漫画の電子書籍が千冊を超えたのでオススメを紹介します(その2)
先日、嫁の読書用にHuawei Mediapad T2タブレット(写真右)、自分用にiPad4mini4(写真左)を購入しました。比較すれば自分用のiPad4miniの方が、やや軽いですし、全体的に使いやすいのですが、Huawei Mediapad T2はiPad4miniの約半額の2万円ですからね。大変なコストパフォーマンスです。(自分はオーディオ用macminiを制御するためにどうしてもiPadを使わないとダメなんですよね。)
さてそれでは、前回のオススメ漫画(その1)に続いて今回はオススメ漫画の(その2)です。今回はヘビーな内容を持つ作品からのオススメです。ただし、耐性が無い方、精神的に極度に疲弊している方にはあまりオススメできません。TV等では日常あまり目にすることが無いようなヘビーな内容の漫画が多いです。(ただし「ぼくらの」「悪の華」はアニメ化されています)
1 「四丁目の夕日」山野一(全1巻)
「三丁目の夕日」と間違えて読むと大変な目に遭います。時代は同じですし、主人公達は善良で「三丁目」とほぼ同じなのですが、「三丁目」で描かれないダークサイドのみを抽出してガンガンに濃縮した感じのお話です。全1巻と短いですが、善良な主人公達に次々と降りかかる不幸を読み終えるには相当な精神力が必要です。ちなみに故ねこぢるさんの旦那さんで、他の作品も相当ヤバいです。読むだけで(ガチで)吐きそうになれます。読むメリットを考えられない漫画です。
2 「おやすみプンプン」浅野にいお(全13巻)
主人公の外見が先日紹介したハトよめと似ています。小学生の少年が大人になるまでのストーリーです。(こちらは主人公の姿がヒヨコです)主人公の母はハトよめと性格まで少し似ています。ただ、内容は全く違います。ハトよめもプンプンも主人公が狂っていますが、狂っている方向性が違っているので、ハトよめはギャグ、おやすみプンプンは読むのが苦しくなるほどの終始陰鬱なお話です。これは読む人によって評価は分かれそうです。
3 「さくらの唄」安達哲(全2巻)
高校の青春ものです。日常が平和過ぎて嫌な気持ちになりたくなったら読んでも良いかもしれません。以前紹介した「ブラッドハーレーの馬車」のように読んだことを後悔する人も多い漫画かと思います。悪人が酷すぎて、人間の弱さ恐ろしくて読むと嫌気がさしてきます。
また、入手しづらいのでここで詳しく紹介はしませんが、この手の漫画なら山崎さやかの「マイナス」も酷すぎるほど酷いです。読んでいて作者の精神状態が心配になるほどです。(最近の作品は落ち着いているようですが...)
4 「空が灰色だから」安部共実(全5巻)
見た目は軽い感じですが、“心がざわつく”思春期コミックと言われています。内容的には、ギャグ、ハートフル、SFホラーチック、何でもありの短編集です。ただし、たまに精神を破壊されるトラウマ回があるので要注意です。(個人的には野球回と最終回は超きつかったです)
5 「ぼくらの」鬼頭莫宏(全11巻)
子供達15人が巨大ロボットに乗り組み戦うお話。ジョージ秋山の傑作SF「ザ・ムーン」(月)に影響されており、ここで出てくるロボットの名前は「ジアース」(地球)です。子供に全責任を負わせるには厳しすぎる戦闘が繰り広げられます。ストーリーが進むにれて,謎が解けて先が読めるようになるのですが、それに伴い読むのが精神的にきつくなってきます。(面白くなくなるのでは無く、子供達を待ち受ける運命が次々と実現化していくことが恐ろしくなります。)同じ作者の「なるたる」も明るく楽しげな表紙にだまされて読むとえらい目に遭います。
6 「悪の華」押見修造(全11巻)
中二病を炸裂させた男の子が主人公の中学から高校にかけての恋愛?青春ものです。最初は変態ギャグ漫画???とも思えるような展開ですが、徐々に異常なまでの閉塞感の中、むせかえるほど、気持ちが悪くなるほどの青臭い青春が展開されます。純文学的ですし、アニメ化もされておりこの中ではライトです。
他に有名どころでは、山本直樹「ありがとう」、古谷実「ヒミズ」、押切蓮介「ミスミソウ」あたりはかなりヘビーですね。
ただ、新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」は話が大きくなりすぎてあまり好きになれませんでした。同じ作者の「キーチ」「キーチVS」は好きですし、フィリピーナとの国際結婚を描いた「愛しのアイリーン」(全2巻)は相当にハードな内容でオススメですけどね。たった2巻ですが読んだらメチャ疲れますけどね。
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さてそれでは、前回のオススメ漫画(その1)に続いて今回はオススメ漫画の(その2)です。今回はヘビーな内容を持つ作品からのオススメです。ただし、耐性が無い方、精神的に極度に疲弊している方にはあまりオススメできません。TV等では日常あまり目にすることが無いようなヘビーな内容の漫画が多いです。(ただし「ぼくらの」「悪の華」はアニメ化されています)
1 「四丁目の夕日」山野一(全1巻)
