セミリタイア生活はいくらでも堕ちていける
1月上旬に新型コロナに感染して、療養生活を送っていました。
発熱して検査で陽性が発覚。
入っていたバイト、彼女との約束をキャンセル。
その後は、家の中でひたすらダラダラしていました。
最初の3日ぐらいで、本当にしんどい状況は脱しました。
しかし、その後の数日も体調が微妙で、何もする気持ちになりません。
療養期間を終えても家に引きこもって、意味もなくテレビや動画を見たり、ネットサーフィンをして1日を過ごしていました。
この時、セミリタイア生活っていくらでも堕ちていけるな・・・と危機感を持ちました。
1人暮らしで小銭があってバイト生活だと、良くも悪くも何もしなくても生きていける。
バイトの予定はキャンセルして、それ以上は何も言ってきません。
回復して仕事がやりたくなったら、また自分で求人に応募するだけ。
数人から「大丈夫ですか?」「お大事に」と連絡はいただきましたが、病状を報告する義務はありません。
2・3日経てば連絡もなくなります。
体調が微妙で気持ちも乗らずに、ヒゲも剃らず、洗濯もせず、まともな食事もせず。
それでも誰にも気に掛けられないし、注意もされません。
さらに長引ければ、連絡をくれる優しい人もいるかもしれませんが、無視したり、「放っておいてくれ」と言えばそれまで。
心身の状況が悪ければ、そういう対応を取ってしまうこともあり得ます。
家族等と同居していれば、そこまでヒドい生活にはならないでしょう。
定職があれば病状連絡も必要になり、行動のきっかけにもなります。
人からごちゃごちゃ言われず、しんどい時に色々考えなくていい点は、セミリタイアのメリットではあります。
しかし、やろうと思えば、1年でも2年でもこんな生活ができてしまうと考えると、少し怖くもなりました。
セミリタイア生活は、一定以上の自律心、エネルギー、メンタルの上に成り立っている。
ストッパー機能は極めて脆弱で、一旦その前提が崩れればいくらでも堕ちていける。
結構微妙なバランスで、危うくもあると思いました。
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