カテゴリ:悠々自適な息抜き の記事一覧

風が和らぐいい季節

新しい元号が決まりました。

出典は万葉集。初春の令月にして、気淑く風和ぎ・・・

いいですね。

風が和らぐいい季節です。


万葉集


万葉集といえば山上憶良

憶良らは 今は罷らむ 子泣くらむ それその母も 吾を待つらむそ

国語の教科書にありました。いつ学んだかは忘れましたけど。

子供が泣いているし、妻も待っているので帰りますね、と言って付き合いの宴席から退席する歌です。長引きそうな宴席を途中で抜け出る。

なんだか働き方改革に通じますね。


さて、風が和らぐ


まだ冷たいときがありますが、風がだいぶ和らいできました。

日差しも力強くなってます。

本当にいい季節ですね。この時期から夏至にかけて私の大好きな季節です。

というわけで散歩してきました。

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花の色で春を感じます。

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布団が吹っ飛んだは不謹慎?

建設関係のネットメディアに「ダムカレーは不謹慎だ」との記事が掲載されたそうです。

それに対して日本ダムカレー協会が反論したとの記事がありました。[外部記事]

ん?

日本ダムカレー協会・・・

なんだか楽しそうな協会です。


不謹慎


ダムカレーを不謹慎と言うのは、悲惨な災害を連想させるからだそうです。

まあ確かに実際にダムが決壊したら悲惨なことになりますからね。不謹慎と怒る人がいるのは分からないでもないです。

ただ、災害の現場で被災者を前にしてダムカレーを壊して揶揄するならまだしも、平時に普通にダムカレーを楽しむ分には不謹慎ではないと思うんです。

ネット上でも「ダムカレーを不謹慎」とする記事に批判的な声が多いようです。


布団が吹っ飛んだ


で、思い出したのが少し前に読んだ本です。

本の名前は覚えていませんがこんな内容です。

「布団が吹っ飛んだ」と言うと

「布団がなくて寒い思いをしている人もいる。そういう人への配慮を欠いた発言だ」と反って来る。

おちおちダジャレも言えない、といったオチです。


思うこと


布団が吹っ飛んだとダムカレーではちょと違うかもしれません。

ただ、不謹慎とか配慮を欠いた発言とか、あまり目くじらを立てなくてもいいのではと思います。

配慮を求めすぎると別の問題を引き起こす気がするんです。

フランスでは同性婚家族への「配慮」で、学校の書類などに「父親」や「母親」などの言葉を使うのをやめ、「親1」や「親2」という表現を使うことができる法律を下院が可決しました。[外部記事]

そのうち、夫妻という言葉も「配偶者1」「配偶者2」になるのかな・・・

同性婚はありだと思います。その一方で、親1、親2という言葉は違和感があります。引用記事にもありますが、両親の間に序列を作りかねないわけです。

父母という性差の問題と、夫婦平等の問題。

ある点を配慮すると別の面でも配慮が必要になる。配慮は難しいですね。

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3分の2が神 3分の1が人間

最近、また本を読むようになりました。

タイトルの「3分の2が神 3分の1が人間」は、「ギルガメシュ叙事詩」の主人公です。主人公はギルガメシュ。紀元前2600年ごろのシュメールの都市国家ウルクの王です。

実在した人物のようです。

ただ、物語の中では伝説上の人物として、神の血を3分の2受け継いでいるという設定です。

伝説上の人物は普通の人とは違った設定になりますね。日本では初期の天皇は100歳を超えることになっていますし、旧約聖書ではアダムは900歳以上、ノアも900歳を超えてます。

今回は息抜きのお話しです。


ギルガメシュの血


神と人間のハーフとか、クオーターならイメージしやすいですね。

あ、おれ、人間と神のクオーターなんだ。父は人間なんだけどね。母がハーフでさ、母方の祖父が神なのよ。

みたいな。

逆に、父が神で母がハーフなら、神が4分の3。スリークォーターです。

で、ギルガメシュは3分の2が神。

そう簡単ではありませんね。


3分の2の話


いま読んでいるのはギルガメシュ叙事詩そのものではなく、神話や宗教と科学や数学をテーマにした本です。その中にギルガメシュの3分の2の話がありました。

3分の2に近づくことはできますが、きっちり3分の2は無理だそうです。

3分の2は無理だ、と書いてあるだけで具体的にはどう無理なのかが書いてありません。

んー

やってみよう。


まずハーフから


ご先祖様に遡って考えると混乱したので、現世代から次世代以降を考えます。

収束の目標は2/3, 0.666666・・・

第1世代:神と人間のハーフ(1/2, 0.5)
第2世代:第1世代と神の子(3/4, 0.75)
第3世代:第2世代と人間の子(3/8, 0.375)
第4世代:第3世代と神の子(11/16, 0.688)
第5世代:第4世代と人間の子(11/32, 0.344)
第6世代:第5世代と神の子(43/64, 0.672)

だいぶ近づきました。


第10世代


第10世代で683/1024 = 0.667

これは、2.001/3 です。ほぼ2/3ですね。

とは言え、この考え方で合ってるのかな。まあでも両親から等しく遺伝情報を引き継ぐとして、このやり方なら、2/3に近づくことはあっても、2/3に一致することはありませんね。

たぶんいいんでしょう。(最後はちょっといい加減)


本の楽しみ方


本を読んで脱線するのは楽しいです。

本は一気に読むのもありですし、書いてあることに触発されてあれこれ考えてみるのも楽しいものです。時間のゆとりがあるときに面白い本に出合うと脱線が多い気がします。

で、思ったのは

どこかの星に遺伝情報3つから成る生物がいたら・・・

神・神・人で2/3、いけるんじゃない!

