最近、CNNテレビをよく見るのですが、今日はウェルズ・ファーゴをやってました。カリフォルニア州がウェルズ・ファーゴに対して、州債の取引を一時禁止する制裁処分を発表しました。
Bloombergにも記事がありました。[外部記事]
より懸念はドイツかな
ドイツ銀行の苦境はしばらく前から話題になっています。
で、今回はドイツの別の銀行、コメルツ銀行で悪いニュースです。
コメルツ銀が9600人の人員を削減し、配当を無配にします。[外部記事]
欧米の金融機関のリストラは大掛かりな事があるのですが、9600人もですか・・・
あと、ドイツにほど近いスイス。クレディスイスも経営不安説があるようです。不安を煽るつもりはないのですが、欧米の金融機関でよくないニュースが増えてきた感じがしてます。
注目点2つ
懸念している要素が2つあります。
一つは今回のテーマ、欧米の金融機関の経営状態です。
イタリアの大手銀行、モンテ・パスキは話題になりにくくなりました。その代りドイツ銀行やコメルツ銀行の経営不安が出てきました。米国ではウェルズ・ファーゴのスキャンダルもあります。
もう一つは新興国のカントリーリスクです。
トルコの格下げも気になりますし、中国や韓国の公的債務の積み上がりも懸念材料です。
金融機関の経営不安も新興国のデフォルトリスクも、どちらも火が付くとマーケットをクラッシュさせかねない要素です。
もちろん何ごともなく火が付かないのが良いんですけどね。
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しかしリーマンショック後の今回の強気相場、息が長いですね。すでに過去100年だか200年だかで2番目の長さ。崩れそうでなかなか崩れない。
※2614:さいもんさん
そうですね。息が長いですね。
そろそろかな・・・と思ってるんですけど、崩れそうでなかなか崩れないです。