穴を掘って埋める生活
セミリタイアして5年半が経過しました。
この間を例えるなら、穴を掘って埋める生活だったなぁと思います。
穴を掘って埋めるとは、意味のない、何も生み出さない公共事業の例として言われます。
僕のセミリタイア生活が、まさに穴を掘って埋めている状態。
週1・2ぐらいでバイトをして小銭を稼ぐ。
それを移住、旅行、ちょっといい家具・家電、社労士登録などに使っています。
どれもあまり意味のあることではないし、行って来いでプラマイゼロみたいな感じ。
だったら、何もせんでもええんちゃう?
どうせやるなら、もっと有意義なことすればいいんちゃう?と。
現役時代は、ビルを建てたり、橋を架けたりすることを求められました。
大変有意義なことだし、いいものが完成すれば感謝もされます。
しかし自分の能力では無理だったし、下手なビルや橋を作ってしまうと、かえって迷惑を掛けることになります。
多くのクレームもあり、それに耐えきれませんでした。
だからビルや橋は諦めました。
だからと言って、何もしないのも、しんどいと言うかいかがなものかと。
その折衷案が、穴を掘って埋めるでした。
これなら、とやかく言われることは基本ありません。
もちろんクレームの確率はゼロではないけど、コントロールできる範囲でやっています。
ショボく、無駄なことをしていると言われれば、それまでですが・・・
自分的には、しっくり来る状態に落ち着いています。
やってみて実感したのですが、穴を掘るのも、埋めるのも、なかなか奥が深い。
さらにこだわってやっていこうと思います。
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