実際どうなんでしょうね。
常識とは多くの人の共通認識で、あまり議論の余地のないことを指すはず。ところがアクティブvsインデックスは永遠のテーマです。議論の余地は大いにあります。
そういう論争に「常識」を持ち出すのは詭弁的。そう思ってました。
なので、常識を疑えとの日経記事は興味深い内容でした。
常識を疑え
日経の「投信の運用成績 『インデックス型優位』の常識は疑え」を読みました。[外部記事]
引用します。
投資家にとって「アクティブ型は選ぶのが面倒だから日経平均連動型」というのは現実的な選択法だ。しかし、インデックス型を上回る好成績を上げているファンドが数多くあり、その中から特色のある投信を選べるという事実は、きちんと押さえておきたい。
常識もいいのですが、事実も大事ですね。
元記事の基本的なメッセージは「インデックス以外の選択肢は広い」という点です。
多くの場合、アクティブとインデックスを「優劣の点で」語りがちです。そうすると、どうしても不毛な議論になりやすいです。いわゆる神学論争です。
元記事は優劣ではなく、選択肢の広さを指摘する点がいいなと思いました。
まったく同感
もう少し引用します。
「インデックスか、アクティブか」という区分けだけの投信選びでは、様々な投資機会を見逃してしまう面がある。単純な二元論はそろそろやめて、どんな分析・情報が投資家にとって有用なのか、議論を一歩先に進めるべきだろう。
まったく同感です。
単純な二元論からは卒業すべきですね。
思うこと
インデックスか、アクティブか。
悩ましいのは二元論の枠組みで自分の投資法を最善と思っている場合です。そういうケースでは二元論を捨て去るのは大変です。
いったん二元論で思考の枠組みができると、そこから抜け出すのは一苦労です。
AかBかで選択肢を狭めるより
AもBもの中から選択した方がいい。
改めてそう思いました。
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コメントありがとうございます。
拝読しました。(^^)