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中に何か入ってる?嘘みたいに大きい、世界10の巨大ペットたち

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 明らかにその種の動物の平均的大きさをはるかに超えている巨大なペットが特集されていた。動物も個体差があるので、みんな違ってみんないい。巨大化も立派な個性。ということで、ここでは存命、すでにこの世を去ってしまったものも含めて、世界に名を轟かせた、10の格別に大きいペットを見ていくことにしよう。

1. ジャイアント・ジョージ(グレート・デーン)

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 米アリゾナ州のツーソン市に住むジャイアント・ジョージは体高約109cmのグレートデーン。彼は2010年2月15日、”存命する最も背の高い犬”、そして”史上最も背の高い犬”という二つの世界記録を保持した。

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 ジョージはアメリカの”The Oprah Winfrey Show ”と ”Live with Regis & Kelly” という2つ番組に出演し、米国内で多くのファンがいた。さらに驚くべきことに、ジョージは”Giant George: Life with the World’s Biggest Dog” という本まで出版していて、Twitterアカウントもちゃんと持っている。

 しかし残念なことに2013年10月17日、ジョージはこの世を去ってしまった。8歳の誕生日を1ヶ月後に控えていた矢先の出来事だった。

2.アーリック(ノルウェージャン・フォレスト・キャット)

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 アーリックは、この品種の一般的な大きさの2倍のサイズだ。体重はなんと約14kgもあり、イギリスの獣医による動物医療のチャリティ団体PDSA主催のフィットネス・コンテストで、最も重い体重の猫としてファイナリストになった。

 アーリックはダイエットに取り組んでいるにもかかわらず、生後15ヶ月の時点で8kgという体重を記録した。問題は彼が食べ物をこよなく愛する猫だ、ということに尽きる。アーリックは食事に不満があると、妹のウーラの餌が入ったボウルにのっそりと近づいて行き、ごっそりと食べつくしていく。英ドーチェスター市在住の彼の飼い主、ジャン・ミッチェルは、困りはててアーリックをフィットネス・コンテストに登録、彼に紐を付けて、運動させようとした。

 あらゆる手を尽くしたものの、本人のやる気のなさからダイエットはことごとく失敗。途方に暮れた飼い主は、イギリスの獣医師によるチャリティ団体、PDSAに頼ることにした。アーリックは今年、”半年間の厳しい食事療法とエクササイズに取り組まされた太りすぎの動物”という名目で選ばれた21匹の中の1匹になった。

3.ゴールディー(金魚)

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 英ケント州フォークストン市のゴールディは、世界最大の金魚のタイトルを手に入れた。そのサイズは2008年の時点で約38cm、幅13cm、体重は910gオーバー。彼の飼い主が100円程度でゴールディを購入した時、その大きさはたったの2.5cmしかなかったが、15年後には記録を破るサイズまでどんどん成長した。小さな水槽だったにもかかわらずだ。

 スーパーサイズの金魚はゴールディだけではない。2010年6月、イギリスの田舎町キャンバリーにあるプールズレイクで16歳のニック・リチャードが約41cm、体重2kgの金魚を捕獲した。世界最長の金魚は、オランダのハーペルト在住のジョリス・へイスバースが飼育している金魚で、2003年3月24日の時点で口先から尾の端までの長さが約47.5cmもあるそうだ。

4.ラルフ(ウサギ)

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 英国の4歳のウサギ、ラルフの体重は約25kg。彼は2010年までギネスブックの”世界最大のウサギ”として君臨していたが、ここ最近は同品種の”ダリウス”にその座を奪われていた。だがラルフは今年になって見事にその地位を奪い返した。

 この恐ろしく巨大なウサギは、週に7,400円分の餌をモリモリと食べる。日々の食事の内容は、キャベツ、ブロッコリー、トウモロコシ(軸付き)、きゅうり半本、ニンジン一本、スイートコーン(粒)、黒パンのスライス2枚、リンゴ2個、クレソン半袋分とクラッカーという内容だ。

 ラルフは大型ウサギの血統を引いていおり、彼の母親であるエイミーは5年前に心臓発作でなくなるまで”世界最大のウサギ”としての記録を保持していた。そこに立派な体重の持ち主である父親の遺伝子が加わり、息子であるラルフの記録を更新させたようだ。

5.ゼウス(グレート・デーン)

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 ゼウスは体高約112cmのグレート・デーンで、”世界一背の高い犬”として2013年度のギネスブックに記録された。かつてこの部門でトップだったジャイアント・ジョージの記録を2.5㎝ほど上回るゼウスは、”史上最も背の高い犬”として歴史に名を残すことになった。

6.サミー:(リクガメ)

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 約52kgの体重を誇る巨大なカメのサミーは、米カリフォルニア州に住むケヅメリクガメだ。サミーが注目を浴びるのは、ペットとして飼育されているリクガメとしては世界最大であるというだけでなく、その飼い主がサンフランシスコを拠点とするNFLのチーム、サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクォーターバックであるコリン・ランド・キャパニックだから、ということも多いに関係している。

 15年前、キャパニックがまだ少年だったころ入手した時のサミーは、彼の手のひらにピッタリな大きさだった。その後、新鮮なクローバーやリンゴ、そして葉っぱなどを食べながら健やかに成長し続けている。

7.ゾルバ(イングリッシュ・マスチフ)

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 ロンドンに住むイングリッシュ・マスチフのゾルバは、体重約156kgという、史上で最も大きな犬としての記録を残し、ギネスブックに登録されている。鼻から尾の先までの長さは約2.5mあり、肩までの高さは94cmあった。

