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　企画を始めておいてなんですが、今回紹介しようとしていたマンガが炎上ワードにかすってしまったので来週に見送ります……。　代案がないので今回は手抜き。　ちょうど大好きな作曲家さんである梶浦由記さんの新曲が次々に発表されていて熱が再燃していますので、過去曲を少し貼っておきます。気になる曲があったら聞いていってくださいませ。　オリコン10位以内に入ったことのある曲……と条件をしぼっても思ったよりいっぱいあった...

「（皇子を）拝見して、詳しいご様子もお伝え申し上げたいのですが、（帝も）お待ちになっていらっしゃるでしょうから。夜も更けてしまったことでしょう」　と（命婦は言って）、急いで帰り支度を始めました。「途方に暮れてしまうような耐え難い心の乱れを少しでも晴らせることをお聞きしたいですから、個人的にもお気軽においでくださいませ。今までは嬉しく、光栄な折にご訪問いただいておりましたものですのにねえ。このような...

　源氏物語のほうはちょっとずつ元のペースに戻ってきていますが、オペラ翻訳のほうがなかなか元に戻れませんので場つなぎで好きなマンガの紹介などを。（記事の在庫ができるまでもうちょっとかかりそうなのでしばらくやります）　ミステリっぽいマンガがけっこう好きなので、それをご紹介しようと思ったのですが。　紹介する作品をチョイスしている過程で『ミステリとは…… なんだっけ……？』という疑問がわいてしまったので、ここ...

『何度も夢ではないかとばかり思ったが、ようやくそれも落ち着いてきたのだけれど、彼女への思いを冷ますことができる方法もなく堪えがたいのを、どうしたら良いのかと相談するべき人もない。（喪中ではあるが）忍んで内裏へ上がってはもらえないか。幼い皇子にもとても会いたく思っており、湿っぽい雰囲気の中で過ごすのもかわいそうに思っている。急いで参内なさい』「……というようなことを、（帝は）はっきりとは仰せになること...

　あっという間に日々は過ぎましたが、その後の法要などにも（帝は）こまめに足をお運びになりました。　時が経つほどに、（帝は）どうしようもなく悲しく御思いになられて、女御がたのところへ御泊りになることもまったくなさらず、ただ涙にぬれて日々を御過ごしになっていたので、まわりで御覧になっているひとびとにさえ鬱々とした秋でございました。「亡きあとまで、ひとの心を決して満足させてくれない御寵愛であることよ」　...

　（更衣の家へ派遣した）御使者が往復する間も、（帝は）心が晴れぬとずっとおっしゃっておられましたが、『夜半を過ぎたころにお亡くなりになってしまいました』　と、（更衣の家に仕えるものたちが）泣き騒いでいたので、御使者もどうしようもなく（内裏に）お帰りになられました。　それをお聞きになって（帝は）御心を乱され、何も御考えになることができず閉じこもってしまわれました。　（更衣の）御子のことは、こうなって...

　明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。　年明けにレギュラー記事再開が目標だったのですが、ちょっとまだ体力が回復しておらずパソコンに向かえる時間が少ないので、自称ニワトリウオッチャーの自分によるお気に入りニワトリ動画チャンネルをご紹介していきたいと思います。（前回、みなさまがけっこうニワトリに付き合ってくださったので調子に乗りました）　選抜の条件はいくつかありまして。1.　...