孔雀にはインドクジャク、マクジャク、コンゴクジャクの3種類がいて、もともとの生息地はアジア大陸南部とアフリカ大陸中央部。
だが最近、ペットとして飼育されていた個体が逃げだして繁殖したり、観光資源として導入されたりして、他の地域でも野生化した孔雀が現れ始めているそうだ。
今回ご紹介するのは、アメリカで野生の孔雀のヒナを保護した女性のお話だよ。ぜひ見てね。
アメリカのニューメキシコ州アルバカーキで暮らすローレンさんは、あるとき自宅の庭でメスの孔雀が産卵しているのを発見した。ヒナが孵ると、母親の孔雀はどこかへ行ってしまい、二度と戻って来なかった。
ローレンさんは動物愛護団体や保護団体などあちこちに相談したけれど、生まれたばかりのヒナに手を差し伸べてくれるところは見つからない。
そこでやむなく、自分の手でこの小さな命を育てる決意をしたローレンさん。だが孔雀の育て方など知るわけもなく、すべてが手探り状態だったんだ。
だがローレンさんの努力と献身が実り、ホリーと名付けられた孔雀のヒナは、元気に大きくなっていった。
ホリーが十分に大きくなった時、ローレンさんは庭に専用のおうちをつくってあげた。いずれはホリーを野生に返したい。そのため、ひとりで外で過ごすことに慣れてほしかったんだよ。
そしてある日、とうとうホリーを野生に返す時が来た。「もう二度と会えないわね」と、ローレンさんはホリーとの名残を惜しみながら、彼女を開放することに。
だが2週間後。ホリーは朝ご飯を食べに戻って来た!
それ以来、ホリーさんは毎朝のようにやって来ては、朝ご飯を食べていくように。住み慣れた庭。大好きなママ=ローレンさん。そしていつも水や食べ物のある環境。ホリーさんにとってここは、居心地のいい「実家」なんだろうね。
なんだかんだでホリーさんは、今も基本的に毎朝ローレンさん宅の庭にやってくるのだが、一度迷子になって、よそのお宅の庭に入り込んでしまったこともあったらしい。
そこの住人さんから、「クジャクを保護したんだけどどうやって世話をしたらいいの?」という問い合わせがローレンさんのところに来たんだって。最初、ローレンさんは親身に相談に乗っていたんだが、よくよく聞いてみたらその保護クジャクがホリーさんだったというオチ。
ホリーは犬や猫などとは違い、呼べば来るようなペットではないんだけれど、ローレンさんの庭で寛ぎ、食事をして、時には泊っていくことも。
最近では美しく成長したホリーに、野生のオスの孔雀たちが会いに来ることもあるみたいだ。ホリーの方はまだ彼らに興味はなさそうだけど、いつかホリーの子供たちが見られるかもしれないね。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
幼少期、校門の外で売られていたピンクひよこを稀に育て上げ、その鶏のスピードにかなわず、散々お尻をつつかれまくった人はいないだろうか。
>>1
私70歳でもそんな話はもっと上の世代。でも
人伝には聞いた、結構ヒヨコは育って、団地のベランダでコケコッコー。
>>6
35年くらい前に、お向かいの家が祭りでひよこ買って育ててた。
卵産んでたけど、13日の金曜日にテンにやられちゃった。
放たれたあと戻って来るまで2週間どうしてたんだろう。もはや飼っているので野生では無いと思いますが、それで良いのではと思います。すごく可愛いです!
日本の各地にも野生化した孔雀の話は聞くよね
独立した子供がやっぱ実家が落ち着くわって週末ごとに帰ってくるような感じ?w
朝ごはん何あげてるのか気になる
クジャクって雑食性だけど、毒虫とかヘビとかが好きなんじゃなかったっけ…
>>5
調べたら、ニワトリの餌みたいなので大丈夫みたい。
穀物とかミミズとか。ブルーベリーみたいなの食べてるね。
意外と飼えそう。飼わないけど。
20年生きるらしいから、犬猫より覚悟がいるね。
鳥をヒナから育てたら野生に戻せる可能性メッチャ低いでしょ
もう腹を括って一生面倒見るしかない
私だったらピーコックだからピーちゃんって名前にすると思う
※8
日本語だとかわいい名前だけど、英語だとおしっこと同じ発音だからねw
キジ系の鳥って気性荒いしあんまり人に慣れなそうやけど
やっぱりベビーちゃんの頃から人と触れ合ってると懐くんやな