地図を見ていたら「米田」という地名を見つけた。
「ヨネダ」ではなく「コメダ」と読むのが珍しいなと心に引っかかった。
ここでコーヒーを飲めば、それはもう「コメダ珈琲店」に行ったも同然なのではないだろうか。
「米田(コメダ)」という地名を見つけた
コメダ珈琲店。
フードメニューと居心地のよさに定評のあるカフェチェーンだ。
↑コメダ名物 シロノワール。おいしいよね。
東京に住んでいた大学時代はよく行っていたコメダ珈琲店だが、地元の新潟に戻ってからは生活圏と店舗立地の兼ね合いでなかなか足を運ぶ機会がない。
でも、大丈夫。
「米田(コメダ)」という地名ならあるのだ。
ここでコーヒーを飲めば、それはもう「コメダ珈琲店」に行ったも同然ではないか。
良寛のまち「コメダ」コーヒーを嗜む
「米田(コメダ)」があるのは、新潟県は出雲崎町。
江戸時代の有名な僧侶 良寛が生まれた町として有名だ。
良寛を顕彰する「良寛記念館」も米田にある。
記念館の隣にはお食事処もあるので、ここでコーヒーが飲めれば「米田(コメダ)珈琲」、なんだよね。
↑良寛記念館の隣にあるお食事処
平日のお昼時に伺ったからか、お食事処のお客さんは私一人。
お昼ごはんもここで食べることとする。
メニューは港町だである出雲崎町だけに「海鮮麺」や「さざえ御膳」など海鮮系のメニューが並ぶ。当然ながら、シロノワールもクロネージュもカツパンもない。エビカツパンおいしいよね、デカすぎだけど。そんな話はいいとして、良寛にちなんだ「てまり御膳」をオーダー。
ありがたいことにコーヒーがセットになっている。
一刻も早く「米田(コメダ)珈琲」を味わいたくて、通常食後に甘味と一緒に出されるところを、食事と一緒に出してもらうことにした。
前のめりになり過ぎである。
↑来ました、てまり御膳。豪華。
↑with 米田(コメダ)珈琲
↑じゃーん、と効果音を付けたくなる
待望のコーヒーから。
うーん、おいしい。
いい意味でクセがなく、私の好きな感じ。
ちなみに私は本家「コメダ珈琲」ではフードメニューを食べてばかりでコーヒーを飲んだことがないので、私の中での”コメダ珈琲”はこの味ということになった。
てまり御膳は刺身、天ぷら、茶碗蒸し…
本家のコメダ珈琲店ではあり得ないラインナップもまた一興。
本家のコメダ珈琲店もかなりアミューズメント感が強いと思っているが、こちらも引けを取らず楽しめた。
「米田(コメダ)珈琲」、最高でした。
↑食事で出されたコーヒーは買うこともできる。これも本家と同じシステム。
「元町珈琲」ってのもある
「米田(コメダ)」という地名でコーヒーを飲めば「コメダ珈琲店」。
ところで、「元町珈琲」というカフェチェーンもある。
こちらは完全に行ったことがないお店。
ならば、「元町」という場所でコーヒーを飲めば「元町珈琲」に行ったも同然である。
なんせ新潟県には、見附市に元町という地名があるのだ。
元町でファミリーマートを発見。
↑つまり
↑コーヒーを買って飲めば
↑元町珈琲!
本家「元町珈琲」の各店の店名は「元町珈琲 石神井公園の離れ」といったように「○○の離れ」と統一してネーミングしているようだ。
つまり、「元町珈琲 ファミリーマートの離れ」の誕生である。
「高倉町珈琲」をやりたくて高倉に来たけれど
同じ方式で「高倉町珈琲」もできるな、と考えた。
「高倉町」というのはなかったが、「高倉」という地名なら新潟県魚沼市に見つけた。
さっそく行ってみよう。
↑これが俺の”高倉(町)珈琲”…!
次のなんちゃってチェーン店はどこだ
このパターン、他にもできそうでなかなか難しい。
「吉野」で牛丼を食べれば吉野家、だけど吉野家の由来はそもそも、桜の名所で知られる奈良県の吉野だから、行って来いしちゃっているようなもの。
下手すると「ケンタッキー州でケンタッキーフライドチキン」とか「木曽路でしゃぶしゃぶを食べれば『木曽路』」のように、エクセルの循環参照みたいなことになりかねない。
猿田彦神社でコーヒーを飲むのはどうだろうか…
↑米田(コメダ)にあった自販機でコーヒーを買っても「コメダ珈琲」と言い張れるな、と思った