この測定記録は1989年11月のもので、当時彼は8歳だった。今もゾルバが生きていたら、彼はほぼ間違いなく”存命中の世界最大”としてギネスブックに記録を保持しつづけることができただろう。

8.ゲイリー(カピバラ)

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 ゲイリーは体重約51kgもあるカピバラで、ペットとして飼育されているげっ歯類の中では世界最大という肩書きを持つ。主に南米に生息するこのキュートなげっ歯類は、米テキサス州に住むカップルに育てられている。2人はアーカンソー州のブリーダーからゲイリーを引き取った。

 ゲイリーは家族の一員となり、飼い主達のプールで泳ぎを楽しんでいる。カピバラは長時間水で過ごすことが多いという習性から、この飼い主達はゲイリーの為、プールを建てる羽目になってしまった。ゲイリーは自分専用のベッドに眠り、この家族が飼育する馬、ウサギ、リクガメ、犬、そして猫といった動物達の中で幸せに暮らしている。

9.バンディット(アライグマ)

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 バンディットは米ペンシルベニア州パーマートンに住むアライグマで、ギネスブックで”世界一太ったアライグマ”と認められてから脚光を浴びた。

 バンディットが巨大化したのは、甲状腺の病によるものだ。彼は1匹のメス犬とその子犬に面倒を見てもらっていたが、後にペンシルベニア州のパーマートンに住む女性に引き取られた。2004年に彼が亡くなった時、その体重は約35kgになっていた。

10.ステューウィー(猫)

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 ステューウィーは米ネバダ州に住む体長約1.2mの長い猫で、”世界一体が長い飼い猫”と”世界一長い尻尾を持つ猫”という2つの記録を持っている。

via:10 of the World’s Biggest Pets・原文翻訳:R

 また、ステューウィーは、近所にある老人施設をちょこちょこ訪問するセラピー・アニマルとして認定された。残念ながらガンを患ったステューウィーは闘病の末、2003年2月にこの世を去ってしまった。

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この記事へのコメント、26件

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  1. 身体が大きくても心臓のサイズはそうはかわらないらしい、
    だから負荷が大きくて短命になる。

  2. でかい!犬でかい!!
    こんなふうに「大きい」のは見て楽しめるけど、
    飼い主のせいで太りすぎただけの動物は気の毒で仕方がない・・・

  3. リクガメはもっと大きい個体飼育してる人いると思う
    なんにしろ大変だ
    日本で冬場どうしてるんでしょうか

  4. 飼い主が環境を整えて大事に育てた結果でかくなってしまった…というパターンが多い
    みたいだね
    単にだらしない飼い主が食べさせすぎたという感じには見えない所が好感持てる

  5. グレートデーンはでかくなるんだなぁ。かっこいい。
    グレートデーンなんかは違うけども、犬猫ででかいのは大概ご飯あげすぎとかで不健康な場合が多いからあんまり誇っちゃダメだろって思うよね。健康ならデブでも問題ないけどさ。

  6. 猫21匹を同じような飼育環境で飼っているが、太るヤツは勝手に太る。うちでデブは3匹だけ。4キロのメスと、6.5キロのオスと、10.5キロのオスだけ。
    この3匹は他の猫ほど食べ物にいやしくないし、運動も普通にしている。でも、どんどん太る。
    エサのカロリーとか、運動量とか、そういう問題じゃない。
    ちなみに今のところ特に病気もない。
    ってことで、ここに出てくるデブ?動物達も、本人や飼い主の意思とは関係なく太っているのかも。
    人間も中年になると、やたらとブクブク太るのが大半だよね。そして痩せるための努力もしないの。てか、ちょっとくらいなにかしても痩せないの。

  7. 犬は個体の大小にかかわらず、心臓の大きさはほぼ変わらないため、大型犬は小型犬よりも体重による負担が多いので短命。
    この記事の子らは、更に大きい体で心臓に負担がかかりやすい為、平均よりも短命なんだろうなあ

  8. 2の猫さんは顔がライオンみたいになってるし、太ってるというよりは成長ホルモンの異常分泌とかそんな感じだと思う。
    犬猫は去勢手術の影響などで、きちんとした生活させてても太ることがある。必ずしも「太ってる動物=飼い主の怠慢」ではないことを理解して欲しい。

  9. 1のグレートデーン昔記事上げてたよね。そっか・・・・死んじゃったのか・・・・

  10. デンの寿命はだいたい7~8歳だから別に短命じゃないよ
    むしろ普通のデンよりでかいのに割と長生きだったんじゃないかな

  11. 猫はメインクーンかノルウェージャンが横に大きくなっただけでしょ。この亀はアフリカのヤツで一年でこんくらいになるよ。

  12. 日本の住環境じゃ仕方ないけどやはり犬をかうなら大型犬がいいな
    チワワ、トイプードルなんてしょせん流行りで飼ってるだけだろ?
    少し前までかなりデカいゴールデンレトリバーを飼ってたけど楽しかった!
    散歩、エサ代、お風呂の手間etc…色々大変だけど
    ガチで一緒に遊べる醍醐味は小型犬にはないと思う

  13. 大型犬は寿命が短いのが悲しいな
    チワワなんてあんなに小さいのに倍以上生きるし

  14. 52キロを特に踏ん張るわけでもなく笑顔で持ち上げてみせる飼い主がすげえ

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