医学はサイエンスではない−○○健康法はほどほどに　Kimama日記

医学はサイエンスではない−○○健康法はほどほどに

糖質制限によるダイエットは
もうかなり前から、その効用が言われてきていて
私も、そうなのかなと思うようになってきていました。

しかし、↓のような記事がありました。

じつは「動物性たんぱく質」は摂りすぎてはいけない…死亡リスクが上がる「危険な食べ方」に専門家が警鐘
https://gendai.media/articles/-/133078?imp=0
＞高タンパク質の食事である糖質制限食は、糖尿病や肥満にはよくても、
＞がんの予防という観点からはよろしくない、という考え方もできるかもしれません。

私は、医学というものはサイエンスだとは思っていません。
結論から言うと、
『なんだかわからないけど、良い効果があるから使おう』です。
薬などの作用機序なんて二の次です。
どうして効くのかなんて、重要視されません。

ですから、一時これが良いなどという健康法なり治療法なりが、
ある日、『それは間違っていた』というようなことが起こるのです。

精神医学では、
ロボトミー手術いう脳の一部を破壊するような治療法？があって、
その開発者はノーベル賞をとっています。
しかしその後、その重篤な後遺症のため現在は行われていません。

あとは、甘味料ではサッカリンがダイエットに有効であるともてはやされ
その後に発がん性が指摘され禁止となり、
またその後に、やっぱり発がん性はありませんでしたとなりました。
すでに、お笑いの世界です。

スポーツ医学では、
ウサギ跳びがトレーニングとして行われていたり、
運動中に水を飲むなとか、
野球では投手は肩が冷えるから水泳はダメ
とか、とんでも理論がまかり通っていた世界です。

病気になったら、病院に行き治療を受けなければならないので
医学を全否定することはもちろんできません。
ですが、あまりに信じ込んで、極端なことはしないほうが良いと思います。
それ以外にできることはありませんし。

新しく出てきたような健康食品などは
やめておいたほうが良いと思います。
小林製薬の件は健康食品業界全体に大きな影響を与えたと思います。

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