と思える記事がありました。
ダイヤモンドオンラインの山崎元氏の「『レバレッジを掛けた積立投資』が『あり』だと考える理由」です。[外部記事]
レバレッジで長期投資
首をかしげたくなる部分を引用します。
長期的に持ち続けることが前提であり、短期の売り買い用ではない。潤沢な人的資本を背景に、株式のリスクを早く大きく取りたい人向けだ。特に、外国株式(先進国株式)、全世界株式などのカテゴリーでレバレッジが掛かっている商品が提供されると魅力的に思える。
長期的にレバレッジのかかったファンドを持つんですか・・・
いやあー、やめた方がいいです。
レバレッジのかかったファンドの特性を知らないから言えるのかな。
そう思える記事です。
「なし」と考える理由
ブル2倍型ファンドは、毎日の値動きが原資産の2倍になるように先物のポジションを調整します。
原資産が10,000円→9,000円→10,000円→11,000円→10,000円になったとき
日々の値動き率は、-10% → +11.11% → +10% → -9.09%
ブル型が原資産の2倍でトラックした場合
日々の値動き率は、-20% → +22.22% → +20% → -18.18%
この値動きからブル2倍の基準価額を計算すると
10,000円→8,000円→9,778円→11,733円→9,600円
レバレッジを掛けていない方は、往って来いの相場で基準価額が10,000円に戻りました。しかしブル2倍型は9,600円です。
これがレバレッジ型投信の特徴です。
私なら長期投資はおすすめしません。
言いたいこと
山崎元氏はこう言います。
アクティブファンドはパフォーマンスがさえない上に手数料が高く、インデックスファンドでは運用手数料の引き下げ競争が煮詰まりつつある現在、運用業界にとって、「レバレッジが掛かった、安価なインデックスファンド」は可能性のある商品開発の選択肢ではないだろうか。
特に、金融業界にお勤めの読者諸氏には、頭の体操の1つのサンプルとして考えてみてほしい。
んー
レバレッジを掛けた投信は長期投資に向いていないのではないだろうか。
特に、山崎元氏には、頭の体操の1つのサンプルとして考えてみてほしい。
すみません、最後の表現はパクリです。
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日本株のレバ型投信(3倍とか4.3倍)が既にありますが、日々の減価が激しすぎてすぐに償還になってはまた新規設定を繰り返しています。
レバ型投信ってのはそういうもので、例えコストが低かろうが外国株だろうが値動きによる減価には勝てないんです。こんなんでどうやって長期投資すればいいんでしょうね?笑
※4139:ニャーゴさん
そうですよね。レバ型投信は値動きの減価がありますね。
山崎元氏の知識や経験ってどうなんだろうと疑問に思います。