最後は神話からSFに脱線してしまいました。(^^;

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いまどきの就活のマナーは大変だ おっさんで良かったと思う記事

企業説明会で社長が説明しているときに、ペットボトルのお茶を飲むのはマナー違反

だそうです。

「説明会で社長が講演しているときに、お茶を飲んでいる学生がいた。社長は降段後、『あの学生の名前をチェックして、必ず落とすように』と静かに怒っていた」という話があります。[外部記事]

いやー、大変ですね。

今回はこの記事の雑感です。


マナー違反?


元記事は「日経カレッジカフェ」にあったものです。

そこから引用します。「机の上にペットボトル→マナー知らず」という小見出しの後にこうあります。

講義を受けている最中に机にペットボトルを出しっぱなしにする。もはや大学の日常と言ってもいいでしょう。大学や講義によっては教員の話を聞きながら飲む学生も珍しくありません。

このマナー違反は「今どきの学生は」論で語ることもできます。


んー、マナー違反ですか。

私にはマナー違反の感覚が無いんです。

マナーであれば、わりと広く社会一般の共通価値観になっているはず。たとえば図書館では大声を控えるとか、待ち行列の割り込みはしないとか。

多くの人がそうだよねと思えるものがマナーだと思います。

でも授業中や就職説明会のお茶は意見が分かれそうな問題ですね。

お茶を飲むことの是非は個人的な価値観であって、社会で共有されているマナーとは違う気がします。


マナーの押しつけ


ある規模の社会的集団の中で、お互いに不毛な対立を生まないための知恵がマナーです。

こういう場面では、こういう行儀作法が適切だよね

という大まかなコンセンサスです。

それは社会の中で自然発生的に醸成されるものでしょう。誰かが「これがマナーです」と言って、それを押し付けるのはちょっと堅苦しい気がしますね。

ペットボトルのお茶でも、水筒の水でも、コーヒーでも。水分補給くらい自由にすればいいのに。


マナーに厳しい弊害


ちょっと脱線します。

マナーを強調するのって、「べき論」に近い気がします。

災害派遣で頑張る自衛隊員は人から見えないところで食事と休息を取るそうです。また、猛暑で熱中症の救急出動が増えたころ「救急車でコンビニ等に立ち寄り飲料水等を購入する場合があります」と名古屋市消防局が市民に理解を求めたことがあります。

自衛隊はひたすら災害復興に対応すべき。休むとは何事か。

救急隊は常に救急に備えるべき。救急車でコンビニに行くとは何事か。

といった声があるからでしょう。

マナーやべき論は必要ですが、行き過ぎると厄介です。ほどよい程度がいいですね。


思うこと


私が就職したころはもう少し緩かったです。

氷河期前なので。

緩かったというよりは、その手の情報があまり出回っていなかったと言うべきかも。

インターネットで情報が飛び交ってスマホでいつでもチェックできる時代ではなかったのが良かったです。情報に振り回されないで済みました。

いまどきの学生は大変ですね。情報過多ですから。

多くの人が不快にならない程度のマナーがあれば十分な気がしますし、マナーを言い過ぎるのは野暮な気もします。

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年末ご挨拶

2018年も終わりつつあります。

今年は年末にかけて慌ただしい相場となりましたね。

投資の成果はまあこんなものかなーという感じです。既に越冬用のポジションなので、投資に関しては冬眠して春が来るのを気長に待つつもりです。

ブログは適度なペースで書いていきたいなと思っています。


今年読まれた記事の話題


ブログ村で「今年読まれた記事」の話題を見かけました。

私も乗ってみようかな。

逆張りで。

今年書いた記事で、それほど読まれなかったランキングです。息抜きの話題が多いです。

1位:日本橋三越本店に ネコ像 期間限定

2位:春を満喫した一日

3位:ネコ捕獲中

4位:久しぶりに読書を楽しんだ一日

5位:東京に雪が降るメリット


来年もよろしくお願いします


というわけで、来年もマイペースでやっていくつもりです。

投資の話題も書きますし、時事ネタも書くと思います。単なる息抜きの話も書くと思います。

とりとめのないブログですが、よろしければ来年も立ち寄っていただけたらと思います。

もうすぐで2019年ですね。

よい年をお迎えください。

小黒とら

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