市場に居続けることの意味
連日、日本株絶好調のニュースを耳にします。
代表的な日経平均ですが、年初では25,000円台だったのが、今や33,000円台。
半年で約30%上昇しています。
爆上げの日本株ですが、この値動きを予想できた人ってどのくらいいるのでしょうか?
僕の印象で、前回爆上げしたのがアベノミクスの時。
当時の民主党政権から自民党政権に戻り、その期待感から一気に株価が上がりました。
この時は、何となく株価が上がるんじゃないか?って感じがありました。
一方で、今回はそんな期待値は高くなかったように思います。
特に日本に住んでいると、日本経済について明るい未来を描けるような感じにもなりません。
このままジワジワ没落していくのかな・・・と。
それが突如として、日経平均の覚醒。
もちろん様々な要因があるんでしょうが、株価って何気なく、しかし一気に上がることがあると実感します。
そこまで確信が持てない中で、あれよあれよと言う間に株価が爆上げします。
この場合、「え?マジで?こんな上がんの?投資したほうがいいのかな?」と考えている間に機会を逸してしまうのがオチ。
素人がこの恩恵を受けるためには、市場に居続けるのが現実的な方法なんだろうと思います。
世の中のほぼ全てのことが、時代の変化を見極めて柔軟に立ち回ることが鍵。
しかし、資産運用に限っては、我慢して市場に居続ける不動心が有効。
この戦略の特殊性を感じた今回の日本株爆上げでした。
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