ヤマザキビスケット株式会社(YBC)から出ているお菓子「ノアール」シリーズを知っているだろうか?
これがなんというか、すごくよいのだ。
今日は「ノアール」について語らせてほしい。
「オレオ」じゃない「ノアール」
↑これがノアール
え?「ノアール」を知らない?
じゃあ「オレオ」は?
みなさんご存知のオレオ、以前は「ヤマザキナビスコ株式会社」が販売していた。
ところが、「ナビスコ」のライセンス契約が終了したため、ヤマザキナビスコは「ヤマザキビスケット株式会社(YBC)」となったとさ。
そんなこんなでヤマザキビスケットの下では「オレオ」は「ノアール」に生まれ変わったのだ。
だが「オレオ」is not dead.
なぜなら元々「ナビスコ」のライセンスを持つ海外の会社の日本法人が引き続き販売しているからだ。
よって現在スーパーの売り場は「オレオ/ノアール」が同居していることが多い。
↑オレオ/ノアール、あなたならどちらを選ぶ
↑こちらはオレオ
↑こちらはノアール
ノアールには桜のような模様が入っている。
まさに「ニッポンのノアール」である。
また原産国(製造国)も異なっており、オレオが中国で製造されているのに対して、ノアールは国産である。
国産だからどうとか、中国産だからどうとか言う気はまったくない。
ただ私が言いたいのは「ニッポンのノアール」ということだけである。
ノアールとオレオを食べ比べてみると、ノアールのほうがココアの風味が強い。
また、ビスケットのサクサク感もノアールのほうが感じられる気がする。
3歳になる娘はひとからげに両者を「黒いおせんべい」と呼んでいるが、今後はきちんと区別をつけるよう教育していく所存だ。
サンドクッキーだけじゃない!
ノアールのおもしろいところは、クリームをサンドしたクッキーだけにとどまらないところだ。
「ノアール」というのはブラックココアを使用したクッキー系のシリーズの名称ととらえるとよい。
↑ノアール系商品はこれだけあるのだ(味や包装の違いなどの派生を含めるともっとある)
たとえば「ノアール薄焼きサンド」。
オレオに比べサクサク感が強いノアールだが、さらに歯ごたえが楽しめるのがこの薄焼きサンド。
オーソドックスなノアールの厚さが時に重いと感じるとき、あるよね。
そんな日には迷わず薄焼きサンドをチョイスだ。
薄焼きサンドは3枚ずつの包装になっているのもよい。
オーソドックスなノアールにしてもオレオにしても1パック9枚になっており、開けたら食べきるのが少し大変。
その点、薄焼きサンドはちょい食べにもおすそ分けにもよい。
ノアールスティック、これは本当にもっとポピュラーになってもよいのに…と思う。
サクサクホロホロの層、そして内側に塗られたクリーム。
軽く食べられて手が止まらないよ。
期間限定でノアールスティックの「レモン香るクリームチーズ味」というのがあったのだが、さわやかな香りが本当においしかった。
(再販売希望!)
これは「
イッポン(の)
ノアール」。
いや、元ネタからずらし過ぎた二重ボケは駄目ですよね。
…元ネタとか二重ボケってなんのことですか?
クランチチョコレートまであるのだ。
よくあるクランチ系のチョコレートとも、生クリームチョコレートとも違う独特の食感とココアのコクが楽しい。
↑お好みに応じてどうぞ
ノアールを買うときのTips
ちなみに、近所のスーパーでは一番オーソドックスなサンドクッキーしか売っていなかった。
コンビニにいたっては、ノアールすべての取り扱いがなかったぞ。
そこでTipsだが、幅広いノアールシリーズの品ぞろえを期待するならば、「デイリーヤマザキ」「ニューヤマザキデイリーストア」「ヤマザキショップ」等の山崎製パン系のお店へ行くべし。
↑ヤマザキショップは個人商店なので大手コンビニやスーパーに比べ値段が高いこともあるが、お布施だと思って喜んで払おう
「ノアール欲しけりゃヤマザキへ」
この言葉を胸に刻み、みなさんも素敵なノアールライフを楽しんでほしい。
いいえ、ただの一般人です。
(こんなご時世なのでね…)
まとめ:ノアールの幅広さに震えろ
「さまざまな種類の味のあるサンドクッキー」をワンシリーズで括るのではなくて、サンドクッキーやスティック、クランチチョコレートを1テーマで括ったのが画期的でおもしろいと思ったのだ、ノアール。
実は甘いものが苦手な私がヒョイパクっと食べられてしまうのは、ヤマザキビスケットの企業努力なのでアール。
(これが言いたかった)
↑録画したが見てない