬けは無料おかわりです。ご飯も汁も漬物もサラダも食べ放題。)
しかし、
〆のお茶漬けが噂通りメッチャクチャ美味かったので結果的には良かったです。海外のお客にまだ知られていないからいいですが、見つかったらもう気楽には食べられないですね。
4 元祖長浜家1 いい加減腹一杯だったのですが、福岡に来たときは何が何でも元祖長浜屋(家)を食べます。日頃ゴージャスな札幌ラーメンに慣れているので見るからに貧相ですし、実際に貧相です。しかし、がんながは
美味い不味い関係なく私にとってのソウルフードです。一杯250円の時代、どれほど食べたことか....DNAに刻み込まれています。
今回も自分としてはイチオシの家1に行きましたが、残念ながらスープがハズレの日で、
水道水の風味がしました。(味のばらつきが大きいのが、がんながの特徴では有ります)まあ、あの空間にいること自体も重要ですから。不味くても仕方がない。
美味しいこともあるし。
ちなみに翌朝の朝食は、中州にあるがんながの家2にしました。空港に行けば美味しいラーメン屋があるのですが、
ここはあえてがんなが。相変わらず大して美味しくは無かったのですが、昨日の家1よりは良かったです。(中州の方が値段が200円高いですけどね)
翌朝食べた家2 肉の位置が違いますが、いつもそうなのかは謎
今回も
かろのうろん(有名なうどん屋さん)では食べられませんでした。前回は閉店時間が近く売り切れでしたが,今回は閉店数時間前に行っても売り切れでした。インバウンドで売れまくっているのかな?
※九州で問題なのは,税抜き価格がメインで書かれていること。現在は「総額表示」の義務付けがされています。税抜き価格表示の後ろに税込み価格を書いている店が多くて驚きました。これはアウトでしょ。監督部署はちゃんと仕事しろ。