本当の資産額
資産状況(2023年8月)で発表した通り、先月末時点での総資産は6,308万円でした。
しかし、この額をまるまる使える訳ではありません。
コメントでも度々指摘を受けているように、リスク資産の利益に対しては20.315%の税金がかかります。
税金まで考慮したほうが、より実態に即した、本当の資産額であることは間違いありません。
資産状況の発表では投資損益が+2,790万円。
この数字はあくまでも僕的な損益で、税金を計算する上では別の数字になります。
まず、NISA口座でのプラスは非課税です。
iDeCoも、非課税で受け取れる見込み。
配当金に関しても、受け取って再投資した時に元本には含めていません。
しかし、税金を計算する上では元本になります。
例えば、5万円の配当金を受け取って再投資して、それが今は6万円になっている場合。
僕的な利益は6万円としていますが、税金計算上では1万円。
他にも、投信保有で貯めるポイントを使って投資した時、リレー投資した時等々。
僕的な利益と税金計算上の利益にはズレが生じます。
ただ計算はそれほど面倒ではなく、証券会社のHPを見れば、損益額が表示されています。
その中で、NISA・iDeCo以外の含み益に対して、税率20.315%を掛ける。
データが残っており、8月末時点での税金計算上の利益は、20,975,869円でした。
税率を掛けると4,261,247円となり、約426万円。
表面上の総資産は6,308万円ですが、税金426万円を引いた5,882万円が本当の資産額と言っていいでしょう。
これまで慣習的に、税金を考慮せずに総資産を出してきました。
他の方のブログでも、税金まで加味してってのはあまり見ない気がします。
来年から新NISAが始まり、利益が出ている投信を売却して、税金を払う機会も増えます。
株価があまり変動していないのに、税金を払ったことで総資産が激変するのもおかしな話。
感情のミスリーディングにも繋がりかねません。
よって、日頃から税引後の総資産も把握しておくべきだと考えました。
次回からは、これまでの数字に加えて、税引後の総資産も計算したいと思います。
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