放置力
先日の夕方、家のAndroid TV(動画が見られる機能が内蔵しているテレビ)でTverを見ていると、突然切れてしまいました。
一部のアプリが起動しなくなるトラブルが発生しています。
その後トライ&エラーを繰り返し、メーカーに相談もして、最終的には突然直ったのですが、夜の11時になっていました。
途中簡単な軽く食事ぐらいしかしていません。
またやってしまった・・・と思いました。
昔からそうですが、放置力が絶望的に低いのです。
アプリが起動しないのは確かに問題ではありますが、決定的に生活に支障をきたすまでじゃない。
PCやスマホでは見られるし、テレビ自体は普通に映る。
説明書等の解決策を一通り試す、ダメなら相談センターに相談、それでも解決しないなら少し様子を見るぐらいでよかった。
そこまで大きなトラブルでもなければ、適度に放置して、同時並行で他のことをするのが普通でしょう。
それはそれとして、ご飯食べて、テレビ見て、風呂入ってみたいな。
しかし、僕はそれができずに、6時間も全集中してほぼ何もできませんでした。
思えば、これが仕事でストレスを抱える原因の1つでもありました。
一定レベル以上の懸案事項が1個でもあると、それで頭が一杯に。
仕事外の時間にも影響が及び、ずっとそのことばかり考えてしまいます。
ある程度解決するまで、他のことが手につきません。
しかし、多くの人は適度に問題を放置、先送りしています。
前の担当者が明らかに逃げ切ったな的な事案を見る場面もありました。
そうやって臭いものに蓋をして、多くの人は自己防衛をしている訳で。
放置力は、特に平均以下の能力のサラリーマンにとって必須の能力と言えるのかもしれません。
幸いセミリタイア達成で、仕事能力は必要なくなりました。
しかし、今回些細なことにのめり込み時間と体力を浪費したように、放置力の低さは放置できない問題です。
- 関連記事