「三丁目の夕日」と間違えて読むと大変な目に遭います。時代は同じですし、主人公達は善良で「三丁目」とほぼ同じなのですが、「三丁目」で描かれないダークサイドのみを抽出してガンガンに濃縮した感じのお話です。全1巻と短いですが、善良な主人公達に次々と降りかかる不幸を読み終えるには相当な精神力が必要です。ちなみに故ねこぢるさんの旦那さんで、他の作品も相当ヤバいです。読むだけで(ガチで)吐きそうになれます。読むメリットを考えられない漫画です。
四丁目の夕日 (扶桑社文庫) 山野 一 扶桑社 1999-12 売り上げランキング : 14340 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2 「おやすみプンプン」浅野にいお(全13巻)
主人公の外見が先日紹介したハトよめと似ています。小学生の少年が大人になるまでのストーリーです。(こちらは主人公の姿がヒヨコです)主人公の母はハトよめと性格まで少し似ています。ただ、内容は全く違います。ハトよめもプンプンも主人公が狂っていますが、狂っている方向性が違っているので、ハトよめはギャグ、おやすみプンプンは読むのが苦しくなるほどの終始陰鬱なお話です。これは読む人によって評価は分かれそうです。
おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス) 浅野 いにお 小学館 2007-08-03 売り上げランキング : 24667 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
3 「さくらの唄」安達哲(全2巻)
高校の青春ものです。日常が平和過ぎて嫌な気持ちになりたくなったら読んでも良いかもしれません。以前紹介した「ブラッドハーレーの馬車」のように読んだことを後悔する人も多い漫画かと思います。悪人が酷すぎて、人間の弱さ恐ろしくて読むと嫌気がさしてきます。
また、入手しづらいのでここで詳しく紹介はしませんが、この手の漫画なら山崎さやかの「マイナス」も酷すぎるほど酷いです。読んでいて作者の精神状態が心配になるほどです。(最近の作品は落ち着いているようですが...)
さくらの唄(上) (ヤングマガジンコミックス) 安達哲 講談社 2006-11-01 売り上げランキング : 17825 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
4 「空が灰色だから」安部共実(全5巻)
見た目は軽い感じですが、“心がざわつく”思春期コミックと言われています。内容的には、ギャグ、ハートフル、SFホラーチック、何でもありの短編集です。ただし、たまに精神を破壊されるトラウマ回があるので要注意です。(個人的には野球回と最終回は超きつかったです)
空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス) 阿部共実 秋田書店 2012-03-01 売り上げランキング : 7598 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
5 「ぼくらの」鬼頭莫宏(全11巻)
子供達15人が巨大ロボットに乗り組み戦うお話。ジョージ秋山の傑作SF「ザ・ムーン」(月)に影響されており、ここで出てくるロボットの名前は「ジアース」(地球)です。子供に全責任を負わせるには厳しすぎる戦闘が繰り広げられます。ストーリーが進むにれて,謎が解けて先が読めるようになるのですが、それに伴い読むのが精神的にきつくなってきます。(面白くなくなるのでは無く、子供達を待ち受ける運命が次々と実現化していくことが恐ろしくなります。)同じ作者の「なるたる」も明るく楽しげな表紙にだまされて読むとえらい目に遭います。
ぼくらの(1) (IKKI COMIX) 鬼頭莫宏 小学館 2004-06-30 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
6 「悪の華」押見修造(全11巻)
中二病を炸裂させた男の子が主人公の中学から高校にかけての恋愛?青春ものです。最初は変態ギャグ漫画???とも思えるような展開ですが、徐々に異常なまでの閉塞感の中、むせかえるほど、気持ちが悪くなるほどの青臭い青春が展開されます。純文学的ですし、アニメ化もされておりこの中ではライトです。
惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス) 押見修造 講談社 2010-03-17 売り上げランキング : 6317 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
他に有名どころでは、山本直樹「ありがとう」、古谷実「ヒミズ」、押切蓮介「ミスミソウ」あたりはかなりヘビーですね。
ただ、新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」は話が大きくなりすぎてあまり好きになれませんでした。同じ作者の「キーチ」「キーチVS」は好きですし、フィリピーナとの国際結婚を描いた「愛しのアイリーン」(全2巻)は相当にハードな内容でオススメですけどね。たった2巻ですが読んだらメチャ疲れますけどね。
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このエントリーのカテゴリ : 映画や漫画