腹落ちには時間がかかる
ブログを開始して１１年半になりますが、ここ数年と言うか何なら最近になってようやく、コメントへの対応が分かってきたと感じます。
悪意があるとか、根本的に自分とは考えが違う方に対しては、何を言っても無駄。
こんなことは当たり前で、ブログをやる遥か昔から分かっていること。
第三者のを見ると、「そんなの気にせずに、放っておけばいいのに・・・」と思います。
でもいざ自分が当事者になると、なかなか理屈通りには行動できません。
基本我慢していても執拗に言われると、時には言い返したくもなります。
自信を持ってブログを書いているので、その考えを否定されると論破したくもなってきます。
冷静に対応していても誰も褒めてくれずに、言ってる方が圧倒的に得をしているようで悔しいってのもありました。
そんな黒歴史を繰り返しながら、何を言っても無駄ってのを本質的に理解し、行動も伴ってきた気がします。
いわゆる腹落ちしたってこと。
１１年はさすがに遅すぎなのかもしれませんが・・・
当たり前に分かっていることでも、腹落ちするには相当の時間を要するんだと思います。
基本的には分かっていても、時には邪念がよぎることもあってルールを破ってしまう。
１度は反省するけど、また同じことをやってしまいの繰り返し。
対象によって違いますが、これを何周か経て、ようやく腹落ちできるようになるかのレベル。
それほど難しいこともあるってこと。
インデックス投資だって、初期の頃はポートフォリオをころころ変えたり、株価を気にしていました。
仕事だって、僕はそんなにダメな訳じゃなくて上手く立ち回れるんじゃないか？と思う時もありました。
これらを自分の中で消化するには、やはり相当の時間がかかりました。
誰かに言われたり、文書を読むだけではなく、思考の循環を何周も何周も経ないと腹落ちするレベルまではいきませんでした。
今取り組んでいる収支赤字化計画。
このままでは無駄に金を余らせることは目に見えており、少しでもお金を幸福に変換するべきなのは重々承知しています。
強い決意を持って臨んでいるつもりですが、少しでも油断すると弱気の虫が顔を覗かせてしまいます。
まだ始めて３年で、骨の髄まで染み込んでいるドケチ根性を叩き直すには、さらに時間を要するのかもしれません。
茨の道ではありますが、逃げること無く失敗しながらも改革を進めていこうと思います。
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